2024/06/23 のログ
ご案内:「第一教室棟 屋上」にジャスパーさんが現れました。
ジャスパー > 雨模様の多い午後…というより昼休み
屋上の入り口…少しだけ雨をしのげるようになっている場所で黄昏ているイケメン(仮)

珍しく深刻な表情をして、小雨が降る空を眺めている

(―――風紀委員って、えっちかかわいい子しかいないのか?)

一般生徒からすると、風紀委員とは警察的なものだ
もっといかつい兄ちゃんとか、明らかに学生離れしたような男とかが多いと思っていたのに
何人かの風紀委員に会った感想がそれだった

(もしかしてパラダイスだったりする?
俺、がんばってみ…いや、だめだわ)

戦闘能力以前に『お宝』を集めている時点で風紀に違反している

「はー………、雨だと雲の形で遊べねえ……f〇〇k」

貴重な昼休みを浪費しながら、どうっっっでもいいことを考えていた

ご案内:「第一教室棟 屋上」に桃田 舞子さんが現れました。
桃田 舞子 >  
屋上に上がってみる。
雨が降っているのは知っていたけど。
なんとなくそうしたくなった。

もう誰もいなかったけれど。

一人、屋上の入口で詩人のように物思いに耽っている人がいた。
これもなんとなく、彼に話しかけてみる。

「……雨、強いですね」

そんな益体もないことを話してみて。

ジャスパー > ぎぃ、と開くドアの音
誰かがこのサンクチュアリに入ってくる気配だ

(おいおい、誰だ俺の黄昏タイムを邪魔する不届き者h…うぉ、かわいっ
ん?……あの腕章って……、俺のパラダイス説は間違ってなかったか…)

薄目を開けてちら、と見たところで思考が回る
目で捉えたのはまさに大和撫子
雨の中の黒髪ってどうしてこんなにきれいなんだろうね

そしてまたもや風紀委員だ
話しかけられたなら、答えるしかあるまい

「――――…やまない雨はないさ。こんな曇天でも、いつかは晴れ間も覗く」

黄昏ていた影響か、思考が微妙におかしな方向に飛ぶ
精一杯のイケメンボイスで答えてみる

桃田 舞子 >  
詩人のように静かだと思っていたらポエマーだった……
この二つの間にはインドネシア料理店のカレーと家で作るカレーくらいのディスタンスがある…

「はは……そうですね」

いやいや無理無理合わせるのは無理。
私みたいなモブにそんな語彙はないから!!

「でも、梅雨の晴れ間が待ち遠しいです」

洗濯物が乾きませんしね、と一般的な会話カードを切って。

「雨が好きな人もいるのかも知れません……けど」

個人的には雨は好きじゃないな、というのがまずあった。

ジャスパー > 「――――――……」

渾身のポエムに対して、乾いた笑いが心に痛い
特にかわいい子相手だと更に痛い
でも口から出された言葉は忘れさせることはできない
たとえこんなくだらない事でも、黒歴史として自分の精神に残ってしまうのだ

「……俺も雨は嫌いだよ。太陽のような女子の笑顔が曇ってしまうからね」

お宝が濡れるし

というのは置いておいてまたポエムが飛び出した
どうやら曇天デバフが思ったより強いらしい

「早く晴れると良いな…」

それを修正しようとして何とか普通の事を言おうとするが若干ポエムっぽくなる
もうだめだ

桃田 舞子 >  
やばい、ポエム押しだ!?
相手がそれを望んでいるのであれば!!
や、やるしかない!
やれるのか!? 私の語彙力で!!

「──……こんな日は、優しい誰かの指だってねじれてしまうから」
「手遅れになる前に……私達が止めなきゃいけないんですよ」

ははは死にたぁい。

「晴れたら、何もかも良くなる……それは、幻想かも知れないけど…」
「希望さえ抱かなくなったら、人は生きてはいけない──……」

ははは死にたぁい。

ジャスパー > (何をやっているんだ。止まれ俺の口
ああだが、この子も頑張って乗って来てくれているのに…ポエ魂で応えなくていいのか!?)

「そう。暗い世の中じゃあ俺らの思考も留まって、澱んで…黒くなっちまう
だから希望が必要なのさ――」

(こ、ここだ!
このどうしようもなくなった空気をなんとかするには、ここで俺の渾身のセリフで方向転換するしかねえ!)

「君のような、梅雨の合間の太陽がね!おかげで俺の瞳もきらっきらさ☆」

び、っと指をさしてみた
勢いあまって屋上に出てしまったため普通に濡れた

そのまま、精一杯の決めポーズである
男性アイドルっぽく、気障にウィンクなどもキメてみた

桃田 舞子 >  
呼吸が荒くなってきた。
多分、私、今グルグル目になってる!!
漫画的表現の!!

「螺旋を描く回路図に絶望の未来しか描かれてなかったとしても…」
「誰もが超然の境地(アパテイア)に何もかもを諦めてしまったとしても……」

しまった会話のアクセル踏みすぎたー!?
事故る事故る、事故っちゃうううううぅぅ!!

そこで決めポーズにウィンクで放たれるセリフに。
真っ白になってしまった。

「……普通に話しませんか」

言ってしまったのである。
大事故である。

ジャスパー > 決まった。
俺史上最高のセリフが決まったのだが――

「はい」
 はい


「……ども、ジャスパー、です………
あれ、もしかして俺…不敬罪とかで逮捕されたりします?」

250kmくらいのストレートに、すごすごと雨に濡れない場所に戻った
ポエマーの気持ちは雲の如くどこかに消えていた
今すぐ消えれる異能とか目覚めないかな
せめて笑顔(ひきつっている)で何とか会話をしよう
出てくるのはとても後ろ向きな言葉だったが

桃田 舞子 >  
「はい……」

ニチャッとしてて脂っこい空気が流れた。
いや私にも半分くらい責任あると思う。

「どうも……桃田舞子です…」
「別に逮捕されたりはしませんが……」

そもそも何に対しての不敬罪なの…?

「人間あるじゃないですか……会話のデッキ的な…!」

半泣きで身振り手振り、説得を試みた。

ジャスパー > 「舞子ちゃんね。よろしくよろしく……
そりゃよかった。いや、実は風紀委員とこんな空気っぽい空気になるの二回目で…」

もしかしたら罪が積み重なっているのかもしれないと怯えてしまった
ちょっと口調も軽くなる

「あー、会話デッキかぁ
俺のデッキは、天気、授業、バカ話、男のろまn…いや、最後は忘れてくれ
君は?舞子ちゃん」

誤魔化した
そしてお互いのデッキをオープンしようという提案だ
この少年のデッキは大概うすっぺらい

(小動物的可愛さを感じる。このわたわたしている感じ
実家のハムを思い出すな…)

桃田 舞子 >  
「はい、よろしくお願いしますジャスパーくん…」
「なんで反省から学ばない……!!」

どういうことなの……?
他の風紀委員の人も知らないだけでこういう事故起こしてるの…!?

「私の会話デッキですか……天気、趣味、好きなもの、自販機で買えるジュースでしょうか」
「……ところで最後に何を言おうとしたのか聞いても…?」

デッキの重要性を語った直後にモブの薄っぺらさをオープンしてしまった……
呆れられたらどうしよう。

二人の前では雨が無反省に降り注いでいる。

ジャスパー > 「…男だからね」

振り返らないことさ


「お、いいじゃん。天気が共通ワードか…どおりでポエムのノリが合うってわけだ
―――、いや、やめておいた方がいい。『深淵』を見ることになるぞ」

精一杯の決め顔(当社比)で相手を見る。うお、かわい
またポエムが漏れ出た

(素朴なさ……綺麗な花畑の中、ひっそりと他の花に隠れて存在を主張するような良さがあるよね…)

「じゃあ天気…は話したから、趣味にするか
俺は~~~…まあ、異能で色々したりとかかなあ。舞子ちゃんは?」

自分の能力がどういう風に使えるのか実験したり面白音声を取ったり
相手のデッキを使って会話を展開する無法を行ってみよう

桃田 舞子 >  
「世界の半分を巻き込むのやめてあげてくださいよ!?」

男性全てがこうじゃないよねぇ!? ねぇ!?

「はぁ……確かにそうですねってポエムの話はやめてくださいよ!」
「深淵、ですか……」

ロマまでは聞こえたのでロマノフ王朝の最期に一家言あるのかも知れない。

「趣味は掃除です、たまに警邏しながら道の掃除をするので生活委員会の方と間違われます」

あとはカレー作りかなぁ……と顎に指を当てて考え込む。

「ジャスパーくんの異能ってどんなのなんですか」

ジャスパー > 男なんてそんなものだろう。きっとたぶんめいびー

「いや、俺と君はポエマーさ。立派な、ね…
その内体育館で披露することになる…」

嘘であるそんな予定はない
男のロマンについては、深淵というパワーワードで何とか誤魔化せたようだ

「掃除!いいじゃん~。学生通りが綺麗だったりするのも舞子ちゃんのおかげだな、きっと!
更にカレーか……。いいなカレー…、人によって味が微妙に違うよね…好き…」

スパイスの風味が溶け込んだルー、ごろごろとした野菜、それらとマリアージュする白米
いかん、夕飯はカレーにするか

「ん?俺の異能?えーっと…こういう感じ」

雨にも濡れない不思議な球体を掌に生み出す
それを、屋上の壁に埋め込んで再生を…

(あ、間違えた)

『君の瞳はダイヤモンドさ☆ カラット晴れたきらきらプリズム!』

なんかノリで撮った変な音声が流れてしまった


「……………………、音を、録音再生できる異能です…」

またやらかしてしまった。終わりだ

桃田 舞子 >  
「い、嫌だッ!?」

体育館でなんでポエム大会をしなきゃいけないんだーッ!?

「あそこは一人一人の心がけで綺麗になってるんですよ」
「いいですよね、カレー……家で作るカレーも外で食べるカレーも好きですよ」

カレーに飽きたら私の人生は終わりなので週イチに押さえてはいる。
そのことを友人に話したら『狂気を感じる』と言われた。

 
変な音声が流れた。
そして気まずさが二人の間に流れた。

「ジャスパーくん……思春期だから、私達みんな思春期だから…!」

思春期を天下御免の免罪符に使った罪。

それからいろいろなことを話してから彼と別れた。
なんだかんだで楽しい時間だった。
(一部気まずかった)

ジャスパー > またも可愛い子と知り合いになった。ハッピーである
梅雨の晴れ間が生まれ、同時にチャイムが鳴る

「よっし。午後も頑張るかあ。またね、舞子ちゃーん」

色々傷も負ったが、楽しい時間であった
今日の残り時間も頑張ろう

ご案内:「第一教室棟 屋上」から桃田 舞子さんが去りました。
ご案内:「第一教室棟 屋上」からジャスパーさんが去りました。