2024/06/05 のログ
ジャスパー > 永久機関が完成したが一旦止めておいた
また今度稼働させるとしよう

「お、おう。そそそその時は任せとけ
銀河一可愛いって言われるようにコーディネートしてやるよっ」

声が震えているぞ
胸を叩くが、脂汗をかいている

「ん?………………
あ、これ普通に出てもいい奴?
あーでもなぁ、やっぱり俺が全部の票集めちゃったら困るじゃん?」

どちらだとしても実際はビビっているだけである

「待て待てい!女装は特に楽しくないぞ!
…ミスった時の痛々しい視線と行ったら…くぅ…泣けてきた…」

どうやら前にも馬鹿をやったことがあるようだ…

ゼア >  
「おおー、銀河一ときましたかー。期待してるよー、頼むかわかんないけど」

適当。の割にそこそこ煽ってはいるので質が悪いというか。

「大丈夫? 体調悪くした? 保健室行く?」

突然声を震わせて脂汗を流す少年を純粋に心配する。

「普通に出られるなら出てもいいんじゃないかなー。なんだか服に詳しそうだし、カッコいいの着そう。
 女装でもゼアはいいと思うんだけどー……やっぱり男の子が女の子の格好するのって、やっぱり人間的にはダメな感じだったりー?」

ああ少年の過去も内心も、少女は決して察さないのでした。

ジャスパー > おっけー、と軽く言った
これが大変なフラグにならないことを祈るばかりである

「大丈夫大丈夫。武者震いしてるだけだから…」

いざ本番を想定すると震える男子である
今のところは大舞台に耐えられる心臓をしていない

「ん~…まあ…お、俺も考えとくぜ…。こほん
あ、そういういい方ってことはゼアは異邦人さん?
いやいや別に差別とかないけどさ、かわいいし。純粋に気になって」

一旦女装云々の話しは置いておいて誤魔化す
丁度良く出てきた少女の言葉尻を捉えて、もしかしたら異邦の人かと思って聞いてみる

ゼア >  
「うん。ゼアはねー、少し前にこの世界に来たのです。色々大変だったんだよー」

 言葉とか、文化の違いとか、その他諸々。とにかくこの世界に慣れるまでは色々とあった。人生(と言っていいかはともかく)の中で一番大変だった時期といっても過言ではないだろうか。

「常世島に来たのは、ほんっとうに最近だけどねー。でも、どんな世界でも、どんな場所でも、人間と一緒にいると楽しいね。驚いてくれたり、優しくしてくれたり、たまーに怒ったりとかして」

人に紛れて生きて、色々な人が構ってくれるのは、うれしいものなのだ。

「だから、お兄さんも、一緒にいると楽しいから好きー。悪戯もとおってもいい反応してくれたし」

思い出したらちょっと笑えてきちゃった。

ジャスパー > 「ほーほー、なるほどなぁ…
もう慣れただろうけど、何かあったら俺こそ手伝うぜ…」

相手の来歴を聞いてふむふむと頷いてから
イケメン顔で決まった…と呟いたが…

「すすすすすすす、好きぃ!?
ごほんげほん。んん"、こらこら、純情な男子をからかうんじゃあないぞゼアちゃん
悪戯されたらそりゃああんな声でるからね、うん」

笑う相手を見て動揺する思春期男子
好きと言われたのはいつ振りか
大体キモいだとか、そっと距離を取られるかのどちらかだからつい心が震えてしまった
男子は好きというストレートな言葉を向けられるのに弱い

「俺も可愛い子は…す、好きだからなっ、うん。まあゼアも、そういう意味だろうきっと」

もしくは玩具扱い。それはそれで興奮するが
一人で納得して平静を取り戻そうとしている

ゼア >  
「? うん、好きだよ? 別にからかってるつもりはないんだけどなー」

流石に察してはいるだろうが、LoveじゃなくてLike的な意味合いで。

「お兄さんも、ゼアのこと好きなんだねー。ふふ、楽しいねー」

Like的な意味合いで。

「また今度出会ったら、悪戯しちゃうかも。今度はお兄さんの方からやってきてもいいよ。ほら、ギブアンドテイクって言うじゃん」

そういう意味で言うものなのだろうか。

「お兄さんほど楽しい反応はできないかもだけど、それでもいいならどんとこい」

ふんす。

ジャスパー > (危なかった。かわいい子に好きなんて言われたら勘違いするじゃないか
友達的なやつね。オーケー
大丈夫、俺は冷静だ。ふーふーはー…)

内心バクバクしつつ、まさかloveなんて思ってないですよ、という顔を装う

「お、おう。好き好き。悪戯っ子なところも最高だぜ」

自分に言い聞かせながらびっ、と再度サムズアップするが…

「い、…悪戯…しっ、んんんんん"ん"、い、いやいや俺は紳士だからね
よっぽどゼアが無防備じゃないと…っていうか言われてもしないし…」

悪戯と言われてまた動揺してしまう
可愛い女子からお誘い?されてもちろん変な方向に妄想が進んでしまったし
女子に不意打ちで触る背徳感に耐えられる自信がない
その瞬間爆発するかもしれない

「ま、まあそれはその時に考えるわ!
お、おれ、お手伝いあるから!そろそろ帰るわ!またなーゼアちゃん!!」

こんないい子に俺は何を…!と自責の念に駆られ
そのまま昇降口に向かって全力ダッシュし始める…
引き留められなければそのまま、夕日に向かって消えていくことだろう

ゼア >  
「えー。ゼアは別に気にしないのに」

多分どさくさに紛れて変なところを触ったとして――多分なんとも思わない。明らかに変な動きだったらちょっとむっとはなると思うけれど。

「あ」

と、まあ。そんなことを話していたら、突然少年は昇降口にダッシュしていく。
一瞬遅れて「さよーならー」と手を振りはしたけれど、去り際の言葉をちょっと考える。

「お手伝い……もしかして、ゼアみたいなことしてるのかな。だったら悪いことしちゃったかも」

お話しすぎたと言われれば、ちょっと反省。でも。

「楽しい人だった。また会えたらいいなー」

ほくほく顔で、ゼアもマイペースに昇降口に向かう。
また見かけたら……もしチャンスだったらまた悪戯してみよ。そんなことを考えながら、歩きながらに鼻歌を歌いだしていた。

ご案内:「第三教室棟 ロビー」からゼアさんが去りました。
ご案内:「第三教室棟 ロビー」からジャスパーさんが去りました。