2024/10/20 のログ
ご案内:「第三教室棟 屋上」に夢月 闇美さんが現れました。
■夢月 闇美 >
屋上の一角…機械室の裏手側、少し視覚からは影になる場所。
ここは、ちょっとした穴場である。
「───、──、───♡」
耳を澄まさなければ聞こえない、男女の浮ついた声。そして…。
ぴちゅーん
「ふふ、ごちそーさま…♡」
絹擦れの音と共にスカートを直し影から出てくるのは、妙に熱っぽい笑みを口の端に称えた一人の少女の姿。
■夢月 闇美 >
艶めかしく唇を舐める少女の白髪を秋風が撫でる。
童女を思わせる風貌に相応しくない雰囲気を纏い歩む少女はそのまま屋上のフェンスへと向かい。
ひょい、とその上へと飛び乗り、腰掛けた。
秋空の下、下校途中の生徒達を見下ろしながら、三日月型に金瞳を細める…。
──おやつはいただいたけど、今晩のお食事に相応しいオスでも歩いていないかな。
そんな淫欲に満ちた笑みを浮かべて。
■夢月 闇美 >
ポケットから取り出したロリポップ。
包装紙をくるくると解き、乳白色のそれを口へと頬張って。
「ン~……カラダがおっきいだけのは昨日食べちゃったし…」
食材を吟味する様な視線。
座り込んだフェンスの腕で膝の上に肘をついて、ぷにっと頬杖。
美味しいモノは勿論、たまには変わり種も口にしたい…。
闇美ちゃんはグルメな淫魔
■夢月 闇美 >
「──、ぁ、あれ、いーですね?」
飽きっぽいのかフェンスに腰掛ける姿勢を逐一変えては、ぱたぱたと足を揺らして。
ふと見つけたのは、男子のグループ。
どこかまだ垢抜けない、初々しさの残る男子生徒達。
明るく、爽やかな笑顔でくだらないやり取りをしながら下校の帰路に立っている。
──ちょうど、一番いい感じの食べ頃。
「ああいうのを~、クソ変態野郎に仕立てあげちゃうのもぉ…」
「オイシイ、ですね♡」
くす、くす。
一人フェンスに腰掛けた少女から溢れる淫気。
ふわりと薄桃色のオーラが沸き立ち、眼と口元は更に意地悪気に釣り上がる──。
■夢月 闇美 >
「よ、っと」
ストン、とフェンスから降り立てば、足取り軽く階下への階段へ。
ちゅぴ、と舐めとり小さくなった乳白色のロリポップを艶めかしく唇から引っ張り出し、ぁむ、と咥えなおす。
「今夜はお楽しみ♡」
「デスね~♪」
ご案内:「第三教室棟 屋上」から夢月 闇美さんが去りました。