2025/04/26 のログ
■スノウ > 「こんにちは...で、あってますよね。」
とぼとぼ歩くのを止めて、手を振った目の前の人に挨拶をする。
紙に何か書いていたようだ...邪魔しちゃったかな。
「...あ、じゃあお言葉に甘えて。
所でなんで大変な目にあった、なんて...分かっ...
あぁ、私今...ケガ人でした...。」
今の私は確かに...いや、今はボロボロだった。
絆創膏は所々貼ってるし...包帯も多いような...。
気にしてなかったけど見た目は確かにケガ人だった。
「...授業?もしかして、先生だったりしますか...?」
きょとん、としながら質問してみる。
■小鳥遊 日和 > 「こんにちは、バッチリ合ってます!」
ちょっと不安げな彼女を元気づけるように、満面の笑みと拍手でお返事。
ちゃんと受け答えもできるけれど、反応から見るに学園生活は浅いのだろう。
「あっ、怪我もしてるね。 いや、ふらふらだったから、
身体検査がよっぽど大変だったのかなって…。
まあまあ、とりあえず落ち着いて、ね?」
尾鰭をゆらゆら動かしながら、ロビーの椅子を指し示す。
まずは座って落ち着くのは大事だ。
「ええ、先生をしています。小鳥遊っていいます。
専門は蘚苔学だけど、植物学を皆さんに教えているんですよ?」
外見はミドルティーンの人魚の女の子であるし、
その声色はどこか媚びるような甘さと幼さを含んでいる。
もちろんちゃんとした先生ではあるはずなのだが、
イマイチ先生”らしさ”に欠けているのは事実だった。
■スノウ > 「...よかった、最近は夜前の方が活動多いので。」
笑顔が素敵な人だ。...って言えばいいのかな。
実際そうだし、元気が一杯な感じ...私と真逆かも。
「これくらい、すぐ治るので....大丈夫です。
追加検査が多くて...多くて...ちょっと怖くて。
はい...ありがとうございます。」
車椅子の方だったのか...さっきまで意識してなかったけど。
とりあえず、落ち着いてから座っておく。
「...私はスノウです。最近入った新入生です。
なるほど、先生、よろしくお願いします...。」
先生っぽくない、とは思ってないけど...。
人魚の人...人、でいいのかな。初めてではない。
私の所にもいたような気がするから、そう思えるのかな。
■小鳥遊 日和 > 「ああ、日付の感覚がね…でもきちんと挨拶ができて素晴らしいです!」
にこにこと相好を崩しながら、彼女に頷きかける。
まだ慣れてないのだろう、ちょっと不安げな彼女の気持ちを少しでも和らげたくて、
楽しげな調子で声をかけた。
「体、タフなんですね。 追加検査となると、変な事いっぱいさせられるから
いい気分はしないし疲れちゃいますもんね。 はい、これお水。
良く冷えてるから、気をつけて飲んでね。」
座ってくれた彼女を見て、自販機で勝手に買ったお水を差し出す。
とりあえずどんな時でもお水を飲んでリラックスするのは大事。
「スノウさんっていうのね。 名前が聞けて嬉しい。 よろしくね!」
うれしいオーラを溢れさせながら、改めて彼女にご挨拶。
見知らぬ生徒さんと知り合えるのは、先生をやっていて嬉しい瞬間のひとつだ。
「それにしても、さっき検査の話が出たけど…。追加検査はもう終わり?
それともまだあったりする?」
へろへろになっている彼女の様子からして、あんまり無理をさせるのも良くない。
あまりに疲れている場合は検査自体に悪い結果をもたらす場合もあるから、
念の為彼女に問いかける。
■スノウ > 「...あ、ありがとうございます。」
なんだろう、さっきから褒められてばっかりの様な。
こういう先生なんだろうか...?私がちょっと恥ずかしい。
他の先生は一人しか知らないし、もしかしたらそうかも...。
「あ、お水ありがとうございます...。ごくっ...。
自販機は、冷えてる物が多くて助かります。...ん。
ただ...体力の方は少ない方だと思ってます。」
冷えてるのはすごく嬉しい。...この先生、秒速で買ったね。
一応断りは入れたけどここまでしてくれるのあんまりいないと思う。
「改めて...よろしくお願いします。」
先生なのだから、しっかり礼をしてから挨拶をする。
これからの授業の先生ではないけど...しっかり覚えておこう。
「一応は、終わりだったはずです。不服そうでしたが...。
私の体質とか...腕とか...気になるようだったので。
しっかり断ってきました。ありがとうございます。」
お水を飲んだおかげで少しは休めていると思う。
...なんだか、不思議な先生だなぁ。と感じているようだ。
■小鳥遊 日和 > 「うん!」
満足げな顔で彼女のお礼に頷いた。
これでよし。まずは彼女がきちんと挨拶できたことをリスペクトだ。
疲れているときとか、人と接するのすら億劫な時があるのに、彼女はとても頑張っている。
「ふむふむ…冷たいお水、疲れが取れますもんね。
水筒があると便利ですよ。 氷をいっぱい入れておけば、
お水を補給するだけで冷水がそれなりに飲めますし。
体力がなくなっちゃうと何するにも大変ですからね、体を大事にしてくださいね。」
「はい、よろしくお願いします。」
礼儀正しい彼女にぱっと表情を明るくして、改めて挨拶。
検査の話を、何度も頷きながら聞いてから、そっと彼女を見やる。
「やっぱり検査って大変ですものね。 きちんと自分の意志を示せるのはすごく良いことです!。
ただ、何かのために検査をしないといけなかったり、もし気になったりとかあったら、、
その時には気軽に検査を受けてくださいね。」
彼女の様子からみて、検査そのものがとっても疲弊するレベルだったのだろう。
心配はしつつも、彼女の決断をきちんとリスペクトする…親心にも似た、
教師としてのやさしいコメントを返した。
■スノウ > 「...?」
先生って励ますの上手なんだろうな...と考えて。
「クーラーボックス持ってきています...が、これでも足りなくて。
...水筒、確かに持ってなかった。後で購入しておかないと。
はい、ありがとうございます。」
挨拶を交わした後。
「先生も、検査だったんでしょうか。」
コクコクと頷きながら、ふと気になったので聞いてみる。
と...同時に、頭の中で考えていた事があった。
(...また、変な気分になりそう。
この世界に来てから...良く分からない感情が増えてる。
最近の発熱の頻度も増えてるような...今考える事じゃないか。)
少し表情が暗いような顔をしてすぐ切り替える。
....心配させちゃまずい。
■小鳥遊 日和 > 「ははあ…冷たい環境のほうが元気でいられるタイプなんですね。
うん、決して無理のないように生活してくださいね!
これから暑くなりますから、ちょっとでも調子が悪そうならすぐに涼んで。
先生たちはきちんとそういった状況も把握しているはずですし。」
彼女の言葉にちょっとだけ真面目にアドバイス。
なにしろ授業や生活が思うようにいかなくて一番つらいのは彼女自身なのだから。
「ええ、生徒と間違われて…。
すっかりこの体に馴染んでるって言われちゃいました。
わたしはあんまり気にしてないんですけど……大丈夫ですか?」
呑気な調子で話をしていたけれど、ちょっとだけ彼女の調子がよくなさそうに見えた。
さっきの話もあるし、もしかして体調が悪かったりするのだろうか。
念の為確認。問題なければ良いのだけれど、心配は心配だ。
■スノウ > 「...はい、わかりました。
先生も...お優しい人なんですね。」
なんて言いながらニッコリ笑ってみたり。
「それは、酷いですね...。
馴染んでいる...?先生、それっていったい...。
あ、あの...あんまり気にしなくて、いいです...。」
...見た目で判断して生徒に間違われるのは良くないと思う。
私はここでそう言うの、学んだからわかる。すごく分かる...。
「...結構、暑い気がするので...そのせいかと。」
あまり心配させたくなかったけど...。
やっぱり、まだダメージ残ってたのかな。なんて思いながら返答する。
■小鳥遊 日和 > 「ありがとうございます。
でもそう言われると照れくさいですね…。」
すごく嬉しい言葉に、頬を赤くしながらもじもじ身悶え。
といっても、下半身が魚なのでぴちぴち身悶えな感じがある。
「あっ、ほらほら、見てください、これ!
先生、ちょっと前までこうだったんですよ。
なんか…色々あってこんな姿になっちゃって。」
はい、とスノウさんに掲げてみせるのは教員証。
そこには人間の男の人だったころの顔写真が使われているのだ。
気軽に、『先週末いいレストラン行ったんですよ!』ぐらいの
軽いトーンで自分の元の姿を示すのだった。
「そうですか、それならいいですけど…。もし調子がよくなかったら、
すぐに休むようにしてくださいね。 自分の調子は自分が一番わかるでしょうからね。。」
優しい調子で相手に呼びかける。深く追求はしない。
彼女にも理由があるし、自分でなんとかしようとするならその思いを大事にしたいからだ。
■スノウ > 「もっと誇っていいと思います...。
私から見ても先生しっかりしてますし...?」
下半身の方が動いてる...のかな、ちょっと可愛いかも。
顔赤くしてるし...あ、私は何を考えているんだろう...?
「...あ、なるほど、そういう...えっ、あ、え!?
だ、大丈夫なんですか....?その、せ、生活とか...。
そんな軽いセリフで言っていい事じゃ...?」
この先生.,..元々普通の先生だったんだろうか。
事情は良く分からないけど...どう言えば、いいのだろうか。
「はい...あ、あの...その...ありがとうございます。」
こちらも顔が赤くなってしまった。
...こんな状況で...恥ずかしい、なんて言えないだろう。
こういうの、どんな感情って表現すれば...良いのだろうか。
ますます先生が可愛く見えるような気がする...直視しにくい...。
■小鳥遊 日和 > 「わーっ、わああ…!」
自らの頬に手を当てる。熱い。
車椅子の上でぴちぴち身悶えしながら大喜びするやら照れるやら。
「はい、生活は問題ないです。 困るのは歩けないぐらいですけど、車椅子ありますし。
それに、新しい生活も慣れると楽しいんですよ。 みなさん驚きますけどね。」
びっくりする彼女に、楽しげな調子で答える。
みんなすごいびっくりするのだけれど、自分にとっては、せいぜい髪型とか、
あるいは学年とか、そういったものが変わったぐらいのイメージでしかないのだ。
自分が自分である限り、どうあろうとかわらない…というスタンスである。
「いいえ、こちらこそありがとうございます。
わたしのお話を聞いてくださって、嬉しいです!」
頬を染める彼女を見て、自分もなんだか気恥ずかしくなって頬を染める。
とっても真面目で礼儀正しい彼女の素直な気持ちと感謝は
自分の心にがっつり響いたのだ。
■スノウ > 「...あ、あ、先生、大丈夫、ですか?」
ゆっくりと顔を近づけて、大丈夫か確認しようとする。
なんだか嬉しそうなアクションをしてる...みたいだけど。
「...先生、すごいですね。私は全然慣れなかったのに。
そうポジティブに...生活できるの、素敵だと思います。」
私の腕がいつこうなったか、覚えていないけど。
自分のこの腕が憎かったくらいなのに...そんな考えもあるんだな。
見習った方が、いいのかもしれない。
「...せんせ、その、また、お話、しましょう。
こちらこそ...先生の事、学ばせてもらいました。
それに...その、ね...うん、なんでも...ないですっ...。」
うまく言葉に出来ないけど、今後仲良くなれそうな気がする。
私は少し落ち着けてなかったかもしれないけど...。
今の環境は、幸せ,,,なのかもしれない。
■小鳥遊 日和 > 「わー…!」
すごいスノウさんの顔が近い。
喜びで真っ赤になったほっぺたとか、
すっかり潤んだ瞳を観察されてしまうのは、
ものすごく嬉しいし恥ずかしい。
結果的に、身動ぎできずに彼女と見つめ合うことになるのだった。
「…たぶん、ほとんどの人はそうやって…すごく悩んで、
時間をかけて、それで納得するんだと思います。
変わってしまったこと、起きたことに向かい合うのは、
人によってはすっごく重たいことですからね。
でも、わたしの姿がスノウさんの良い気持ちにつながるなら、
すごく嬉しいです!先生しててよかった、っていうぐらい!」
ぐっとガッツポーズを作って、彼女を励ますように笑いかけた。
ちょっとだけ自分の生き方から何かを学んでくれたとしたら、
すごく先生らしいことをしたんだと思う。
「はい、スノウさん! ぜひまたお話しましょうね!
約束ですよ?」
はい、と手を差し出す。 彼女と握手をしようという構えだ。
■スノウ > 「...あ、す、すみませんっ。
その...近づいた方が、分かると思って...っ!」
異形の腕と普通の手、両腕でブンブンする。
いつも通りの冷静さは何処に行ったのか、恥ずかしさで一杯だ。
...目の前にいる人は、せ、せんせいなのに。
「...先生は強いですね。すごく強い。
私も...そうなれたら、ううん...慣れていきます。
...感謝したいのは、私ですよ、せんせ。」
呪いだの、元に戻らないだの...その辺りしか考えてなかった。
しっかり付き合っていく事も大事なんだな...って。
(...ごめんね、もう少し理解してあげた方が良かった。)
なんて言葉には出さず、腕を撫でて笑顔で返事をして。
「...約束です。...今度は授業でも、プライベートでも。
また会いましょうね。...せんせ。」
差し出された手をしっかりと握って。
その後のスノウは他の人から見ても上機嫌だった、らしい。
いつもの機械的な表情はなく、ゆっくり帰っていった。
■小鳥遊 日和 > 「そ、そうですねっ、近づいた方がね、わかりますよねっ!」
すごい近くで見るととってもドキドキしてしまう。彼女も同じだったみたいで、
嬉しい半分、先生として申し訳ない半分だった。
「はい、すこしでもスノウさんの力になれたなら、すごく嬉しいです。」
ふにゃふにゃと相好を崩しながら、彼女の言葉に頷いた。
さっきよりも少し元気がでてきた様子を見て、ゆらゆらと尾びれを動かしながら
とってもご満悦の表情を浮かべる。
「はい、ぜひまた!」
彼女の手を両手で包むようにそっと握る。
優しくて細い女の子の手は、すごくさわり心地がよかった。
「よし、じゃあわたしも授業に行くぞー!」
彼女を見送ってから、一声あげて自分も授業に赴くのでありました。
ご案内:「第一教室棟 ロビー」からスノウさんが去りました。
ご案内:「第一教室棟 ロビー」から小鳥遊 日和さんが去りました。