2024/09/30 のログ
ご案内:「第三教室棟 食堂」にアーヴァリティさんが現れました。
ご案内:「第三教室棟 食堂」にDr.イーリスさんが現れました。
アーヴァリティ > 「今日はポークカレーにしようかな」

お昼ご飯の時間!
お家までで帰れない時はね、食堂で食べるようにしている。
食堂のご飯は美味しいし安いし!
珍しいものとかは少ないけど、日常のご飯にはぴったりだね。

ってことで注文したポークカレーを貰って座ったちょっと離れた空いた席。
お昼時だから人も多いね、さっきまでグループが座ってたから一気に空いた場所。

「カレーはよく作ってくれるけど、豚はあんまり入ってないからね~
なんでだろ?」

あんまりどころか一回も出た事がない気がする。
この前はチャーシュー食べてたのに。
なんで?
いただきます!

Dr.イーリス > お昼になった。お腹空いた……。
今日も授業難しい……。

メカとか造ったり、お医者さんやってたりするけど、学園の授業にはついていけてない。

「甘い物でも食べましょうか」

パンケーキとカフェラテをトレイに乗せて、空いているお席を探す。

「うぅ……。結構お席埋まっています……」

がくり、と肩を落とす。
食堂を見渡して空いているお席を探す。

「あの方は、納涼祭でお見掛けした方ですね」

黒髪の少女のお隣の席が空いているので歩み寄っていく。

「ごきげんよう。納涼祭でお会いしましたね。他のお席が埋まっておりまして、お隣よろしいでしょうか?」

微笑みながら、小首を傾げた。

アーヴァリティ > 「ん!こんにちは!
どうぞどうぞ!座って!」

話しかけられてそっち見たらどこかで見た事がある人。
カレーを飲み込んでからちょっとトレーをずらしてあげる。
えーっと納涼祭、納涼祭…あー!

「あー!素麺の速いのに挑戦してた子!お久しぶりです!」

思い出した!取れないねーって話した子だ!
一応少しだけ丁寧な言葉遣いで。
でもあの時一緒に奔流に挑んだ人に久しぶりに会えてちょっとうれしい!

「生徒だったんだ!何年生?1年生かな?」

ボクよりも小さいし、多分そう?
こんな小さい子もいるんだな~。
カレーおいしい。ポーク柔らかいね。

Dr.イーリス > 「ありがとうございます。お久しぶりでございますね」

黒髪の少女のお隣の席に座った。

「もう、あのそうめんは速さだけではありませんでしたよ。もはや取らせる気がなさそうな動きの複雑さです」

あの時の少し話しかけた少女。ゆっくりお話してみたいと考えていたので、こうして学園で会えてよかった。
フォークでパンケーキを幸せそうに食べている。

「それでも、重高さんや彩晴さんのアドバイスで、なんとかそうめんを掴む事ができましたね。お二人に感謝です」

目を細める。

「一年ですね。私の事はDr.イーリスとお呼びください。あなたも一年でしょうか」

きょとんと小首を捻った。

アーヴァリティ > 「ねー
それでもボクは取れなかったよ~、取れたの凄い!」

あの姿なら取れると思うけど、流石にあそこで変身するのもね~
流石にっていうか、やばいっていうか?

「うん!ボクも一年生!
ボクはアーヴァリティ!よろしくね、イーリスさん!」

やっぱり一年生だった。これで上級生だったら転んでたよ。
ボクもアーヴァって呼んでって言うべきなのかな?でもファラとの間での呼び方って感じもするしな~うーん。
そういえば

「そういえばイーリスさんはファ…重高さんの知り合いなの?」

危ないっ

Dr.イーリス > 「あれだけ意味不明な流れ方をしていたそうめんなので、取れないのが普通です……。私も、助言をいただいてやっと……という感じでしたからね」

イーリスの身体能力は一般の子供ぐらいしかないので、重高さんや彩晴さんの助言、あと未来予測する電子頭脳なしでは無理だった……。

「アーヴァリティさんでございますね。よろしくお願いします」

にこっ、と笑みを浮かべてみせる。

「そうですね、納涼祭の時に助言をいただいたりでお話しまして、あとは重高さんが子狼さんになっている時にお会いしましたね。私、その時、諸事情あって実験に失敗し、ねこさんの姿になっていましたね。ねこさんの姿で、子狼さん姿の重高さんと落第街で過ごしました」

今、重高さんがダークエルフの姿になっている事は、イーリスは知らない状態ではあった。

「ねこさんの姿になっている時に落第街を彷徨う羽目になり不良さんに追いかけられたりもしたのですが、子狼さんとなっている重高さんが助けてくださったのですよ。あの時は本当に危なかったです」

危なかった事を思い出して、ちょっと顔が青くなったりもしている。

アーヴァリティ > 「おおかみ?ボクが知らない間に狼になってたのかな?
ボクも見てみたいな~」

毎日顔を合わせてるのに知らない事もあるんだな~。
帰ったら聞こうっと。見せてくれるかな?
かなり気になる。

「そんなに危なかったの?確かに落第街は危ないって聞いた事あるし。
猫が生きていける場所じゃなさそう…
大丈夫でよかったよかった」

うんうんって頷く。
普通の猫じゃなくて、化け猫とかが居そう。
顔が青くなってるし、よっぽど怖かったんだろうなー。
ボクはまだ落第街行ったことないけど、今度行ってみようかな?
やめておいた方がいいかな?

Dr.イーリス > 「とてももふもふな毛並みの子狼さんでございましたね。重高さんが子狼さんになっている時の画像ならございますよ」

イーリスは微笑みながらスマホを取り出して、アーヴァリティさんに画面を見せる。
とてももふもふな子狼さんと三毛猫さんが座りながら、仲良さそうに体を寄せ合っていた。
直接スマホなどの端末で撮影したわけではなく、イーリスの体が元に戻った際に、イーリスの視点で見た時のもの。
イーリスは改造人間であり、視覚をそのまま映像や画像に残せる。

「そうですね、あまり近づかない方が良い場所ではあります。今はギフト騒動や紅き屍骸の徘徊といった事で何かと荒れている街でありますからね。そうですね……ねこさんではとても危険いっぱいでした……」

ちょっと遠い目をする。

「アーヴァリティさんは、重高さんと仲がよろしいのですね」

アーヴァリティさんの言動から、重高さんとはとても仲が良いのかな、と想像した。

アーヴァリティ > 「え?ほんと!見たい見たい!」

ラッキー!?
乗り出して見せて貰った写真はちっちゃい猫と狼が一緒に座ってる写真!
かわいい!

「かわいいー!今度触らせてもらおうかな!」

でもボクより先に見てたりくっついてるのはちょっともやっとするような。
むむむ、くやしい。
カレーおいしいね。

「ぎふと?あかきしがい?よくわかんないけど荒れてるんだね。猫には大変そうだなあ」

ギフトは言葉の意味は分かるけど、あかきしがいはどんなのなんだろうって遠い目。
想像がつかないなぁ。

「うん!同じ部屋に一緒に住んでるよ!
あと、えーっと…」

婚約者って、言っていいのかな?
恥ずかしいし、人に話していいのかな?でも知り合いみたいだし大丈夫かな?
い、いや!やめとこ!恥ずかしい!

「やっぱなんでもない!一緒に住んでる!」

顔ちょっと熱い!
めそらしー!

Dr.イーリス > 乗り出して眺めているアーヴァリティさんを見ると、重高さんとほんとに凄く仲が良いんだなと目を細めた。

「ふふ。とてももふもふで心地よかったですね」

画像のものは人間の体に戻ったイーリスからによるものだけど、この画像が撮影された少し前まで、イーリスは画像に映る三毛猫になってもふもふな子狼さんの重高さんと体を寄せ合っていた。
そういったお話をしながらもイーリスはパンケーキを美味しく食べていた。

「落第街で起きているとても危ない出来事ですね。紅き屍骸に関わってしまうと、下手をすればゾンビになってしまったりします。ゾンビのパンデミックです。落第街に近づかなければ、ほぼほぼ紅き屍骸にもギフト騒動にも巻き込まれる事はないと思いますよ」

ギフト騒動も紅き屍骸の事件も、落第街での出来事。
落第街や転移荒野に行かなければ、この島は結構平和。
それでもやはり、落第街という場所はいつも物騒……。

「重高さんとは相部屋だったのですね。何でございましょう……」

何か言い始めるアーヴァリティさんに、イーリスはきょとんとする。
結局、アーヴァリティさんは言い出せずにいたけど、目を逸らされてしまい、さらに頬も染めてしまっていた。
相部屋という事も相まって、イーリスはなんとなくどういった関係かを察する。

「なるほどです。アーヴァリティさんか重高さんは、どちらかは実は男の子という事でございますね」

そう口にして微笑んだ。なるほど、道理で重高さんの子狼姿に興味津々なわけだ。
半分察して、半分勘違いだった。
アーヴァリティさんと重高さんが恋人同士なのだろう、というのをまず察する。
そして、どちらかが実は男の子だという想像をしてしまっている。

イーリスの想い人であるエルピスさんが、女の子に見える男の子だ。エルピスさん以外にもこの島で、女の子のように見えて実は男の子という人も見てきた。
エルピスさんとイーリスは、一見同性カップルに見えて男女カップル。アーヴァリティさんと重高さんもそんな感じなのかなと想像していた。
お二人が女子寮で相部屋というのもイーリスは知らない。

アーヴァリティ > 「いいなー!」

ボクも触りたい!!
人型の時ならいっぱい触ってるのにー!

「こっちにもゾンビっているんだなあ…怖いよねーゾンビ」

こっちのゾンビもやっぱり死体が動く感じなのかな。
実はあんまりゾンビ見たこと無くて詳しくない。冒険者が死ぬとゾンビになる時があるってぐらい。
それも大体生前より弱いから一発でひねりつぶせるけど、たま~に凄い強いゾンビになるのがいたなー。
懐かしい。でも今のボクでは会いたくない。多分しぬ。いや、ゾンビになる。

「ち、ちがうよ?!」

多分バレてるー!
じゃなきゃこんな変なこと言わないよね?!
ど、どうにかして誤魔化さないと?!

「たたたしかにそういうのって男女のものだけど!!でもボクもファラも女の子で!
だっだからそういうんじゃなくってね?!」

顔の温度がヒートアップしていく!!
慌てすぎてスプーンがお皿に落ちた!

Dr.イーリス > 「頼めば重高さんも、もふもふ子狼さんになってくださるかもしれません」

特に想い人が相手なら、猶更。

「ほんとに、恐ろしいですね……。私は、そのゾンビに幾度も殺害されかけた事があります。こっちにも、という事はアーヴァリティさんの故郷にもゾンビさんがいらっしゃったのですね」

イーリスは、紅きゾンビこと紅き屍骸がスラムや落第街を浸食しようとしているのを止めるために戦っている。
紅き屍骸に対抗するために、紅き屍骸についての研究をしたり、命を懸けて死闘をしたり……。ここまで紅き屍骸を抑えるのに、凄く大変だった……。

「あ、あれ……」

お二人は女の子という事で勘が外れた、と思い、瞳をぱちぱちとしてしまう。
外しているとなれば物凄く失礼な発言になるので、イーリスは慌てて謝罪。

「も、申し訳ございません……! えっと、私の愛する人が女の子のような男の子でしたので……それと同じような関係なのかなと思ってしまいました……!」

深々と頭をさげる。
しかし、アーヴァリティさんがすごく赤くなっていたりで、想い人ではあるようだ。

「しかし、そうでございますか。アーヴァリティさんと重高さんは想い合っているのでございますね」

目を細めて微笑んでみせる。

アーヴァリティ > あかきしがいっていうゾンビは凄い強そう。昔ならまだしも、今はあんまり遭遇したくないかも!
それよりも!!!

「そ、そうなんだ!?確かにそういうののほうが普通って聞いたけど!
そ、そうじゃなくて!!頭上げて?!」

慌てて順序がめちゃくちゃになってる!目に付いたものから反応する場当たりスタイルっ。
誤解、じゃないけど!完全にバレてる!
んもー!!

「そそそそっ…
…うん、まあ、そう…だよ…?」

バレてるなら…いっかーって。
隠す事でもないし…ないのかな?
スプーン拾ってめをちらちら逸らしながら認めちゃう。
うー恥ずかしい。ファラが迫ってきたときの事とかがばばばって頭の中を駆けていく…
うううう!

「イーリスさんにも…いるの?そういう人…」

話逸らし、興味、あと自分以外でそういう相手がいる人とそういう話題で話すのは初めてだから。
ちょっと話題を振ってみる。
まだ顔熱い。しばらくは冷めなさそう。カレー食べてるし…もぐもぐ、おいしい。

Dr.イーリス > 頭を上げる用促してくださったので、申し訳なさそうに頭をあげる。


「人の恋路はそれぞれあるものですからね。確かな愛があるならば、異性なのか同性なのかは些細な差なのかもしれません」

普通の感覚、一般的な感覚はあるのかもしれないけど、あまりそういったものにとらわれない多様性はあってもいいものだろう。
誰かを愛する事は、とても素敵なこと。

「重高さんはとても素敵な方でございますからね」

イーリスも頬を染めながら、頷いてみせる。

「とても愛している方がいます。胸が痛むぐらいに、お慕いしています。先程、ゾンビに幾度も殺されかけたと言いましたが、その方……エルピスさんは幾度も私を命懸けで助けてくださいました。彼は、とても素敵な殿方です」