2026/02/01 のログ
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二月の常世島目次
・後期期末試験
・節分
・バレンタインデー


◆後期期末試験◆
 二月X日正午、第三報道部による「常世島ニュース」の放送――。
【2月X日 天気:はれ 転移荒野「門」顕現注意報:なし】
「こんにちは。第三報道部「常世島ニュース」の時間です。
 きょうの常世島のニュースをお知らせします。
 本日、生徒会より後期期末試験の開始が宣言されました。
 試験対象の学生の皆さんは試験に向けて頑張っていきましょう。私も頑張ります。
 さて、学園地区や学生街の各地では1月下旬に入って以降、試験対策に追われる学生たちの姿が見られるようになりました。
 ファミリーレストラン「ニルヤカナヤ」やカフェテリア「橘」でも試験勉強に勤しむ学生の姿があり、この季節の風物詩といえるでしょう。
 現在、様々な場所で同じ授業を履修する学生による「勉強会」が開かれております。
 「勉強会」の情報は常世島情報通信網上に随時アップロードされていますのでぜひご確認ください。
 実習区でも演習場にて「異能」「魔術」の制御や、試験課題のための訓練を積む学生で溢れています。
 現在、研究区では「異能学会」「魔術学会」「異世界学会」の冬季学術大会が開催されており、そこでの研究発表に勤しむ学生の姿も見られます――」

 二月。常世学園では後期期末試験が実施される。
 後期期末試験は筆記試験・実技試験のほか、特殊な演習形式でも行われる。成績の評価方法は授業ごとに異なるため、必ずしも全ての授業において試験が実施されるわけではない。平常点や提出物による成績評価も行われる。
 単位認定の方法は必ずしも試験のみによるものではなく、レポート等の成果物の提出をもって単位の認定とする授業も存在する。提出の期限も教員次第ではあるが、基本的には期末試験期間に合わせた二月末までが多い。
 それぞれの授業や教員・講師によって試験のあり方は多種多様であり、学生それぞれの特質・事情に合わせた試験や課題が申し渡されることも少なくない。

 レポート・成果物は課題を与えられて執筆するものの他、研究論文、部活動・課外活動などの報告書も授業次第で対象となりうる。
 本人の許諾がなされていることが前提とはなるが、《大変容》後の世界において有益となるレポートや活動報告などは、学内・学外の各種学会や国連関連組織、シンクタンクなどに提供されることもある。学内での活動をきっかけとして、卒業後の進路に繋がるケースは常世学園においては珍しいことではない。試験などで課される課題やレポートはその例の一つである。※

 単位の認定は授業や試験だけでなく、委員会や部活での活動、場合によっては課外活動によっても行われる。
 授業の単位認定は教員の責任においてなされているため、どういった課題が出されるかは教員次第であり、内容にはかなり幅がある。必ずしも学術的試験のみが対象となるわけではないということが、常世学園の特徴といえるだろう。
 試験の結果や成果物を学生本人が外部に公開し、自身の将来の道を拓くことも珍しくない。

 教員自身の考えや、授業形態によって違いはあるものの、基本的に常世学園で行われる試験の多くは、落とすためのものではない(極めて厳格な試験も当然存在する)。学生たち自身に自らの課題を解決させ、未来への道を拓くことに主眼が置かれる。常世学園の建学の理念、未来の建設的な社会を導く人材を育てることの一例であるといえよう。
 なお、一般的な小学校・中学校・高等学校における普遍的な教科の試験に相当するものも行われている(常世学園に初等部・中等部・高等部の区別は存在しない)。これは、学生当人の学力が学習状況に応じて行われる試験であり、年齢によって定められているわけではない。若年であっても必要な学力をもっていれば、高度な授業や試験を受けることが可能である。
 試験範囲や内容についても教師・授業次第であるが、基本的には事前に発表されていることが多い。学生は学生手帳や学内の物理上/ネットワーク上の掲示板などで範囲をいつでも確認が可能。授業によっては試験範囲が発表されないこともあり、教師の裁量に任されている。

 実習地区の訓練施設などでも実技試験に臨む学生が多く見られる時期である。
 《異能》や《魔術》を己が意思のもとに制御することができるように導くのがこの学園の基本方針である。決して、《異能》や《魔術》は戦闘行為のためだけに用いられるものではない。だが、将来の希望進路や委員会によっては能力を戦闘的なものに使うこともあり得る。故に、そういった学生たちを対象とした、教職員との模擬戦のようなものも、試験として行われることもある。
 また、転移荒野などでの“実践”的試験も行われる。多くの場合は最大限安全に配慮がなされるものの、それでも危険は存在する。故に学内・学外からこういった試験への批判は常に存在するが、学生自身の合意・同意を前提として、こういったある程度の危険も含む試験も行われている。戦闘系の授業ではどうしても実践は必要とされるためだ。
 また、より危険度を下げる試みとして、近年では演習・訓練施設内の「特殊訓練区域」のミメーシス・レンダラーの利用も積極的に行われている。

 後期期末試験での試験数は当然ながら学生個々人によって異なる。履修状況や、履修している授業の成績評価形式によっては、多くの試験を受けなければならない者もいれば、そうではない者もいるだろう。
 試験期間は一応定められているが、これも試験によりけりである。試験が二月の早い段階で終わる場合も当然あり、その場合は早めの春休みとなることだろう。
 なお、一部の授業は二月末まで補講や補修が行われることもある。

※レポートや課題の学内・学外への提供の設定について
 何かしらの理由によって本人の許諾なく情報が提供されている等の設定も可としますが、原則としては学生本人の意思が尊重されます。一般的な学生の情報が無許可で外部に出されることが基本的にはありません。
 一部の学生、委員会の委員、組織において、何かしらの契約や制約・罰則などのために一部の学生・教職員の情報を外部に提出・提供しないといけないというような設定も問題ありません。ただし、そういった行為などは全体でも一部であり、学園が組織的に行っていることではないものとします。
 ある程度の規模で行いたい場合は、他の利用者への影響も考えて上で上手くやってください。もしくは、自身の考えた組織を関与させるなどの方策をお考えください。また、そういった行為の影響を過度に拡大解釈する必要はなく、触れる必要がなければ触れないという方法もご一考ください。
 これはそれぞれの利用者のやりたいことを阻害する取り決めではなく、利用規約の範囲内・世界観を逸脱しすぎない範囲で可能な限りやっても構いません。ただし、他の利用者と楽しむことを前提とし、自身の設定が必ずしも拾われるとは限らない可能性もあるということにご留意ください。
 運営は設定上・ロールプレイ上のの一文について細かく指摘などはいたしません。利用者同士が楽しく遊ぶことをまずは第一としていただくようお願いします。

【期間:2月1日~2月15日】
 利用者の事情により、2月16日以降も後期期末試験期間中の時間軸としてのロールプレイも可とします。
 試験を受けるかどうかは学生本人の履修状況によります。委員会所属の場合、委員会活動により単位が認定される設定も存在していますが、委員会所属であっても試験を受けるということも当然あり得ます。その辺りは利用者の皆様自身でお考えいただき、ご演出いただければと思います。
 本イベントは参加を強制するものではありません。参加は任意であり、無理に言及する必要もありません。


◆節分◆
 節分――
 現行の暦では、立春の前日、二月三日ないし四日(二日となる場合もある)にあたる。雑節の一つである。本来は季節の変わり目を指し、四季に合わせて四度節分が訪れるはずだが、現在では一般に二月三日または四日を「節分」と呼ぶ。
 元を辿れば古代中国に由来し、『周礼』によれば方相氏と称する呪師が四つ目の覆面をつけ、矛と盾を持ち、宮中から疫鬼を追い払う儀礼「儺」「大儺」が行われていた。
 この儀礼が日本にも伝わり、「大儺」「追儺」「儺祭(なのまつり)」として、朝廷では大晦日の夜に大舎人の扮する方相氏が「疫鬼」を追い払う儀礼・祭祀が行われた。大晦日の夜、紫宸殿にて陰陽寮の陰陽師が祭を行い、祭文を読む。その後、方相氏が大声を発し桙で楯を三度打ち、参集した群臣はこれに応じて桃弓・葦矢を持ち、東西南北に分かれて疫鬼を駆逐したといわれる。
 この儀礼は民間にも伝わり、後世には追儺・節分・豆まきが結びつき、各地の神社で節分祭が行われるようになり、現在の二月の節分行事が形成された。

 節分の前夜および当日夜は、祭祀局によって「追儺」「儺祭」が常世島の各地にて行われ、《怪異》が祓われる。かつての季節の変わり目ということもあり、節分の時期には《怪異》が発生しやすい。祭祀・儀礼の他、直接《怪異》と戦い「祓い」を実行する祭祀局員も多い。
 常世島で行われている節分は日本の年中行事に由来するため、特に神道系・陰陽道系の祭祀局員が活躍する。方相氏の服装に扮した祭祀局員の姿が多く見られ、『延喜式』巻十六陰陽寮に見える、「儺祭の詞」を読み上げる姿も見られる。この祝詞は、人々に災いをもたらす「疫鬼」に対し、様々な供物を捧げ、遠い場所へと去れといい、去らなければ「大儺公」「小儺公」が兵を率いてお前たちを誅すというような内容である。
 祭祀局にて行われる「追儺」「儺祭」および「節分祭」は、明確に学園・人々に災い・害を齎す《怪異》としての「鬼」「疫鬼」(学園内に存在する理性をもった種族、「人」としての「鬼」とは異なる)を対象としており、種族としての「鬼」(またそれに類する種族)は当然ながら対象にはされていない。少なくとも、学園の公式組織でそのようなことを行うのは大きな問題に発展する可能性があるため、強く戒められている。

 なお、追儺の結果、祭祀局と交渉して祭祀を受ける代わりに島内に災いを齎さず、福を齎す「神」として転じる《怪異》の事例もあり、島内の様々な場所にある祠はそういった災いを齎す存在から「神」に転じた存在を祀っている場合が少なくない。
 常世神社を始めとした常世島内の寺社では「追儺式」「追儺祭」(本来は節分前日の夜などに行われるが、常世島では節分当日の夜に行われることが多い)「節分祭」などが行われ、神職や巫女らが社殿から豆をまく姿が見られる。
 節分における豆まきの言葉は「鬼は外、福は内」であるものの、現実に「鬼」の学生・教員が存在する以上、不要な問題を避けるため、「鬼は外」を発声しない、あるいは「福は内」の部分が強調されることが多い。種族としての「鬼」を対象としたものでないことはしっかり説明が行われる。
 節分における「鬼」は本来「神」であったという解釈も行われており、そういった立場ある寺社では、「鬼は内、福は内」と発声される。

 上記のような問題・配慮があるとはいえ、現実としては必ずしも深刻に考えられているわけではない。
 あくまで「地球」の一地方の歴史的・宗教的・民俗的風習として納得し、あえて節分における「鬼」の役を行う者もいないわけではない。旧世紀の日本の家庭における豆まきの鬼役とさほど変わりはしないだろう。宗教的な意味合いを深く捉えること無く、「イベント」の一種として参加する者も少なくない。
 常世島内でも、旧世紀の日本同様の節分の豆まき行事が行われている。各商店で炒り豆が販売される他、祭祀局からも豆が配布され、学園地区などで学生や教員がそれをまく姿もよく見られる。これにより、学園内の悪霊等の類の影響力を下げる目的があるという。なお、学生・教員として「霊」「悪霊」「鬼」「悪魔」などに対しては効果が発揮されないように術式が組まれている場合がほとんどである。
 《怪異》という存在の定義そのものが必ずしも明確ではないため、種族としての「鬼」も豆を嫌がる場合もあり、その点は注意が必要である。もちろん、特に豆に対して苦手意識などを持たない「鬼」やそれに類する存在も多くいるであろう。 

 島内での節分行事が行われる頃、「裏常世渋谷」では《怪異》の活動が非常に活発になり、危険な様相を呈す。島内から追いやられた《怪異》たちが「裏常世渋谷」に押し寄せるのではないかと考えられているが、詳細は不明である。
 人々がイメージする、災いをもたらす存在としての「鬼」が跳梁跋扈することが確認されており、「裏常世渋谷」に祭祀局員や、その他委員会の霊的事件に対応する部署の委員が派遣される場合もある。その際、桃の木で作られた弓や葦の矢が祭祀局から配布され、それを用いると節分の《怪異》に非常に有効なダメージを与えることができる。

【PL向け】
 年中行事の常世島における「節分」の概要となります。
 ロールプレイのフレーバーとして利用して頂いて構いませんし、《怪異》と戦うようなことももちろん可能です。
 期間としては現実日時での「2/1~2/15」としますが、ロールプレイ上では「節分」の一日としてお考えください。
 色々と設定として書いてはおりますが、難しく考えずに現実世界における「節分」としてご理解していただいて構いません。
 本イベントは参加を強制するものではありません。参加は任意であり、無理に言及する必要もありません。


◆バレンタインデー◆
 2月1X日正午、第三報道部による「常世島ニュース」の放送――。

【2月1X日 天気:雪 転移荒野「門」顕現注意報:発令中。転移荒野の時空に歪みあり。】

「こんにちは。第三報道部「常世島ニュース」の時間です。
 きょうの常世島のニュースをお知らせします。
 来る2月14日は「地球」におけるバレンタインデーです。バレンタインデーとは、三世紀のローマ帝国にて殉教した聖ウァレンティヌスに由来とする行事であり……
 ……既に異邦人の多くにも風習として受け入れられているといわれるバレンタインデーですが、その商戦が佳境を迎えています。
 試験期間中ではありますが、学生街の菓子店には長蛇の列ができ、この時期の風物詩となっています。
 今日の性の多様化のために、20世紀に行われていた「バレンタインデー」とはやや異なり性別に関係なくチョコレートや贈り物を送るという習慣が定着しつつありますが、20世紀の「バレンタインデー」の習慣も「地球」の学生たちの間では広く行われています。
 風紀委員会からはチョコレートや贈り物に「呪詛」や「魔術」を封入することのないようにという注意勧告がなされており――」

 《大変容》以後、旧来の「地球」の習慣や文化は大きく変化を遂げるものもあった。
 しかし、それでもなお「地球」の伝統的な宗教などに由来する行事は今でも普遍的に行われているものが多い。
 「地球」とは異なる宗教観を持つ異邦人への配慮のため、特定の宗教由来の行事は廃止すべきではないかという極端な意見も出されたが、もとよりそのような事は不可能である。
 互いの文化は尊重するが、どちらかの優劣・正否を定めることはあってはならない――それが常世学園の理念である。
 行き過ぎた配慮は文化的な行事の破壊にも繋がりかねないということから、常世島内では「地球」で普遍的に行われていたイベントは特に規制なく開催されている。

 ただし、その内容はやや変化することもある。
 バレンタインデーもその一例である。常世島内のバレンタインデーは20世紀の「地球」の日本におけるものが基本となっている。
 日本におけるバレンタインデーでは女性が男性へとチョコレート、あるいは贈り物を贈るということが一般に行われていたが、常世島内では性別については問われないことが多い。
 異邦人の中には性別の存在しない者や両性の者も存在するためである。
 しかし、「地球」のバレンタインデーの習慣が否定されたわけではなく、島内では旧来通りのバレンタインデーも行われている。
 試験期間中ではあるが、既に試験が早期に終了する学生も少なくないため、学生街などではバレンタインデー当日に向けた動きが活発になっているようだ。

【PL向け情報】
 文字通り「バレンタインデー」についてになります。
 上に書いた通り、現実の日本におけるバレンタインデーのようなものとして遊んでいただいても、常世学園世界独自のものとして遊んでいただいても構いません。
 どちらも並立している形となります。
 現実における2月14日の前後、特に期間は定めませんが常世学園世界の2月14日とします。
 現実時間の2月14日以前・以後ともにバレンタインデーとしてロールプレイしていただいて構いません。
 2月14日ちょうどにロールプレイができない方も参加可能ということになります。

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