2024/09/29 のログ
ご案内:「第二教室棟 屋上」に兎永巳 鞍祢さんが現れました。
兎永巳 鞍祢 > 『…はぁ』

珍しく屋上にいたはブレザー姿の異邦人の少女。
柵に手をかけながら街を眺めていて。

『私も多分異界…だよねぇ。
この世界に来てだいぶ経つけど…なぁんにも思い出せないや。』

そうズレ落ちた眼鏡を直しながら、ボヤキを。

兎永巳 鞍祢 > 『まあなんにも思い出せないから来た経緯とかも分からないんだけどねっ!』

すぐにぶるぶると首を振り、あっけらかんにそう独り言を明るく。
自分らしくない、とでも示すかのように。

『お勉強も同好会の仕事も楽しいからねっ!』

兎永巳 鞍祢 > にひひ、と笑顔で。
ふと時間を見るためにスマホを取り出し。

『あっ!
そろそろ授業が始まるから行かなきゃだ!
何の授業だったかなっ…?』

なんて、スマホをポケットにしまい込んで。
少女は屋上から慌てて階段を駆け下りていった。

兎永巳 鞍祢 > ───これはある少女のもう1つの小さな物語。
ご案内:「第二教室棟 屋上」から兎永巳 鞍祢さんが去りました。