2024/06/04 のログ
都姫うずめ > 「うん。風紀のルールでも決まってるし、ちゃんと守ってるよ。」
大人しく頷く。彼女のいうように、きちんと公私を区別しているのだ。

「……えっ、う、うん。ありがとう…。
 面と向かって言われるとものすごい嬉しい!
 ちょっと照れくさいけど…それでもすごく嬉しい。」
教示された内容を即座に使う彼女に目を丸くするも、彼女が応えてくれたのが嬉しい。
瞳をちょっとだけうるませながら、笑顔で応えた。

「えっ、あっ、うん!? ありがとう…?!
 なに、すごいなんか、すごい…嬉しいけど恥ずかしいっていうか…!
 あの、夜合さん! ちょっとあの、どっ、どうしよう…!」
嘘やお世辞、あるいは作った言葉ではないのがわかる分だけ、ものすごく嬉しく、
そして気恥ずかしい。 真っ赤になってもごもごと口ごもり、
せわしなく手を動かした。

「夜合さん、あの、今日いったこと、ちょっと控えめにやろう、ねっ?
 すっごくグッときちゃうから…まずはルームメイトだけにそれ使おう!?」
 ちょっと早口で訴えかける。 この調子で彼女が色んな人に声をかけてしまったら、
 数日で立派なハレムができてしまうに違いない。

「…ふー……いや、窓は大丈夫、ありがとう。」
額の汗をハンカチで拭う。一切の装飾無く、正面から褒められたり好意を示される…
初めてにして強烈なショックに、胸がドキドキする。
ゆっくりと深呼吸をしながら、手でOKであることを彼女に伝えた。

夜合 音夢 >  
「喜んでもらえて良かった。
 私も都姫さんのいいところ再確認できたし、一石二鳥」

うずめの反応を好感触と捉え、確かな手応えを感じて頷いた。
どうして顔を赤くして しどろもどろになっているのかは分からないけれど。

「ん……うん? なにかダメだった?
 帰ったら他の二人にも実践してみるつもりだったけど……」

言われずとも、仲良くなりたい対象は現状ルームメイトのみ。
しかし控えめにと言われた理由が分からず、小さく首を傾げている。
これは相談なのだから、改善点があるなら遠慮なく指摘してほしい。

「私、今までずっと……野生の動物くらいしか、友達が居なかったから」

頬を掻きながら自嘲気味に笑う。

都姫うずめ > 「う、うん…わたしはすごく嬉しいよ!
 すごいなー…威力あるな、これ…。」
手応えに実感を得たとばかりに頷く彼女に、
ゆっくりと呼吸を整えながら答える。
落ち着いた様子から想像できないぐらいの速度で飛んでくる
好き好きアタックをいなせる人間なんていないんじゃなかろうか。

「だめじゃないんだけど、結構…こう、ドキドキしちゃうからね!
 ルームメイトの二人になら同じことやってみていいと思う!
 夜合さんに褒められたら、あの二人も嬉しくなるよ、間違いなく。
 ルームメイト以外の人には…今のところは控えめに、かも。」
共同生活を送っているメンバーだからこそ耐えられたというところはあるだろう。
『もし夜合さんが下手に知らない人にさっきの勢いでアプローチしてしまったら』

そう考えると、彼女に適度にブレーキをかけるのが精一杯だった。

「えっ、そうなんだ…。じゃあじゃあ、わたしとか久能さん、黒羽さんが
 友達第一号ってことじゃん! 嬉しい!」
由来にちょっとびっくりしたけれど、裏を返せば彼女が…ルームメイトとして、
自分を含む3人を認めてくれたということだ。 それが嬉しくて、素直に喜ぶ。
「ありがとうね、夜合さん。 ルームメイトだし友達だし、めっちゃ仲良くしてね。」
さっきのドキドキも落ち着いてきて、ようやくきちんと相手に向き合いながら、
嬉しそうな表情で改めて彼女に笑いかけた。

夜合 音夢 >  
「威力……?」

こてん。逆方向に首が傾く。
別に攻撃をした覚えはないのだが……

「ああ、びっくりしたってことか。
 いきなり飛ばしすぎるのも良くないんだね、分かった」

まだ多少ズレてはいるものの、言わんとすることは伝わったようだ。
少なくとも、今の調子でクラス中に好意テロを仕掛けるような事態にはならないだろう。
相部屋の皆に対してはその限りではないかもしれないけれど。

「ん……そういう事になる、かな。
 改めて、友達としてよろしくね……えっと」

こちらも嬉しそうに頬を綻ばせる。
それから、視線を左右に彷徨わせて、おずおずと口を開いた。

「……その、もし良かったら……
 これからは都姫さんのこと、うずめって呼んでもいい?
 私のことも音夢って呼んでくれていいから」
 

都姫うずめ > 「そうそう、ルームメイトならある意味勝手知ったる仲だからね、
 大丈夫…だと思う。うん。たぶん…。」
自分もドキドキするぐらいだから、他の二人がどうなるかはちょっとわからないけど、
多分大丈夫だろう。おそらく。そう考えながら、相手の言葉に頷いた。

「改めてよろしくね。 うんー?」
何かを言いたげな様子を見て、ゆっくりと次の言葉を待つ。
そろそろと出される提案を聞くと、そっと天を仰いで目を閉じた。
胸元でぐっと拳を握り、一度大きく深呼吸してから相手を見やる。

「うん、わかった…遠慮なくうずめって呼んで。
 わたしも音夢って…呼ぶ……!」
今日一日でものすごく仲良くなってしまった気がする。
興奮半分、喜び半分、ついでに困惑が半分。
丼にして1.5倍ぐらい感情が乗っかり、情緒がちょっとバグっていた。

「音夢…んふふ、名前で呼ぶのいいね。」
ご満悦な表情を浮かべていたところで、ちらりと天井に目をやる。
そろそろ相談ルームを閉じる時間だった。

「今日は来てくれてありがとうね。 
 わたしはこのあと看板片付けて帰るけど…。
 その…音夢は…一緒に帰る?」
ちょっとだけ照れくさそうにもじもじしながら、
相手にOKしてもらえた名前で呼びかける。

夜合 音夢 >  
「そうだといいな。
 ……帰ったら久能さんにもお礼言わなくちゃ」

彼女が相部屋に誘ってくれたから今がある、と言っても過言ではない。
ルームメイトでなかったら、廊下で看板を見てもスルーしていただろうから。
そういった感謝も込めて、たっぷり好きを伝えていこう。

「なんか妙な間があったのは気になるけど……良かった。
 それじゃ、今後はうずめって呼ばせてもらうね」

提案を受け入れてもらえたことに安堵し、はにかむ。
一連のリアクションについてはよく分からなかったけれど。
儀礼的な動作というわけでもなさそうだが……

「ん、こちらこそ相談に乗ってくれてありがとう。
 一緒に帰ろう……片付け、手伝うよ」

椅子を引いて立ち上がり、看板を運ぶのを手伝ったりして。
片付けが済んだら、二人で並んで女子寮への帰路に就くのだった。

都姫うずめ > 「ありがとうね、音夢」
最後に端末に今日の顛末を記入して立ち上がる。

「二人でやれば片づけも楽しいし、いい思い出にもなるね。」
鼻歌交じりで彼女と一緒にお片付けをしてから、
二人で女子寮への帰路を歩くのでありました。

ご案内:「教室:生活相談コーナー」から都姫うずめさんが去りました。
ご案内:「教室:生活相談コーナー」から夜合 音夢さんが去りました。
ご案内:「第一教室棟 ロビー」に桜 緋彩さんが現れました。
桜 緋彩 > 『ヒイロちゃん、とこコレでなよ!』
そんな言葉を掛けられたのは今日の昼休み。
昼食の大盛りカツカレー弁当(チーズ&ナストッピング)を学食でモリモリ食べていた時だった。
その時は「風紀としての仕事で警備が発生すること」「自分の美醜や立ち居振る舞いはそう言うイベントで人様に見られるような域に達していないこと」を理由に断った――声を掛けてきた友人曰く『ヒイロちゃん美人でスタイルがいいのに』と言っていたが――。
そして現在、放課後。
ロビーの掲示板に貼られたとこコレとやらのポスターを見かけてそれを熟読しているところである。

「――事前に配られていた資料とは相違はないようですね」

風紀委員として警備の仕事が発生する以上、あらかじめ概要は伝えられてはいた。
だが連絡漏れ等の関係で食い違いがあっては困るためこうして確認に来てはみたが、そう言うことも特になさそうである。

ご案内:「第一教室棟 ロビー」に黒羽 瑠音さんが現れました。
黒羽 瑠音 >   
学園なのだから当然普通の授業も受けることになる
寧ろ異能や魔術といった、今まで習ってこなかったタイプの勉強も出来る以上
今まで習ってきたような一般の勉強はその分短時間でつぎ込む必要が……

「あるっていうのは分かってるけど、やっぱり大変だなぁ……」

そんな当たり前の事を実感しながら放課後の廊下を歩く
とはいっても今のところは前の学校の授業の進み具合を確認するようなテストが大体なのだけど
早い所魔術を習ってみたいが、千里の(未知)も一歩から、そう自分に言い聞かせるのである

「後数日はテスト続き……いや色々便宜してくれるのはちょー助かるよねぇ」

頭の後ろで手を組みながら歩いていると、ふと掲示板に目が言った
あれ、誰かじーっと何かを見ている……むむ、なんだろう、気になる

「…… あのー、こんにちは、何見てるんですか?」

こういう時はとりあえず声をかけてみよう、私も何が張られているか気になるし

桜 緋彩 >  
「む?」

声を掛けられて振り向く。
視線の先には、まだ少し幼さの残る顔付きの女子生徒がいた。

「ああいえ、とこコレなるイベントのポスターですね」

掲示板に貼られたポスターの前から一歩ズレる。
彼女が見やすいように。

「私は風紀委員なのですが、事前情報との相違がないかどうかを確認しておりました」

そしてそのポスターを右手で示す。

黒羽 瑠音 >   
「とこコレ?」
「あ、私、最近転入してきました、1年の黒羽瑠音って言います、よろしくお願いします」

ぺこり、と多分先輩であろう人に頭を下げてあいさつしつつ、ポスターを見せてもらう
成程、所謂ミスコンみたいなやつか……出る人の幅は普通のミスコンとは比べ物にならなそうだけど
ふむふむ、参加は流石にだけど、どんな人が出るのかは超興味あるなぁ

「……あ、風紀委員!私、この前風紀委員の人に学生通りを案内してもらったんです!」
「黒條 紬さんという方なんですけど……」

御存じですか?と見知った単語を聞けた嬉しさを隠さずに笑顔で聞いてみる

桜 緋彩 >  
「服飾デザインコンテスト兼・ミスター・ミスコンテスト、らしいですね――おっとこれは失礼いたしました、三年の桜緋彩と申します。宜しくお願いいたします」

先に名乗らせてしまった。
こちらも名乗って、背筋をびしっと伸ばしたお辞儀――と言うより一礼を彼女に。

「ふむ、黒條紬どの。あまり話したことはありませんが、顔と名前は存じておりますよ」

確か二年生の風紀委員だったはずだ。
後輩の同僚が新入生の力になっていると聞いて、顔がほころぶ。

黒羽 瑠音 >   
「桜さん… 先輩の方がいいですか?」

やっぱりだった、しかも三年生!私にとっては大先輩である
しかも一応空手をやっていたから分かるけど、凄いピシッとした一礼を返してもらってしまった

「はい、私まだ此処に来たばかりだから色々疎くて……」
「ご飯を食べてみようと思ったけれど何処に行けばいいか迷っていたんです」
「そこに黒條先輩が来て、私が急に言った希望にも関わらずお店を紹介してくれて……」

レモンラーメンの店を紹介してもらったことやそのままお食事を一緒にさせてもらったことを話す

「之も風紀委員の仕事と言っていました、素敵な委員会ですね!」
「それで……事前情報との相違って言ってましたけど、とこコレでも風紀委員のお仕事があるんですか?」

自分が感じた感謝の心そのままに風紀委員への好印象を伝えながら私も顔をほころばせて
そのまま最初の話題へと戻り、再度とこコレのポスターを見ながら聞いてみる

桜 緋彩 >  
「どちらでも構いませんよ。瑠音どのの呼びやすいように読んでいただいて構いません」

自分が先輩を呼ぶ時には失礼のないように、と思っているが、だからと言って後輩にそれを強要する趣味はない。
彼女が呼びたいように呼んで貰うのが一番だ。

「なるほど……では私からもおすすめの店を。学生通りにあるラーメン屋なのですが――」

自分も行きつけのラーメン屋、分厚いチャーシューが乗った背脂醤油ラーメン、しかも大盛り無料の学生に嬉しい店の情報を教えておこう。
後輩に負けていられない。
なんの勝負????

「本土で言えば警察に相当する委員会です。そのためこう言ったイベントの際の警備も業務の一環でして。警備計画の立案や警備にあたる人員への事前説明のため、こう言った情報は事前共有されるのですよ。それでも直前の予定変更に伴う報告漏れなどの無いよう、私は公式発表があれば確認することにしているのです」

だいたい徒労に終わることが多いが、それはそれで正しい運用がされていると言うことなので。

黒羽 瑠音 >   
「じゃあ桜先輩で!」

ぐっ、とこぶしを握って頷く、目の前の先輩に対しては此方の方がしっくりくる気がしたのである

「ふむふむ……背油、大盛り無料……が、がんばります」

余り大食いでも小食でも無いと思っているが、すすめられた店は中々ボリューミーの用だ
折角だからルームメイトの誰かを誘ってみようかな?もっとみんなとは仲良くなりたいと思っているし

「警備……そっか、出る人も周りの人も、異能とか魔術とか、使えたりする人でいっぱいですもんね」
「そりゃちゃんとした警備も必要になるか……それで、風紀委員がその仕事もしてる、と」
「縁の下の力持ちだぁ、えへへ、何時もお疲れ様ですっ」

こういう人たちがいるから私のような一般市民が無事に過ごせている、というのは何処でも同じ何だろう
ちゃんと感謝しておかないと、とはいえ、それをするのが同じ学生っていうのが常世ならではなんだろうなぁ

「……すいませんついでに一つ聞いてもいいですか?」
「桜先輩って……とっても強かったりします?」

先ほどの凛とした立ち振る舞い、風紀委員の仕事の内容を考えて、一つ気になる事を聞く
正直ちょーっとだけ図々しいお願いをしようとしている事は頭の隅で申し訳なく思いつつ、じぃ、と先輩の瞳を見つめてみるのだ

桜 緋彩 >  
「小さめサイズも提供されておりますよ。チャーシューが大きいのでそれでも結構食べごたえはありますが」

どちらかと言うと人によっては脂の方がきついかもしれない。
ちなみにチャーシューが大きい以外は至って普通のラーメンである。
なんとか郎みたいなバカみたいなラーメンではない。

「そうでなくてもこう言うイベントごとでは羽目を外し過ぎる生徒や、気が大きくなって喧嘩をする生徒もおりますから。そう言った生徒たちに注意したり喧嘩の仲裁したりする必要が出てきますので。これはどうもご丁寧に、お気遣いありがとうございます」

またしても深々と礼。
案外こうして直接お礼を言われることも多くはない。
治安維持のためとはいえ、やはり暴力装置であると言う事実は覆せないし、ことが起きてからしか動けないと言う面もある。
そう言う意味でこういう言葉は本当にありがたい。

「え? うーん、まだ修行中の身ではありますが、そうですね。少なくとも風紀委員として三年間大きな怪我もなく過ごして来れただけの修練と経験は積んできたと言う自負はございますが」

自分で自分のことを「とても強い」とは流石に言えないが、それでも一応三年間この島の荒くれ者を相手に立ち回ってきたのは事実。
過度な謙遜も自信も無いように、難しい顔で応えて。

黒羽 瑠音 >   
「……それなら初回は控えめにしておこっと、お腹も気になるし」

桜先輩の言葉にちょっとだけほっとする、チャーシューは好きだしちょっとたのしみかも
いいながら横腹を摘まむような仕草をする、うん、仕草だけだ

「あーやっぱりいますよねぇそういう人たち、私の地元でも……」
「お祭りとかで騒ぎがあったり、学園祭で羽目を外し過ぎたって話はありますし」
「まぁ、それを武勇伝みたいに言う人もいましたけど」

或いは若気の至りともいうんだろう、自分はそんな事はしないで過ごしたいものである
まぁ、今の所偶に夜更かしとかするくらいで済んでいるはずだ、多分

「おぉ……」

真剣な顔をして返してくれる桜先輩、強者の立ち振る舞いってこういう感じなのかなぁ?と思ったりして

「私、自分の異能をうまく役立てられるようになりたいのと、魔術に興味があってこの島に来たんです」
「とはいえ、本当に来たばかりだから色々習ったりするのも之から何ですけど……」

自分の身の上を話しつつ、少しだけもじもじとしてしまう

「桜先輩がそこらへんどんな風に力を鍛えたのかとか、努力してるのかとか」
「常世学園ならではの勉強方法とか……そういうのがあったら聞いてみたいなーって」
「勿論私もこれから自分で考えるつもりですけど、先輩の意見っていうのも幾つか聞いてみたいと思ってまして!」

出来るだけ言葉を選びつつ言うが、割と初対面の相手にするにはざっくばらんで図々しい質問なのは理解している
断られたら謝ろう……と思いつつ返答を待ってみるのだ

桜 緋彩 >  
「お腹が気になるのならば、話は簡単です。食べた分動けば良いのですよ!」

ぐっと握り拳を作って見せる。
摂取カロリーより消費カロリーの方が高ければ太らない。
簡単な理屈である。

「まぁ、そういう訳でこのポスターを確認していたのですが、特に齟齬も無いようですね」

腰に手を当ててポスターに目を向ける。
あとは上から詳細な警備計画書が降りてくるのを待つだけだ。

「あー……申し訳ありません。そう言うことでしたら、ちょっと私はお力になれそうにありませんね……」

申し訳なさそうな顔。
そりゃあこの島で風紀委員をやっているならば、当然の様に異能を振り回す不良生徒や二級学生とドンパチすることもある。
そんな輩を相手に三年間大した怪我もなく過ごしてきたとなれば、普通は異能とか魔術とかに長けているのだと思うだろう。
自分だってそう思う。
けれど、

「私には異能はありません。魔術もそんなに得意ではないですね。幼い頃から剣を学んでいたので、教えることが出来るのはその程度でしょうか」

自分は所謂無能力者と言うやつだ。
異能飛び交う風紀委員の最前線で、三年間ひたすら能力ではなく刀をぶん回して来ただけの話。