2025/04/27 のログ
ご案内:「屋内プール」に小鳥遊 日和さんが現れました。
■小鳥遊 日和 > 「…。」
小鳥遊はプールのふちに腰掛けていた。
両手でぎゅっとスイミングボード…いわゆるビート板を抱えている。
よし、と覚悟を決めて、水面にするりと飛び込んだ。
「えい。」
抱えていたスイミングボードのおかげで体がぷかりと浮く。
下半身を動かす。思うように進まない。
「うーん……。」
確かに自分の尾鰭はシャープな形をしていない。
それこそ金魚のような、見せるための尾鰭なのだ。
水中でふわりと広がるその様子は美しくはあれど、泳ぐのにはあまり有効ではない。
それでも、ビート板を使い、それこそ魚のように体をゆらして推進力を生み出す。
圧倒的に遅いが、進むことはできた。 ちょっと満足。
■小鳥遊 日和 > 「…」
ビート板を使っているとはいえ、
こうして水の中にいるのは心地よい。
この体のせいもあるのだろう。
ビート板に体をあずけるようにして、ゆっくりと体の力を抜く。
泳ぐのが苦手な人用のプールにはほとんど人もいない。
ゆらゆらと尾鰭を動かすと、大きな尾鰭が水で揺らぐ感覚が楽しい。
「…♪」
小さな声で鼻歌を歌いながら、プールに漂う。
これはこれで悪くない時間だ。 この体になって色々と考えることもあるけれど、
今みたいな時間はそういったことをすべて忘れることができるし。
ご案内:「屋内プール」にスノウさんが現れました。
■スノウ > ...プールって何ですか?
その一言から始まって、急遽入ってみたら?なんて言われて。
服脱がないといけない事や、水着の重要性...とか。
半ば強制的に着る事になってしまった。
...結構キツいような気がするんだけれど、この水着って。
「そもそも...入った事すらないのに
私が使って大丈夫なんだろうか...。」
そんな事を考えていると...誰か先に使ってるみたいだ。
私が占有するわけでもないから、声をかけてみようと近づいてみる。