2020/07/13 のログ
ご案内:「どこかのネカフェ個室(過激描写注意」に妃淵さんが現れました。
ご案内:「どこかのネカフェ個室(過激描写注意」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
妃淵 >  
「へー、最近のネカフェの個室って広いんだなー」

終電を逃した人とか用だろうか、十分に寝れるスペースに毛布もある
滅多に来ないであろう少女は部屋を色々と物色している

「お、鍵もかけれるぞ。安い割に気が利いてるじゃん」

腕を引いてここまでやってきた二級学生の少女はまったく変わらぬテンションだった

水無月 斬鬼丸 > 「そ、そっす、ね…」

ネカフェを利用するのは実は初めてだ。
大体寝るときは家に帰るし
自宅のネット環境だって特に困ってはいない。

「こう、もっと開放感ある感じだと思ってたんで…
いや、いいっすけど…」

正直気が気ではない。
せわしなく周りを見たり、フェイを見たり。
横顔かわいい。

妃淵 >  
「ふーん、ホテルとか使うより安上がりでいいじゃん。寝るだけなら」

部屋の中を四つん這いで物色、カメラもないようだ

「──じゃ、する?」

毛布もあるぞー、と壁を背にして床に座り込む。体育座り
パーカー一枚しか着てないのもあって視覚的に大分際どい…

水無月 斬鬼丸 > 「まぁ、そうっすけどね…
防音とかわりとしっかりしてるんっすかね…?」

寝るというのがどういう意味での寝るなのかはともかく。
フェイはフェイでなんか動作が幼く見える。
かわいい。
が、投げかけられた言葉。
する?
そうだ…そのためにここにきたのだった…

「………よ、よろしく、おねがいします…」

見えそうで見えないその姿勢。
それだけでも耳まで真っ赤に染まるのが自分でもわかる。

妃淵 >  
「さあ…あんまりドタバタしなきゃいいんじゃない?」

壁はそんなに厚くなさそうだ
ブーツを脱いだ素足を艶かしく動かしながら、斬鬼丸を見上げる

「どうする?自分で脱がす?…それとも自分で脱ごーか?」

くす、と幼さの残る顔に妖艶さが混じったような笑み

水無月 斬鬼丸 > すーーーー
はーーーー
思いっきり深呼吸。
というか、素足…いや、素足なだけだ。流石に意識しすぎている。
おちつけ。

「し、しずかに、っすね…うす…」

アレって静かにできるもんなのか?
動画とかでは結構音と声とか…いや、そもそもうまくできるか?

「あ、え……?あ、ぅ、はい…えと、脱がす…ほうで…」

座り込む彼女の前に膝をつく
その笑顔…改めて魅了されるような感覚。
震えるな、手。その小さな肩に伸ばすんだから、がんばれ。

妃淵 >  
「ぷ、震えるほどのもん? 前におっぱい見たじゃん」

あまりの緊張具合に思わずぷすー、と呼吸が漏れる

近くによると香水や化粧品の香料の匂いなんてまったくしない
スラムに住んでる二級学生、しかも少女であれば尚更だろうか

ほんのりと少女特有の、甘い汗の香りがするような

「スキにしていいよ。
 キスしたければキスからはじめても、
 いきなりホンバンしたきゃ、濡らしはじめても。
 ヤりかた知らないってことなんかは、ないだろ?」

ビデオとか、見てるだろうし、と

水無月 斬鬼丸 > 「じ、自分でやるのとは緊張感がぁ!」

なれてる彼女にとっては可笑しいかもしれないが
こっちは割と真剣。
少女の匂いが鼻をくすぐれば、余計に早鐘を打つ心臓。

まだ始まってもないのに…血管破裂して死ぬのでは?

「好き…に…?
え、えーっと…それじゃ、その…」

脱がす前に改めて。
一度したことならそこまで緊張は…
緊張は…しない、はず…。
手はガチガチに緊張で固まっていたが、肩を掴むタッチは意外なほどにソフト。
そして、自身の体を寄せれば、少女の唇に自らのそれを重ねて

妃淵 >  
互いの顔が近づいて、互いの呼吸音が聞こえて
そろそろ体温まで伝わりそうな、そんな距離

とうとう唇同士がくっつけば、やわらかな、しっとりとした感触と共に、
その首へとまわされる華奢な腕を感じるはず

「ん…──ちゅ‥──」

ぴちゃ、と水音が跳ねる
それは少女、フェイが閉じている唇を開いて、ぬるりとした小さな舌を滑り込ませたことで発生した音──
相手の舌を探すようにぬるぬると動いて、見つければ絡みつき、吸い付くようにしながら、唾液の交換

これまでにしたキスという行為とはまるで違う、性行為のための、口吻
少女が生活のために覚えたその技術は、斬鬼丸が知るかどうかは兎も角しとて、プロの娼婦もかくやという出来栄えで…

水無月 斬鬼丸 > 触れるだけ…ではない。
先は緊張であまりはっきりとわからなかった彼女の柔らかさ
そして体温…伝わってくる。

「は…ぁ…、ん…」

抱きしめるフェイの体は、胸の大きさに隠れがちだが
全体的には華奢。
その背中を撫でるように何度も抱き直し、小さな舌に促されるように不器用に舌を伸ばす。

舌を絡め合わせる、口での交合。
鼻息を止め、口での呼吸もままならない状態。
だが、少女のキスの技術…それは心も体もどこまでも昂ぶらせていく。
そうしてるだけで、あとは少し刺激を与えてしまえば暴発してしまうほどに。

妃淵 >  
「……──♪」

斬鬼丸がおずおずとその舌を伸ばしてくる様子に、気分をよくする
首元を捉えていた手をするりとその、自分よりも大きな身体を撫で回して

片手はその胸元を、もう片手へ、彼自身の収まるズボンの股座へと
ゆるやかに撫でるように、ただしちゃんとその状態や形を確かめるように時おり強く

その間も、少しずつ呼吸を浅くしながらの口吻は続いて…
ようやく二人の唇が離れた時にには銀の橋がつぅと伝って、ぷつりと落ちた

ぺろりと下唇を舐める、その赤い瞳に熱の灯ったフェイエンの表情はどこまでも蠱惑的で、艶めかしい

水無月 斬鬼丸 > 背中を撫でられるだけでゾクゾクする。
フェイの手が体を這うだけで、ありえないほど気持ちいい。

「んっ…!む…ぅぅっ!!」

だが、もう一方の手が股座をするりと撫でて…
そのまま弄ぶように自身のそれを弄れば
低く呻くように声を漏らし、彼女の触れるズボンの奥の灼熱を爆ぜさせて

「はっ…はぁ…んぅ………」

息が荒い。
唇が離れ、舌が離れ、銀糸の橋が落ちても、その乱れが収まることはない。
部屋に先程までなかった青臭さが満ちている。

「…フェイ…っ…ぬが、す…からっ……!!」

彼女のパーカーに手をかければ、それをまくりあげる。
それはまるで、彼女の挑発的で、蠱惑的な表情に…赤い瞳にさそわれるようで。

妃淵 >  
「っと……」

呼吸荒く、パーカーに手をかける斬鬼丸
もう我慢できない、といったようで、いつもの彼よりもやや男っぽさを感じる
──ズボンの奥で既に一発目の吐精を終えているとはさすがに気づいていないけど

ぐい、とパーカーを捲くりあげられると程よい大きさ──少女の小柄さを考えれば大きいと言える、乳房がまろび出る
ブラジャーなんてものはつけていなかった
パーカーの下は、ショーツ1枚だけ──

「──イイよ、斬鬼丸のスキにして」

水無月 斬鬼丸 > 「ぁぅ…」

射精を終えれば冷静になるなど、誰が言ったのだろう。
頭の中は熱が籠もり、頬も耳も焼けてしまいそう。
こぼれ出た乳房は、試着室で見たそれよりもずっと近く。
きれいだ。

パーカーをめくれば下着だけ…。
これから会うときはずっと、この姿がちらつくんだろう。

「フェイ…フェイっ…!」

何も言葉が出ない。気の利いたことが言えない。ただ、目の前の少女の名を呼びつつ
その胸に触れ、首筋にしゃぶりつく。なにかタガが外れたかのように。

妃淵 >  
「ン……」

それは上手だとか、慣れているとはとても言えない手付き、行為だったが、
そういえば名前を呼ばれて抱かれるなんてことはこれまでほとんどなかったなー、なんてことを考えてしまう
そもそも互いの名前なんて知らないことのほうが多かっただろうか

そんな感情の揺らぎもやや手伝ってか、斬鬼丸の行為に合わせてフェイエンもまた、その華奢な体躯を震わせて、
牝の香るような、艶のある反応を見せてゆく
その手の触れる先端はしっかりと隆起して存在を主張し、
首筋を舌が這えば、浅く甘い吐息が漏れた

少女のほうから何をしようとはせず、ただ少年の、するがままに預けて…

水無月 斬鬼丸 > 「ちゅ…んぁ…はぁ……フェイっ…」

少し強めに吸った首筋。
赤い痕跡が残る。以前彼女が少年にそうしたようなマーキング。
唇を一度離せば、触れるその柔らかな乳房を見下ろす。
隆起したその先端…心奪われる。
体をずらし、甘く吸い付き、そのかわりに手は彼女の肌を伝い
肋を撫で、脇腹、臍…そして下腹部。
ショーツに触れる。

「あ…あ…ぅ…フェイ…ぬが、しても…」

いいか?と聞く余裕もない。
ぎこちなくゆっくり、その布を引きずり下ろしていく。

妃淵 >  
「──スキにしていい、って言ったヨ?」

いつかのようにするりと少年の顎先を撫でる
その表情は熱っぽく、赤い瞳が熱に撓むように
呼吸も浅く、熱い…

まで少年の、斬鬼丸の手で、そうなっていることを見せつけるよう

薄いベージュのショーツの中央にはしっとりとした湿りを感じる
斬鬼丸の手でそれが降ろされてゆくと、透明な液体が、つ…と糸を引いた
その奥には、年齢相応というべきか、産毛のような薄く柔らかな下草と、その奥に鎮座するスリットが見える
するりと、手伝うように片脚をあげて脱ぎ去ってしまえば、そこを隠そうとはせず、両脚を大きく開いて見せた
──、一段と濃い、雌の香りが漂う

水無月 斬鬼丸 > 「うん…う、ん…好き…好きだ…フェイ…
おれっ…」

少女の言葉に対しての返答としては適切じゃないだろう。
だが、想いは溢れて言葉になる。
フェイの指先が自陣の顎を撫でれば、胸元から再び
彼女の唇へと導かれて

「んは……はぁ…」

喉の乾きを癒すように、少女の唾液を飲み込んで少し体を引く。
放り捨てたショーツに隠されていた淡い茂み。
スラムで体を売っていた…などというのは嘘だったのではないかと思えるほどに美しい体。
思わず視線が釘付けになってしまう。
そこで、自分がまだ服を着たままだということに気づく。

「あっ…、あ…俺、俺も…っ!!」

慌てて上着を脱ぎ捨てた。

妃淵 >  
「──……」

好き、というのはまだよくわからない
まぁ…きっとそれはこれからこの目の前の少年が教えてくれるんだろう
多分、おそらく、きっと

2回めのキスを終えれば少女の顔もやや紅潮し、その肌にもじっとりと汗が滲む
慌てて服を脱いでいる様子はやや滑稽にも見えるけれど、
それが、少年のキモチが早っていることを示してもいるようで、

「慌てなくてもいいヨ。逃げないから」

その初々しさに思わず口元が緩む──

水無月 斬鬼丸 > 「うん…ごめっ…」

まくりあげただけのパーカー。
彼女の体から抜きるように脱がして
自分はズボンと下着を一緒におろしてしまう…が…
屹立したそれはすでにドロドロ。
白濁の残滓をまとっている。
恥ずかしいが…それでも、何もさらさないままというわけにはいかない。
彼女だってショーツを濡らしていたのだし…自分で…

このあと…このあと…そう、するんだ?

「フェイ…おれ、えっと…」

動画ではどうしてたっけ?エロ本では?
だめだ、全部フェイで上書きされて全然思い出せない。
フェイは…俺のこれ、を…
微笑む彼女の脚、ゆるく広げると…身をかがめてそのスリットに触れ、舌を伸ばした

妃淵 >  
ショーツに続いてパーカーを脱ぎ去ってしまえば、そこにあるのは完全に全裸となった少女の姿
左腕に入る赤い炎のような形のタトゥーが、フェイエンが世間一般の少女とは違うという雰囲気を醸し出す

「──いいって、ナニしたって……──ン」

売り物にしているようには見えない、整った秘部
むしろ売り物にしているからこそ、綺麗であるのかもしれない、が

そこに舌が触れれば、小さな声が漏れると共に華奢な肢体がぴくんと跳ねる
少年の…斬鬼丸によって少女が快感を得ている、という見えた証拠
舌先の肉孔からは透明な蜜が、誘うようにしどとに溢れて……

水無月 斬鬼丸 > こんなに間近で見るのは初めてで
どこがどういうものかなんてのは良くはわからない。
大雑把な形状くらいしか。

だが、フェイのそこはきれいで…
溢れてくる蜜の味…よくわからない。よくわからないけれど…
もっと、もっとほしい。
可愛らしい声も聞こえた。だからもっと。
スリットに舌を差し入れる。まるで、先程交わしたキスのように唇を押し付けて。
蜜あふれる肉孔も…その上の小さな孔も、色づく肉芽も、一緒くたに舌を這わせて

「ん、ふー…ふぅ…ん、ふ…んぅっ…!」

舐め取り、吸い、食み、飲み込んでいく。

妃淵 >  
「──く、ふ……っ……ぅ…」

入念、というよりも加減がわからないのかもしれないくらい、じっくり、たっぷりとした前戯
拙いといえば拙いのだろうけど、だからといって気持ちよくないわけもなく

丹念に自身の秘部を舐る少年を見る瞳は、その声と共に徐々に熱に蕩けてゆく、どころか、やや息があがって

「も、もぉ、よくね……?ふやけちゃう、ッて……」

やや途切れ気味に、そう上ずった声をかける
斬鬼丸とは違って処女というわけでもない
なんとなくホンバン前に達する…というのはみっともない気がした

水無月 斬鬼丸 > 「ぁっ…はぁ…は……」

フェイの柔らかな恥丘と淡い茂みをべっとりと唾液で濡らしてしまっているせいか
それとも別の要因があるのか
口元はドロドロに濡れていた。
声が聞こえていないのか少女の股に顔をうずめたまま拙い愛撫を続ける。
気持ちよくない?いや、それは仕方ない。自分はこんなの初めてなんだし…
フェイはそうじゃないんだし…

「あ、は、はぁ…ぇ…ぁ…?」

声からしばらく、実時間にして1分ほどだったか
ようやく顔を上げた。

妃淵 >  
「ちょ、っ、ぉ……っ!」

あ、やばい聞こえないやつだこれ
しつこいくらいに舐りまわされて、ふやけきった孔はお漏らしもかくやといった状況で

「し、しつこい……」

ややジトッとした目線
危うくホンバン前にイかされるところだった

「もう、お前ちょっと落ち着け……」

崩れかけた体勢を戻して、斬鬼丸の肩を両手で掴んで、どーん!と後ろへ倒す
どろどろになってい起立したままのそれに手を添えると──文句を言う間もなくそれを口の中へと収めてしまう
小柄な身体と動揺に小さな口、その腔内で舌が舐りまわすように、そしてやや卑猥な水音が聞こえそうな、吸い上げ
ちょっとした時間稼ぎの体もなくはなかったが、これはこれで…
男子学生、相応のサイズ。1回出しているにも関わらず元気一杯のそれを舐り、含み…
竿の裏筋を伝うように舌を這わせれば、その下に鎮座している睾丸にまで、舐るようにして吸い付く──

水無月 斬鬼丸 > 「あ、え…ご、ごめ…」

睨まれると少し萎縮したように。
加減がわからなかったのは事実だし
フェイが気持ちよくなってくれたらと考えたら
ついやめ時を失っていた。

「お、おちつけって…うわっ!?」

フェイがどう感じていたのかは知る由もない。
彼女の足の間から体を起こされれば、なすすべもなく押し転がされる。
後頭部をしたたかに打ったかもしれない。結構でかい音がした。
だが、顔を上げようとすれば、痛みなんて感じることすらできなかった。
少女の口淫、小さな口の中で、小さな舌が踊り、陰茎に愛撫を施す。

「うぁ…ぅ…ぅうっ!!」

青臭く、濃厚な少年の味。
脚がガクガクとふるえ、敏感な裏筋、陰嚢にまで彼女の行為が及べば…

「まっ!まって!!でっ…出る…ッ!イッ…く…から、まって…っ!!」

妃淵 >  
「…ダメだな。お返しだから我慢しろ我慢」

ぺろぺろとまるで棒アイスを舐めるようにしながら、そう答えが返ってくる
そう、お返しというか仕返しである
その後もまるで味わうようにして口淫を続け…

いざ我慢が限界、という状態を見ればぴたりとそれをやめて、身を離した
愛撫に交えて、いつの間にかピンク色の避妊具が装着されている
少年に冷静に観察する余裕があったなら、口でつけている様子も見えたかもしれないが
──破れた避妊具の袋は側に脱ぎ捨てられたパーカーの横に落ちていた
常備している、のかどうかはわからない

「いよいよだなー。どうする…?俺が上でも、お前が上でも、どっちもいいヨ…?」

ぎゅ、と抱きついてくる。そして耳元でそう囁いた

水無月 斬鬼丸 > 「うっ、く……うううっ!フェイっ…ご、め…あ、ぇ?」

限界近くまで煮立てられ
そのまま彼女の口で爆発してしまう!!
というときになって、少しの違和感と、口淫がやんだことで視線を下ろす。

なんかついてる。
これ、あれか。ゴムというやつ。
そうか、これからはこれも持ち歩かなきゃいけないのか。
今日は流れでここまで来てしまったから、全く考えていなかった。
いよいよ。彼女にそう言われて顔を上げる。
そうだ、いよいよ…彼女と…

「…お、俺…俺が…し、ます…。させて、くだ、さい…
えと、まずかったら、言って…ほしい…。
なおす、から…俺、俺でも…その…フェイ、が…良くなってほしい…し…」

ぎこちなく抱きかえす。
手は…まだすこし震えそうなほどに力が入らない。
でも、ここで譲れるほど、想いは小さくない。

妃淵 >  
「やっぱりもってなかったな」

ゴムを見てきょとんとした顔は見逃さない
まぁ、スラムに流れている違法ピルなんかもあるが…安価なだけに性能は疑わしい
今日のところは、こっちだ

「ふーん…。じゃ、任せよー…っと」

するするとその昂ぶった身体を撫でてから、わずかに身体を離す
そして、ころんとその場にその身を横たえて、──そこが、よく見えるように

「下のほーだからな。…間違えるなヨ?」

体躯に見合った、小さな孔
僅かに色づいたそれはまるで斬鬼丸を誘うように──

水無月 斬鬼丸 > 「…う…だって、こんなことになる機会とか…
な、なかったし…」

彼女の指摘に少し気まずい。
これからは忘れないようにしよう。
できれば薄いやつ。一番薄いやつを買おう。

体が離れる。この間に萎えてしまうなんてことはない。
フェイの姿があれば、そんな心配はいらない。
寝転んだ彼女の脚の隙間…足を上げ、開いたフェイの……

「え、えと……ここ…?」

彼女が大きく広げてくれていたおかげで間違うことはなかった。
先端を押し当てる。
避妊具越しにも感じる。熱い。

「んぅ…あっ…く…ごめ、もう一度…」

勢いよく前へ。だが、ぬるりと滑り孔から外れる。
気を取り直してもう一度…今度はゆっくり、慎重に。
息を吸って、吐いて、ゆっくり…先端が熱に覆われる。
そのまま…そのまま…奥へ、誘われるがままに…

「っ……はっ…はっ…はぁ…挿入っ…た……ぁ…」

たっぷり時間をかけた。体感では10分以上経ったようにすら思える。
そんなに時間をかければ彼女が何かを言うだろう。感じたよりは手間取らなかったようだが…

妃淵 >  
「落ち着けって…この空間(バショ)には二人だけなんだから──」

手間取る様子の少年にそう声をかける
身体も小さければ当然、孔も小さい
潤滑を促す体液のおかげで当然、うまくいかない

「そ…。ゆっくり狙いすまして──、は、…ん、ぅ──」

その侵入を、少しずつ許してゆく

少女のナカは見た目通り狭く、奥行きも短い
身体を売り物にしているだけあって、キツすぎるということはないにしても──

「──…アトは、スキに動いていいヨ…♡」

やや、上擦った声…

水無月 斬鬼丸 > 「は…ぁ……ぁ…ぅ…フェイ…フェイぃ……」

フェイのナカ…
何かを突き上げるような感触
それと、包まれる熱い感触。
触れ合う肌。
覆いかぶさるように、フェイの体を抱く。
柔らかな乳房が二人の間で形を変える。

自分の初めてセックス。
その思い出がフェイになった。
その悦びが体を、頭を支配して、今ある全部、フェイを感じるためだけのものになってる。
上ずった声は心地よく脳をくすぐって、それをすぐに思い出の一部に変換していく。
絶対に忘れない。忘れるものか。吐息の一つまで。

「フェイっ…ふぇいっ…フェイっ!!」

少女の上で本能に従い体を動かす。
防音があやしいこの個室の中、なんの遠慮もなく少女に体を打ちつける。

妃淵 >  
「んッ、く……──はァ……」

少女の奥は浅く、標準サイズの斬鬼丸のモノでも深くつけば奥へと届いてしまう
最奥をノックされずたび、心地よさげな吐息や、普段は余り見せない眉の下がった表情が、肉欲を煽る──

ただし…まともに思考がまわっていそうにない相手に内心苦笑して

「ん……」

手を伸ばして、顔を掴めば抱き込むようにして、唇を奪う
やや強引に、大声を封じる手段──

その間も少女のナカは、性格に似合わない優しい包み込むような、肉の心地よさを感じさせて

水無月 斬鬼丸 > 「あ、ふ…フェイ…フェイぃ…」

少女の名を呼びながら、最奥をつく。
ゴム越しの隔たり…もどかしくも感じられない。
むしろ、これがなかったら…自分はどうなってしまうのか怖いくらい。
それくらいに…少女との情交に浸っていた。

「ふぇ、んむ……ん、ぅ…」

彼女にとっては声を封じる手段だったかもしれない。
でも、少年にとってはそうじゃなかった。
このキスは、何よりも特別で、何よりも愛しくて、何よりも甘い思い出になった。
好きだ、好きだ、好きだ…それだけが頭の中でぐるぐる回る。
少女の頬には一滴、熱い涙が落ちる。

そして、程なく…
初めてのことだ。
全く耐えることはできなかった。
少女からすれば早いと言えるだろう。彼女のナカで、少年の灼熱が爆ぜた。

妃淵 >  
「ん──…」

それほど時間も経たず──
少女の薄お腹の奥で、跳ねるような感覚
それを覚える、直前には顔に熱いモノが落ちてきて…

「ぁ、ぷ。……なーんで、泣いてんだよ」

わかんねーやつだな、と
背中に手をまわしてぎゅーっと
なぜそうしたのかはわからない
泣く子を見た女性の、本能的行動…だろうか

水無月 斬鬼丸 > 「は、ぁ…ぁ…はっ…ぁ…ごめ、ごめん…もう…」

黙って受け止めるフェイ。
あっと今に果ててしまった。
結局、彼女によくなってほしいなんてことは叶わなかった。
だがそれを考える暇もなく、少女の笑い声。

「へ…?え?な、なんで?」

なんで泣いてる?わからない。なんでだ?
かっこ悪い。かっこ悪いけどそれ以上は涙は出てこないようで。
なんだこれ?
でも、彼女に強く抱かれて…なんでかわかった気がした

「……フェイが、好きだから…」

妃淵 >  
「そかそか。俺もそのうちそういう感覚、わかるといーんだけどな」

強く抱きしめつつ…互いのじっとりした汗ばんだ肌が密着するのも、不快どころか心地よい
互いの体温だとか、心音だとか…なんか、そういうのまで溶け合うような感じがして

斬鬼丸の頬を濡らしている涙をぺろりと舐めとる。しょっぱい

「──それがわかるまでは、"きーぷ"しとくからな?」

そう言って悪戯な微笑み
自分の下腹に片手をぐっと押し込むようにあてて、ナカに収まっているソレにアピール

水無月 斬鬼丸 > 「……俺が…俺が、っ…、それ、おし…えるんで…」

触れ合う肌は、お互い汗ばんでいる。
頬を滑る舌はそれ以上に熱い。
密着した体は比喩でなく一つになっている…。

偉そうなことなんて言えるわけない。
でも、好きという気持ち。口では説明しようがない。
説明できなかったとしても…フェイが好きだ。好きなんだ。大好きでしかたない。
それが嘘ではないこと…それが別の感情ではないことは信じてる。
それが伝わるまでは…までは…?

「……わかっても…で、お願いします…」

彼女の笑みをじっと見つめ返す。