2020/06/23 のログ
ご案内:「月神本家」に月神 詠さんが現れました。
ご案内:「月神本家」に彩紀 心湊さんが現れました。
月神 詠 > 「到着いたしました。こちらでございます」

離れから母屋へと続く渡り廊下を歩き、途中で横に分かれた道の方へ行けば、そこに浴場はあった。
竹の柵越しに湯気が立ち上り、水の流れる音が聞こえてくる。
もしかしなくてもこれは───露天風呂なのでは? とあなたは思うだろう。

彩紀 心湊 > 「……え、露天風呂。
いや、2人一緒に入りそうなので大きさは少し察してはいたけれど…。」

さすが豪邸…敷地内に露天風呂とは恐れ入った。
いよいよ、ここで寝泊まりしたら寮に戻れなくなりそうという危機感を覚え始める。

月神 詠 > 「流石に天然温泉ではございませんよ。大きいばかりで持て余してしまって……」

この家に住む詠自身、これはちょっとやりすぎでは? と思うところはあるようだ。
苦笑しながら脱衣所へとあなたを案内していく。
本来は家族で順番に使う場所なので、男女の区別はされていない。
いくつか並んだ脱衣カゴには浴衣とタオルが入っていた。

「服は洗って明日お返しいたしますね」

そう言って服を脱ぎ始める。
まずブラウスに手をかけ、ボタンを外していくと……そこから覗くのは下着ではなく白い布。
どうやら制服の下にサラシを巻いているらしい。

彩紀 心湊 > 「これじゃ掃除も大変そうね………。」

おそらく、そういった掃除などを行うものも当然のごとく雇っているのだろう。
友人の家に来たはずなのに気分としては高級旅館に泊まりに来たかのように錯覚する。

「と……わざわざありがとう。本当に世話になり……ぱな…し……。」

サラシ。
このご時世にサラシ。思わず二度見した。
いやしかし、彼女は弓道部というのは聞いた覚えがある話だし…弓というのは少し大きいだけでも押さえつけなければ弦が当たってしまうと聞く。そういった意味では仕方ないのだろう…とここまでの思考時間は1秒。
自分も、服を脱いでブラジャーのホックを外していく。

月神 詠 > しゅるっ……とサラシが解かれていく。
それを待ちわびていたかのように、押さえつけられていたものが姿を見せ始め───

"ばるんっ!"

そんな音がしそうな勢いで二つのたわわな果実が飛び出した。
解放された後は重力に従って垂れるでもなく、程よい形を保ったまま反動でまだ少し揺れている。

「ふぅ……」

戒めを解かれた開放感から息を吐きつつ、あなたの視線には気付いていないようだ。

彩紀 心湊 > 「——……。」

揺れた。
すごい、ゆれた。

彩紀はそれなりに銭湯などにも行くし、同性と大きな湯で一緒に入ることはもはや慣れきってはいるが。
だからこそ、その胸の果実は三度見に値するものだった。

「……で。………か。」

いや、自分も貧しい部類の人間ではないつもりではある。
それなりのサイズであるとは思ってはいるのだが…が…流石に同性であっても目を奪われてしまうほどであったのだ。

月神 詠 > 「……? 心湊さん、何か仰いましたか?」

あなたの声に振り向けば乳も揺れる。それはもう、たゆんと揺れる。
房の大きさに反して奥ゆかしい陥没ぎみの先端部も、同性相手に隠す必要性を感じていないため丸見えだ。
そのままスカートに手をかけ、留め具を外して脱いでいく。

流石にパンツは普通だった。普通の、白の無地である。

彩紀 心湊 > 「…ッ、いえ…な、なんでも……。」

まずいまずい。
いくらものすごいものといっても、流石にガン見はまずいと露骨に顔を背けた。
こういう時、どうしたらよいのだろう。このまま意識しないふりをしながら平静を装うのが正解か。多分正解だ。
出来ればの話だが。

「ええと…先にお湯浴びてるから…。」

あまり視線を向けるものではないと、足早に湯の方へと向かう。

月神 詠 > 「……? は、はい。かしこまりました」

そそくさと先へ行くあなたに首を傾げながら残りの衣服も脱いでいく。
一糸纏わぬ姿になったところで、手拭いを手にこちらも湯へと向かうだろう。

さて、脱衣所を出れば竹壁に囲まれた露天風呂。
頭上には満天の星空が広がり、四隅に置かれた灯篭の淡い光と月明かりだけが辺りを照らしていた。
温泉は地下水を汲み上げて沸かしており、獅子を模った石像から湯気を立てて流れ込んでいる。
天然ものではないため特別な効能などはないが、気分だけでも浸れることは間違いなしだ。

彩紀 心湊 > ザバァ……。と、湯を掬って頭から浴びる。
6月末、確かに夏も近い季節ではあるが、夜であってもこの程度の涼しさなら逆に心地よさすら感じる。
先の雑念を振り払うように顔を洗えば、ゆっくりとその身体を湯に落とす。
もっとも、詠ばかり意識している心湊ではあるが、彼女も彼女で、細く整った美麗な体付きであった。

「……きれいな場所ね……。」

今日は星もよく見える。周囲には風情を感じさせる淡い光を認めれば、くつろぐようにして天を見た。

月神 詠 > 「お湯加減は如何でしょうか?」

後から入ってきた詠も、桶に湯を掬いながらあなたに訊ねた。
家庭の風呂より若干熱めになっているが、夜風も相俟って熱すぎるということはないだろう。
何より、一日の疲れが溶けていくような感覚がたまらない。

「隣、失礼いたしますね」

やがて、あなたの横に爪先から浸かっていく。
んふぅ……と染み渡るような息を吐きながら湯船の淵に背中を預けると、同じように天を仰ぎ、おもむろに口を開いた。

「……我が家が露天風呂の理由は、月が見えるからというのもあるのですよ」

彩紀 心湊 > 「ん…本当に、丁度いい…。」

ふぅ……と脱力するように息を吐きつつ、流し目で隣に来たアナタを見つめる。
ぽけり…とした表情は、普段の硬い雰囲気とは異なり、どこか色気を感じさせるものかもしれない。

「……月が……?」

月が見えるというのは確かに綺麗ではあるが、この家の場合それだけではないのだろうと顔と耳を傾けた。

月神 詠 > 今日はたまたま満月の日で、詠の瞳と同じ黄金色の輝きを望むことができる。
月は魔性を持っているとは言うが、それを一笑に伏すこともできないほど神秘的だ。

「私達、月神一族は代々……月女神の加護を賜って繁栄してきたそうです。
 月の光を浴びるということは、月女神の寵愛を受けるに等しい行いだと信じられてきました」

淡光に照らされた彼女の横顔もまた、どこか現実離れした雰囲気を纏っていた。
月に向かって白く細い腕を伸ばす。決して届かない、けれど常に傍にあるとされてきたもの。

「───なんて、御伽噺のようなものですけれど」

不意に視線を戻し、あなたの方を見て笑う姿はいつもの詠だった。
しっとりとした色気を纏うあなたを見て、ほんのり頬が赤くなる。

彩紀 心湊 > 「月の女神……。……その加護、ね…。」

そこから見えた彼女の姿は、とても優美で神秘的なものだった。
彼女の肌は月に照らされ、自然と視線がそこへと寄せられる。
とても綺麗だと……素直に、思うと同時に。

「……ふふ…綺麗ね。」

ゆるりと濡れた手を貴方の頰へと伸ばす。
愛いものを見つめ、愛でるように。くすりと笑って頬を撫でる。

月神 詠 > 「ふゃっ?」

頬に触れられて気の抜けた声を上げた。
心なしか、肌の赤みがさらに増した気もする。

「え、ええ……綺麗な月、ですね?」

その"綺麗"がどれに向けての言葉なのか分からず、曖昧に頷いた。

彩紀 心湊 > 「……。」

これはほんの出来心。
そう、今の気の抜けた声にゾクッ…とした感覚を覚えてそれに後を押されたわけではない。

「………貴方が、だけど。」

行い自体はちょっとした悪戯。
隣に座る貴方へ、そのままゆっくりと顔を近づけて…小さく、囁くように告げる。

月神 詠 > 心湊の端整な顔が近付いてくる。
普段の淡泊さが抜け、どこか熱を帯びた眼差しが見つめてくる。
その目に射抜かれてしまったかのように身体が動かない。

「心湊……さん……?」

風が周囲の枝葉を揺らす音が遠ざかっていくような感覚。
やっとのことで声を絞り出し、あなたの名前を呼ぶのが精一杯だった。

彩紀 心湊 > 「………ふ。」

嗚呼、駄目だ。と、笑みが溢れる。
そんな目で見ないで欲しい。
自分にその気は無いのだと思っていたのだけれど。
こうも綺麗で、そそられるものを見せられてしまっては、ほんの少しくらい狂ってしまっても仕方がないと。

「……詠。」

じっと、熱を秘めた視線でアナタを見つめればその唇を優しく奪い取った。

月神 詠 > 「んむっ……!?」

───魔が差した、とはこういう事を言うのだろう。
月は魔性を持つとされているが、狂気をもたらすものとも言われている。

いったい何が起きている? どうして自分は友人と唇を重ねている?
突然のことに詠は思考が追い付かず、目を白黒させることしかできずにいた。
しっとりと汗ばんだ額からは、ほんのりと女の香りを漂わせている。

彩紀 心湊 > 「…ん、ふ……。」

本当に、らしくない。
こんな衝動に身を任せてしまうなど。
図書館にしてもそうだ。普段は絶対にあんなことはしないのに。

重ねられた唇は、ゆっくりと離されて…目を白黒させる友人を見ればいつものように苦笑を零した。

「…ごめんなさい…。……なんででしょうね…独り占め、したくなっちゃった。」

今更ながらに鼓動が早くなるのを感じる。きっと、自身の顔も今真っ赤なのだろうと思うと自分のしたことなのにと妙に恥ずかしくなってきた。

月神 詠 > 「ん、はっ……ふぁ……困ります…………」

あまりの事に呼吸を止めていたのか、唇が離れると同時に肩で息をし始めた。
戸惑いがちに腕を抱けば、胸がぎゅっと押し潰れる。
眉尻を下げ、彷徨う視線で時折あなたを見つめながら、続く言葉を紡ぐ。

「このような所では……せめて、寝室に……」

自分でも何を言っているのか分からなかった。
けれど、今された事が嫌ではないと感じたら───自然と受け入れてしまう。

彩紀 心湊 > バクバクと、鼓動が激しくなる。
それと同時に…先と同じ衝動のようなものが再びせり上がってくる。

「……寝室なら、いいのね?」

止めておくべきだ。

理性はそう言っているが、溢れた言葉はそれだった。
月夜に照らされた細い手が、アナタを導かんとするかのように差し伸べられる。
向かう先を語るのは、野暮というものだろうか。

月神 詠 > 差し出された手を、一度は躊躇いながら、それでも取って頷いた。
言葉は発さず、ただ静かに湯から上がる。
なだらかな曲線を描く火照った肢体を、透明な雫が滴り落ちていった。

互いに無言のまま体を拭き、浴衣に着替え、来た道を戻っていく。
部屋に着けば、どちらからともなくベッドに上がるのだろう。
出る際に消した電気は点けないまま、窓から差し込む月明かりだけを頼りに見つめ合う。

彩紀 心湊 > どうしたものか。
湯から上がったにもかかわらず、どうにも冷めることのない熱が良くない欲望を駆り立てる。
嗚呼…しかし、目の前の彼女のいじらしさを見てしまえば、私に限らず狂ってしまってもおかしくない。

「………んっ。」

ここに来るまで抑え込んでいた情欲を解き放つように、今度は先程よりもやや強引に唇を奪う。
激しい鼓動と、らしさもない息の荒さが、その余裕の無さを物語っている。

月神 詠 > 「心湊さ……んぅっ」

再び重なる唇。少しだけ強引なその迫り方に、却って情欲を掻き立てられた。
やはり呼吸を忘れてしまい、息苦しさにもまた理性が奪われていく。

「ちゅっ……ん……」

薄暗い部屋に二人のくぐもった声と、唇の立てる水音だけが響く。
押し倒されるような体勢で横になっており、はだけた浴衣からは火照りを帯びた素肌が覗いた。

彩紀 心湊 > 「っ…は、ぁ………詠……。」

されるがままな彼女から、ゆっくりと顔が離れ、その視線は今度は胸元へと移る。
そして、その手はゆっくりと浴衣へとかけられ…先程露わとなっていた果実を再び露見させる。

「………本当に…随分と、立派なものを持ってるのね……。」

情欲に駆られ、それでいてまだ辛うじて残る理性が感心の混じった声を零す。
月明かりに照らされる柔肌を、その手でゆっくりと揉み上げていく…。

月神 詠 > 「ぁ…………」

ぼんやりと霞む視界の中で、自分が浴衣を脱がされていく様を見つめている。
普段なら顔を赤くして隠すところだが……正常な判断力はとうに失われていた。
双丘はその手に余る大きさと肉感を誇り、しっとりとした手触りをあなたに返すだろう。
その頂点にある薄桃色の突起は未だに顔を隠している。

「ひゃ、あっ……んぅっ……」

優しく揉みしだかれ、自然と熱っぽい声を上げてしまう。
浴衣のスリットから覗く脚をもじもじと擦り合わせながら感じていた。

彩紀 心湊 > 「………気持ちいいの……?」

他には誰もいない、2人だけの部屋。
呟きのような囁きも、布が擦れる音もよく響いて聞こえる。
それだけでも、情欲を掻き立てられるというのに、この豊満な胸を好きにしている優越感がそれを更に加速させる。


嗚呼……、と。女はソレを見逃さず。
もどかしげに動かすその太腿をなぞるようにして指が這う。
そして、それはゆっくりと下着越しの割れ目へと向かっていき…優しく愛撫する。

月神 詠 > 「だって……心湊さんの手が、んぁっ……私の胸、そんなに揉んではぁ……っ」

微妙に返答になっていない声を漏らしながら、潤んだ瞳であなたを見る。
垂れた前髪から覗く青い目に支配欲を感じ取り、それだけで身体の芯から熱いものが込み上げてきた。
その熱はやがて蜜となって溢れ出し、指の触れた箇所から湿った音を立てる。

「やっ、そこは……んぁあっ!」

甘い痺れにも似た快感が襲い、堪らず声を跳ねさせた。
身体もびくびくと震え、立ち上る雌の匂いが部屋を満たしていく。

彩紀 心湊 > その目だ。そんな潤んだ目が、堪らなく心を掻き立てる。
その声が、どうしようもなくこの手を惑わせる。

「………可愛い…。」

ただ、それだけ。わずかに乱れた呼吸とともに呟く。
しっかりとソコが湿り気を帯びたのを認めれば、スッ…と下着をずらして割れ目へと向けて指を忍ばせる。
少女をただ絶頂へと導かせるために、その指は水音を掻き鳴らしながら秘部を蹂躙する。