2024/07/24 のログ
ご案内:「【常世島の現在】」に常世島関係物故者慰霊祭の開催についてさんが現れました。
常世島関係物故者慰霊祭の開催について >  
◆【開催予定:再告知】常世島関係物故者慰霊祭◆

※以前告知したものと概ね同内容ですが、若干後半などに追記を行っています。

 前期終了に合わせ、式典委員会と祭祀局を中心とし、各種委員会や部活の協力の下、物故した(死去した)常世島・常世学園関係者のための「関係物故者慰霊祭」が常世大ホールおよび宗教施設群にて行われる。
 常世島内で事件・事故により犠牲者・死者が出ることも残念ながら存在する。多くの異能者・魔術師・異邦人、違法組織・秘密結社が集まる異郷とも言える常世島ではそういうことも起こってしまう。
 そんな物故者たちの慰霊のために、「地球」・異世界の様々な宗教の典礼・祭式作法に則り、あるいは「無宗教」形式にて、慰霊のための祭祀が数日に渡って行われることとなる。参列する生徒・教員および関係者によって慰霊碑に花が手向けられる。

 生者・死者のための慰霊の祭であるが、常世島内での霊的理由おいても慰霊祭を執り行う必要がある。弔われなかった霊魂が怨霊・悪霊化するのも《大変容》後の「地球」ではさほど珍しいことではない(無論、全ての死者がそうなるわけではない)。そういった霊的な悪影響を避けるために、一括した慰霊祭が求められる。
 そういった性格上、原則としては「常世島内での物故者全て」が慰霊の対象となる。たとえそれが「違反学生」であれ、公式には存在しないとされる「二級学生」であれ、「不法入島者」であれ、関係はない。それらが怨霊・悪霊化することも十二分にありえるためである。慰霊碑に名前を新たに刻まれるのは今年度の慰霊祭開催までの物故者であるが、慰霊の対象としてはこれまでの常世島の物故者も含まれる。
 違反部活などの被害にあった者たちからは批判を受けることもあるが、基本的には全ての物故者を対象として慰霊は行われる。なお、諸般の事情により違反生徒や「二級学生」の名前が必ずしも読み上げられ、慰霊碑に名前が刻まれるとは限らない(読み上げられ、刻まれる場合も存在する)。

 常世島内の死者の「全て」を慰霊することは無論不可能である。島内の生徒・教師および関係者の殆どは正確に慰霊されるものの、物故者の生前の宗教的な信条に基づき、慰霊が行われない場合もある。また、慰霊の網にかからなかった者、慰霊を行っても帰天・帰幽することができなかった者なども発生する。
 そういった場合は祭祀局や各種委員会の対霊的機関・部署が個別の慰霊――あるいは、除霊・祓魔を担当することとなるだろう。死した異邦人の霊魂の行方についても問題となるが、これを解決することは困難であるといえるだろう。元の世界にそういった霊界があるのだとすれば、そちらに還るように祈るばかりである。
 上述したとおり、違反学生や二級学生も慰霊の対象とするため、落第街や二級学生の問題も一部議論されることはあるものの、根本的な解決に至ることはない。

 「常世島関係物故者慰霊祭」には生徒会・各種委員会や部活からも出席者があり、常世島内で物故した委員・部員等の冥福が祈られる。無論、常世島内での宗教の自由は強く保障されているため、参加は強制ではなく任意である。また、物故者の遺族も島外から出席する場合がある。常世財団からの参列は行われないが、慰霊祭の予算についてはその全額を常世財団が用意しているという。
 同様の祭祀は常世祭(学園祭)の時期にも斎行される。

 慰霊祭の時期は学生・教職員による個人的な慰霊も頻繁に行われ、様々な宗教や文化における追悼行事が常世島の各地で行われる。学園草創期に日本人出身の生徒によって河川や海への灯篭流しが行われており、その影響を受けて近年では日本人以外や異邦人も灯篭流しを行う者が増えている。盆行事ではなく、慰霊・供養・追悼行事としての性格が強い。
 慰霊祭の時期の夜には、灯籠の火が列をなして川や海を流れていくさまが見られるだろう。
 宗教施設群の様々な宗教施設にても慰霊が行われ、共同墓地でも同様に慰霊儀式が行われることとなる。

 上述したとおり、信仰・宗教を持たない者、あるいはそういった観念を元々持っていない「異邦人」に対して、慰霊祭への参加の強要は無論行われない。そして、そういった者たちが「慰霊」される側に回った場合、どういう判断を下すべきなのかは常に問題にされるが、慰霊祭には現世の生者のための側面もあるため、遺族などの反対がなければ慰霊されることが多い。
 「慰霊」される対象は無論死没した人々であるが、故人と親交のあった生徒・教職員も当然存在する。「慰霊」とは、生者が死者に別れを告げ、未来へと進んでいくための儀式であるとも言える。
 生者にとっても「慰霊」は必要なことなのである。年若い学生も少なくない常世学園では、なおさらそうであるといえるだろう。

 あくまで「慰霊祭」であるため「葬儀」とは異なる。死没者の葬儀はその都度行われており、埋葬も済まされている場合がほとんどである(無論、場合によっては葬儀が行われない事例もある)。ただし、慰霊祭近くに出た死没者に対しては、合同の葬儀が行われることもある。その場合は宗教施設群の共同墓地で行われることが多い。可能な限り死没者の信仰していた、あるいは所属していた文化を調査し、祭祀局によって葬儀が行われる。不正確な儀式の斎行は死者の霊魂に悪影響を及ぼす可能性もあるためである。

 落第街においては慰霊祭に対してもさほど興味が払われることはないとされるが、それでも街の所々で献花が行われ、慰霊碑が建てられ、灯篭流し等が行われることもある。

 死者を悼み惜しむあまりに、反魂の術を行使しようとするような事件もいくつか発生し始めている。また、冥府への道を開こうとするような行為も見られ、当然ながら極めて危険な行為である。仮に反魂の術で死者が蘇り、冥府への道が開けたとしても、蘇った死者が真に本人であるかどうか、冥府が真に死後の世界かなどを証明することは極めて難しい。
 裏常世渋谷も、様々な感情の影響を受けて騒がしくなる時期である。それが真なるものであるかはともかくとして、「彼岸」へと繋がる門の開門も懸念されている。深夜に本来運行予定にない車輌が現れる「幽霊列車」の如き存在も確認されており、鉄道委員会が注意喚起を行っている。こういった車輌に乗った場合、様々な霊障に見舞われ、異界へと向かう可能性が高いのは言うまでもない。
 夏や盆などの時期に祭祀局やその他委員会の霊的問題に対処する部局はこれらの問題に目を光らせている。

【PL向け情報】
 以前にも行いました常世島関係物故者慰霊祭を7月末頃(26日/27日頃)に開始予定です。
 期間は10日~2週間程度設ける予定なので、その期間中は自由に慰霊祭関連のロールプレイをしていただいて構いません。
 ただし、管理者の現実の事情時代で開催が先延ばしになる可能性もございます。ご容赦ください。
 以下に以前に開催した際の式次第や詳細を貼っておきますので、ご興味があればご確認ください。

 式次第例
 https://guest-land.sakura.ne.jp/tokoyo/chat/011tokoyonow/showlog.php?date=2020-07-26

 前回開催時のwikiページ
 https://guest-land.sakura.ne.jp/tokoyo/wiki/?%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%2F%E5%85%AC%E5%BC%8F%2F%E5%B8%B8%E4%B8%96%E5%B3%B6%E9%96%A2%E4%BF%82%E7%89%A9%E6%95%85%E8%80%85%E6%85%B0%E9%9C%8A%E7%A5%AD

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