2024/06/23 のログ
ご案内:「第三教室棟 屋上」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
リョーガ・パレコルタ > _________日曜日の昼間。

リョーガは学生手帳でニュースを見ながら屋上でおにぎりを片手でむぐむぐと食べていた。
その記事の内容は例の『テンタクロウ捕縛の件』についてだった。

『やるねぇい、風紀のみんなも。
まぁこっちはでかい山場(駆り出されること)が少ないのもあるけどよい…。』

でもこうして常世島の日常は過ぎていくものだ、とごちりながら。

リョーガ・パレコルタ > 『まー風紀に負けないよう俺たち(図書委員会)にも頑張んねぇとなんないんだどよい。
…にしても。』

おにぎりを掴んでない指でそっと画面を操作する。
ほかにもまだ未解決の出来事はあったから。
あとはいつも通りヘッドハンティングのメール通知だ、これは無視してるが。

『…今年の夏は一波乱が起きそうな気もするよい。
…でも俺は【縁の下の力持ち】を維持していくだけでい。
いつまでも、これまでも。』

リョーガ・パレコルタ > 『だって。

【アイツ】との約束だもんでね。

…本当に来んのかねぇ。』

おにぎりの残りを口に放り込み。
傍にあった冷たい麦茶のペットボトルの蓋を影で開ける。
そのままそれを掴んでごっきゅごっきゅと。

「んじゃ、行くとしますかい。
博物館にも顔出しとかないとねい。」

よっと、立ち上がって。
影で荷物を掴んで背負い。
のらりくらりと屋上を後にする。

常世の夏は、これからだ。

ご案内:「第三教室棟 屋上」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。