2026/02/21 のログ
■武知 一実 >
「……ん?」
何だか腑に落ちねえが、向こうも何だか納得いってない様子だ。
とは言え、オレとしちゃ殴り合いが一番手っ取り早くて戦り慣れてるってのは事実だしなあ。
「はー、記憶を封じる、ねえ。
ま、大抵は怖い思いをしたってんだろうから、その方が良いのかもな。
好き好んで夜の学校で怪異相手にドンパチやろうって物好きはそんなに多くねえってだけだろ」
異能だなんて能力を持ってたって、そいつら全員血気盛んってわけじゃねえだろう。
わざわざ危ない橋を渡る様な生活をしたくない、ってのは喧嘩屋してる時に周囲からよく感じてた感情だ。
此方を見据える視線に対し、オレは肩を竦めて見せる。
――――――――――――――――――――――――――
そんな一実と被る様に。
天災を人型にしたような、激しい雷とどこか歪な神性を垣間見る事が出来るかもしれない。
――――――――――――――――――――――――――
「別に馴れ馴れしくなんてねーよ、名乗った時は大抵相手にゃそう呼んで貰ってるからな」
その内慣れると思う、多分。 何だかんだ、これまで渾名呼びを頼んだ奴は大抵慣れてくれてる……よな、多分。
「なるほどな。
てことは、仲間が何人か居ンのか……人望も、それなりにあンだな」
■竜胆 襲 >
「はい。いないかと思います。
本来、異能を持っている生徒でも危険な目に遭いかねないわけですし…」
大方は、たまたま学校に残ってしまって、偶発的に巻き込まれる…というのが多いのだろう。
だからこそ、こうして夜の学校に部活動という体で残り、怪異を殺してまわっているのだから。
「───」
見据えた彼に、一瞬何かが被る。
見えざるものを見通す燐光眼に移ったのは……彼の力の根源となるものか。
──怪異と喧嘩、殴りあるような人間。何かしらを持っていないわけはない、とも思っていたけど。
瞳を閉じ、再び開いた時にはそれはもう消えていた。
「それではかずみん先輩…と。私のほうが慣れなさそう……。
…人望、どうでしょう。各々、怪異に対して思うところもあるのだとは思いますが」
それについては勿論自分も。
しかし深くそれに介入することもなかった故に、言葉はそう留めておいた。
「と……私は別の棟も見らねばいけないので、これで…。
かずみん先輩も、…心配ないかとは思いますが、まだ残るのであれば、お気をつけて」
そう言うと黒い外套を翻し、踵を返す。呼び止められることがなければ、そのまま階下へと降りてゆくのだろう。
■武知 一実 >
「危険な目、か……違ェねえ。
ま、そんな奴らの為に人知れず体張ってる奴らも居るってんだから、世の中捨てたもんじゃねえな」
ん?遠回りだけど結果を見てけばオレもその内に入んのか?
ガラじゃねぇなぁ、やっぱバイトで喧嘩してるくれぇがオレには丁度良いのかもしれねえ。
「おう、どうした?
そんな風に見たとこで、別にチクったりはしねえからよ。
誰かに言ったところで、信じて貰えるか怪しいしな」
まあ、そう言われてハイそうですかと信じられてもそれはそれで心配になるが。
学年も名前も言ったんだ、担保としちゃ十分だろ。
「おう、流石に2年も終わりになってくると、先輩って呼ばれんのにも慣れて来たな……
各々思う所あるだけなら、各々で好き勝手やるだろうさ。
アンタの下に集まったンなら、そりゃアンタの人望だ、自信もって誇って良い。部長……リーダーなんて、そンくれェでないと締まんねえよ」
どうにも、この竜胆って女子は平時はどっか頼りなさげな雰囲気が拭えねえ。
だからこそ、人が集まったって事もあるのかもしれねえが、如何せん、そのお仲間を知らねえんだから結論は出せねえ。
「おう、竜胆も気を付けろよ。あ、怪異にじゃなくて誰かに見つからねえ方を、一応な。
オレも程々にしてズラかるからよ」
背を向けた竜胆へと軽く手を振って、見送る。
占星術部か……そんな部活もあったん……そういや、聞いたような気もするような……
ご案内:「第一教室棟 屋上」から竜胆 襲さんが去りました。
■武知 一実 >
「……はー、風紀に祭祀に占星術部。
学校での夜バイトは意外と競合が多いなあ……ほんで向こうはそれなりな大義名分を持ち合わせてる、と来たか」
いざ揃い踏みで鉢合わせしたら、とりあえず首根っこ掴まれんのはオレだけか。
そうなると……オレも委員会か部活か、どっか所属した方が良いんじゃねえかって思えても来るが。
「けど、ま、この異能がどうにかならん限りは難しいよなァ」
右手に雷を纏わせ、すぐに消し払う。
もう少し、コイツの制御が利くようになったら、
―――そン時は、改めて考えてみっかァ。
ご案内:「第一教室棟 屋上」から武知 一実さんが去りました。