学園地区の校舎群の一つ。様々な教室や研究室などがこの建物の中に設置されている。
外観としては現代的なビルのようなもの。
※それぞれの教室などの詳しい情景などはある程度自由にしてくださって構いません。
参加者(0):ROM(1)
Time:23:15:57 更新
ご案内:「第三教室棟 屋上」から武知一実さんが去りました。
■武知一実 >
そうこうしてる内に日も沈み、辺りが薄暗くなって来た。
そろそろ指定された業務開始時間だ。
「……さて、今日はどんなのが相手かね……っと」
すっかり馴染んでいたベンチから腰を上げ、右に左にと首を鳴らして気持ちを切り替える。
こっからは慣れ親しんだ喧嘩の時間だ。 まあ、そうでない可能性も大いにあるけども。
……出来れば楽しめる怪異だと良いな、と思いつつ。オレは夜の帳が下り始める校舎へと戻っていくのだった。
■武知一実 >
ま、こうしてボーっとしてんのも悪かねえ。
……ってここんとこずっと言ってる気がするな? 歳か?
最近一人じゃない時は何かと振り回されがちだから、心が安寧を求めてるんだろうか。ンなバカな。
「そんなに疲れてる感じはしねえのにな……」
振り回されはするが、嫌な感じはしていない。
むしろ、この島に来るまではついぞ経験することの無かった他者との関わり合いを楽しんでいる自分も居る。
……まあ、その楽しんでいるというのをどう表現すりゃ良いのか分からねえんだが。
「……ああ、そうか。 経験したことない事ばかりで、キャパちょっと一杯なのか」
要するに整理する時間が欲しい、と。 そういうことか?と自分に問うてみる。
勿論答えなんて分かる訳ねえ。が、何となくそんな感じがした。
今日は何となくばっかりだな。
■武知一実 >
秋の夕暮れは短い。というか、早い。
3時を過ぎた辺りで空は橙に染まり、5時近くもなれば藍や紺が濃くなる。
西の果てに日が沈めば、次第に段々と暗くなっていき、夕暮れ時は終いだ。
そんな秋の、日が沈みかけの放課後。 オレは特に目的も無く屋上に来て、ぼんやりとベンチに座っていた。
例によって夜バイトの時間までの暇潰し、だ。
「今日は腹も減らねえしな……あと1時間も無ェと思うんだが、暇だ……」
時間になれば暇だなんて言ってられなくもなるかもだが、だからと言って今から変に動き回って体力を無駄に消費したくない。
だからこうして、ベンチに座ってくだ巻いてるというわけ。
「はー……いっぺん帰っときゃ良かったかァ……?」
軽く寝る時間はあった。
あったが……何となく足が屋上へ向き、何となくベンチに座り、何となく……1時間くらいそのままになっている。
家に帰りたくない訳じゃ無かったんだが……うーん。
ご案内:「第三教室棟 屋上」に武知一実さんが現れました。
ご案内:「第三教室棟 廊下」から夢月 闇美さんが去りました。
■夢月 闇美 >
一人、二人…
通り過ぎ、足を止め…視線を釘付けにされた様に、立ち止まる
そんな、男子生徒が二人──
「……♡」
くすり、笑みに口元を歪める少女
「──おにーさん♡ いいトコ、行きますか?♪」
夕方は、じき夕闇に
沈むのは、共に怠惰と快楽へ──♡
■夢月 闇美 >
夕暮れ、より闇に近づく時間
昼間はそれなりにセーブしていた淫気も、最早野放しだ
少女から漂うのは甘く鼻を擽る怠惰の香
それだけで、自制心の弱い…性的欲求を抱えた男子生徒は少女の蜘蛛糸へと絡め取られてしまう
ただでさえそういった年頃の男子など、ちょろいもんである
そんなわけで適当に歩いたら、階段に腰掛けて品定めタイム
うっかり視線を奪われた生徒ににっこー♡と笑みを浮かべて小さな手をひらひら…
若干奥手な生徒は逃げてしまうけれど、そういうのは大体期待外れなので気にしない
■夢月 闇美 >
夕日差し込む放課後の廊下
生徒の姿は疎ら
白髮の少女が足取り軽く、口元に白色のロリポップを咥えて
───ほんの数刻前
「おにーさん達、闇美といいトコ行きませんかぁ…?♡」
そんな声をかけて、同時に数人ヒット
そして数分前に遡り、◯◯◯で△△△で×××な一時が過ぎ去って、階段下の用具室から出てきた満足げな少女こそが、この少女
「(もーちょっとつまみ食いしないと明日までもたないかもですねー)」
ご案内:「第三教室棟 廊下」に夢月 闇美さんが現れました。
ご案内:「第三教室棟 屋上」から夢月 闇美さんが去りました。
■夢月 闇美 >
「よ、っと」
ストン、とフェンスから降り立てば、足取り軽く階下への階段へ。
ちゅぴ、と舐めとり小さくなった乳白色のロリポップを艶めかしく唇から引っ張り出し、ぁむ、と咥えなおす。
「今夜はお楽しみ♡」
「デスね~♪」
■夢月 闇美 >
「──、ぁ、あれ、いーですね?」
飽きっぽいのかフェンスに腰掛ける姿勢を逐一変えては、ぱたぱたと足を揺らして。
ふと見つけたのは、男子のグループ。
どこかまだ垢抜けない、初々しさの残る男子生徒達。
明るく、爽やかな笑顔でくだらないやり取りをしながら下校の帰路に立っている。
──ちょうど、一番いい感じの食べ頃。
「ああいうのを~、クソ変態野郎に仕立てあげちゃうのもぉ…」
「オイシイ、ですね♡」
くす、くす。
一人フェンスに腰掛けた少女から溢れる淫気。
ふわりと薄桃色のオーラが沸き立ち、眼と口元は更に意地悪気に釣り上がる──。
■夢月 闇美 >
ポケットから取り出したロリポップ。
包装紙をくるくると解き、乳白色のそれを口へと頬張って。
「ン~……カラダがおっきいだけのは昨日食べちゃったし…」
食材を吟味する様な視線。
座り込んだフェンスの腕で膝の上に肘をついて、ぷにっと頬杖。
美味しいモノは勿論、たまには変わり種も口にしたい…。
闇美ちゃんはグルメな淫魔
■夢月 闇美 >
艶めかしく唇を舐める少女の白髪を秋風が撫でる。
童女を思わせる風貌に相応しくない雰囲気を纏い歩む少女はそのまま屋上のフェンスへと向かい。
ひょい、とその上へと飛び乗り、腰掛けた。
秋空の下、下校途中の生徒達を見下ろしながら、三日月型に金瞳を細める…。
──おやつはいただいたけど、今晩のお食事に相応しいオスでも歩いていないかな。
そんな淫欲に満ちた笑みを浮かべて。