2020/06/24 のログ
月神 詠 > ぴったりと閉じた割れ目は、しかして滑るように指を受け入れた。
ぬめりを帯びた粘液があなたの指に纏わりつき、潤滑油となって一息に飲み込んでいく。
熱くうねる膣壁が、詠が感じるのに合わせてきゅうきゅうと収縮した。

「はぁぁ……っ! わたくしの、なかにぃ……♡」

嬌声も次第に艶やかに、気持ちよさそうな声音へと変わってきている。
滴る愛液の量もどんどん増していき、今や洪水のように溢れていた。

「心湊さっ……心湊さまぁっ! もっと、もっと強く……はぁあんっ♡」

あなたの指に合わせて腰をくねらせながら、より激しい愛撫を懇願する。
そこに平時の清楚さはなく、雌としての本能を曝け出していた。

彩紀 心湊 > ああ、堪らないほどにゾクゾクとする。
もっと、もっと、虐めてあげたいと。

「…詠……ッ…!」

ただ、彼女を激しく愛でる。
気付けば、自分の浴衣も乱れきってその肌が露わになっているがそんな事を気にすることはもはやない。
ただ、今は彼女を嬲る獣のような手付きで彼女を襲う。

「……いいけど…心湊、よ……詠……っ♪」

求められたのなら、ソレに応えるように、激しく肉壷をかき回し…その愛液をドンドンと掻き出して。
そして、様付けをしたお仕置きとばかりに、胸の突起へと優しく噛み付いた。

月神 詠 > 「も、申し訳ございま───ひぁああぁっ!?」

身体が発情していくにつれ、僅かに顔を覗かせていた"そこ"を甘噛みされると、ひときわ甲高い嬌声を上げた。
秘部の刺激と合わせて逃れようのない快楽が全身を駆け巡る。
それは限界まで昂っていた詠を弾けさせるには十分すぎる刺激であった。

「んぉおっ♡ くるっ♡ キてしまいますぅぅうッ♡」

だらしなく股を開き、腰を浮かせて痙攣しながら果てる。
膣肉は痛いほどにあなたの指を締め付け、引き抜けば後を追うように潮を噴き出すだろう。

彩紀 心湊 > 「……ぁ、は………。ええ、いいわ…イって…!見せて……っ……。」

被虐的な嬌声を聞けば、思わず口角が上がる。
サディズムに満ちた笑みを詠に向けて、そのまま彼女を絶頂へと導いた。

「……っ…詠……。」

果てた彼女から指を引き抜けば、愛おしそうに、そんな彼女を抱き寄せて。
最後に…優しくその唇を重ねることだろう。

月神 詠 > 未だ絶頂の余韻冷めやらぬ肢体は小刻みに痙攣を続けている。
抱き寄せられ、再三重ねられた唇に応えようとするが、あまり力が入らないようだ。

「はぁ、はぁ……心湊ぉ……」

あなたの"言いつけ"通りに名前を呼んで、とろんとした表情で余韻に浸る。
上と下、両方の口から涎を垂らし、ベッドに身を投げ出した様はより嗜虐心を煽るかもしれない。

───その時、不意に室内が暗くなる。雲が月を隠してしまったのだ。
まるで本当に月が二人を狂わせていたかのように、その拍子にはっと我に返る。

彩紀 心湊 > 「…………。」

ドキリ、とときめく。
何時からだろう。悪い熱から冷めたかのように、視界は鮮明になって…思考も幾分か回るようになってきた…気がする。
それでも、その表情はそそられるものがあったが。

「………っ、ええ、と………。」

ごまかすようにして、詠を抱きしめたまま離さない。

月神 詠 > 「…………はれ……?」

こちらも呼吸が落ち着くと共に正気を取り戻してきた。
自分が置かれている状況、ここまでの行為が思考を駆け巡り───

「はわ、はわわわわっ!? わ、私はなんという事を……!?」

羞恥心が爆発。一瞬で耳まで真っ赤になってしまう。
顔を覆いたいほどだが、抱きしめられているため腕が動かせない。
振りほどこうという発想に至らない辺り満更ではないようだ。

彩紀 心湊 > 「……ご、ごめん……なんか、私も……どうか、してて……。」

対するこちらも、耳まで真っ赤にして友人の身体に顔を埋めている。
こんな事を他人にしたことなど生まれてはじめてで、暗にそういう知識があるということをフルオープンしてしまった形でもあるが故であった。

「……ほ、ほんと…ごめん……。いえ…その…正直……可愛かった……のだけど……。」

やや冷静さが戻ってきた脳みそに置いてもこうして抱きしめている辺り、安心していたいのだろうか。
そして、その安心感からボソリと余計なことも溢れる。

月神 詠 > 「私の方こそ、ひどくお見苦しい姿を───かっ、かわ……!?
 ま、まぁその……正直を申せば、少々強引な心湊さんも……良かったです」

そっと抱き返しつつ、聞こえてきた呟きに感想を返してしまう律儀さ。
顔を埋めれば、先程まであなたにもみくちゃにされていた柔肉が優しく包み込んでくれる。

「私、このような行為は経験がなく……自分があんなに乱れてしまうだなんて、思いもしませんでした。
 ですが、その……嫌ではなかった、というか。むしろ……ごにょごにょ」

恥ずかしそうに口ごもるが、密着しているあなたには確かに聞こえた。
"くせになってしまいそうです"と。

彩紀 心湊 > 「ん゛……っ。
…………こんなの、らしくないんだけど……。」

らしくない姿を、良いと言われてしまうのはなんとも言えない気分ではあったが、そんな自分だからこそあんな可愛いものが見れたのだと思うと悪くはない気がしてくる。

「…わ、私も…その…初めて、で…。
……………えと……。――………。」

それは、お返しのように小声での返事。無論、こんなこと言ってしまうのは死ぬほど恥ずかしいではあるが。
"正直、興奮した"と。

「……その……でも、こういうの…好きな人が、最初のほうが…良かった…わよね…。
……なんでも、責任取るから………。」

いくら、肯定してくれるとはいえ、やってしまったものは重い気がする…と顔を上げて告げる。

月神 詠 > まともに顔も見られないほど恥ずかしい。顔から火が出そうだ。
それでも先程までの交わりは強く脳裏に焼き付いていて、一生忘れられそうにない。

「責任だなんて、そんな。女同士ですし、そう重く考えていただかなくても。
 心湊さんには心湊さんの将来がございますでしょう?」

そんな惚けた頭でも、責任という言葉を聞けば首を横に振る。

「今宵のことは……そう、月が私達を惑わせたのです。ですから───」

───なかったことにいたしましょう、と。
谷間から見上げるあなたの顔を真っ直ぐに見つめて、告げた。

彩紀 心湊 > 「そ、それはそうなのだけど……。」

重い、のだろうか。これを軽いというのも、やはりワタシ的には納得がいかなかった。
なにより…彼女は月が惑わせたとは言うが――

「………。……ごめん…それは…。」

出来無さそう、と。
開かれる口を塞ぐようにして、唇を合わせた。

月神 詠 > 「っ…………」

返答の代わりにもたらされた唇の感触に、僅かに目が見開かれる。
口ではああ言ったが、身体の方はとっくに彼女の味を覚えてしまっていて。
抗いようのない感情が理性を押し流していく。

「……ずるいです。そんな風にされたら、私……」

けれど、この疼きは自身の被虐性欲も大きく関係しているものだ。
身を任せれば対等ではいられなくなってしまうかもしれない。

彩紀 心湊 > 「………初、体験…だもの…。」

忘れられるはずがない。
なかったことには出来ない。そういう嘘は、つこうと思ってもつける気がしないと。

「……でも。…アナタばかりは…不公平でしょう?」

そんな様子に、顔を真赤にしながら"ずるい"と言った。
恥ずかしくて恥ずかしくて、死んでしまいそうだが…駄目だろうかと、目を合わせる。

月神 詠 > そんな葛藤を吹き飛ばしたのは、いじらしいほど控え目な"ずるい"の一言だった。
詠が言った"ずるい"とはニュアンスが違う。彼女の方から求めてくれている。
であるならば、それに応えないわけにはいかないだろう。

「貴女がそう仰るのでしたら……いいえ、そうではありませんね」

頼まれたからやるのではない。お互いに同じ気持ちだから、したい。
上手く出来るか分かりませんが───と前置きしつつ、あなたの浴衣に手をかける。


窓の外では、月が雲間から再び顔を覗かせていた。

ご案内:「月神本家」から彩紀 心湊さんが去りました。
ご案内:「月神本家」から月神 詠さんが去りました。
ご案内:「愛と想いのアトリエ」にデザイア・ハートさんが現れました。
ご案内:「愛と想いのアトリエ」に緋桜 鶫さんが現れました。
デザイア・ハート > ――これは路地裏の襲撃やら何やらの数日前。

たまたま落第街の大通りで風紀委員の少女に見つかり、あれよあれよというわけでアトリエの審査をする事になったのだが…。

「というわけで、ここがボクのお店~。
一先ず上がって行ってよ。」

少女を案内してひとまず店内へと招く。
怪しげな物品や薬品が並んで見えるまさに魔女の工房とも言うべきそこは……まあ、ハッキリいって怪しさ満点であろう。

緋桜 鶫 >  
「ふむふむ、ここが悪の根源……もといキミのお店かー。」

やたら目を引く紅い制服と髪を揺らしながら店内へと入るが━━━

「………あれ??これはやっぱり1発で摘発かな???怪しさ120%って感じなんだけど?」

置いてある薬品などが怪しいけど綺麗だなーとか、そんな事を考えながらどこか好奇心に満ちた瞳で店内を見渡す。

デザイア・ハート >  
「悪の根源じゃないってば~。
そうそう、ボクのお店…。」

はてさてどういう反応を、微妙にお堅い感じがするこの風紀委員さんはするのだろう…と様子を観察する魔女であったが。

「まーそなるよね~。」

実に納得のいく反応であった。
実際に見た目だけなら非常に怪しい。

「まま、怪しくは見えるけど違法性のあるものはないよ。」

表には…という事はもちろん言わない。やぶへびになってしまう。