2026/01/21 のログ
ご案内:「神技武練塾 - 神技堂」に霜月 霈さんが現れました。
霜月 霈 >  
最強を目指す武人・武芸者の集い──神技武練塾。

伝説の部室と呼ばれる、学園敷地内部室棟の最奥に位置する古い武道場「神技堂」
"最強"を目指す者が今日も集い、修練に励む場である。

「実戦形式は歓迎」

武道場の中央に仁王立つ女生徒が鍔鳴りを響かせる。

「刃引きもしていないし峰打ちも寸止めもしない。
 そういうルールだから、助かるよ。此処は」

血拭い、そして納刀した長刀を肩へと掛け、見下ろすのは今しがたの立会の敗者の姿。
実戦形式での立会、故に一切の容赦なく斬った。

この場はそういった者達の集いである…とはいえど。
一切の躊躇なく、憮然とした表情を崩すこともなく佇む女生徒の姿は息を呑むものであった。

──やがて保健委員が呼ばれ、応急処置と病院への搬送作業がはじまる。

こんな光景も、この武道場では茶飯事なのだろう。

霜月 霈 >  
徒手、剣術、槍術、弓術、(やわら)……。
あらゆる最強の道が交わる場所。怪我などは当たり前。

武芸者が真剣に立会に臨めばそうもなろう──とはいえ、無法の場ではない。
行き過ぎれば、指導は当然入る

「殺してもないのにそう目くじら立てられてもな」

ややざわめく武練塾の面々に肩を竦める。

そして刺される釘は…この武練塾の外ではやるなよ。というものである。集まっている面々も大概だ。


霜月 霈 >  
「…で。他にいる? やる人」

さて、今日はまだ一人と立ち会っただけ。さして疲れてもいない。

集まる面々…今日はとりあえず徒手空拳の連中が多い。
空手、拳法、蹴道、ボクシング、レスリング…様々だ。

選り取り見取りでもあるが、どうやら今日のその場には立会に応じる気骨の持ち主はいないようだ。

それも当然、達人のみが集まる場…というわけではない。
最強を目指す者、つまりは強くなりたい者が集まる場であり、その麓に足を踏み入れたばかりの者も多い。

そしてこの少女は「手加減が出来ない」という点で有名であった。

霜月 霈 >  
この場に来たばかりの、喧嘩自慢の不良生徒くらいであれば挑んだのかもしれないが。

「……ま、一人とやれただけでも重畳か」

トントン、と揺らすように長刀の鞘を肩で弾ませる。
その視線から闘争心を感じる者達はいる。さっさと自分の相手が出来るくらいに強くなってもらいたいものである。

弱い相手とやりあっても強くはなれない。
とりあえず最低でも超えなければならない壁(強すぎる実姉を倒す)が高く険しい。足踏みや寄り道をしている暇はないのだ。

とはいえ…

「(ああ、バレるとまたシズク姉にブツクサ言われそうだな)」

姉は武人ではあるものの、それなりに礼を重んじるタイプだ。
時折やらかす自分の修羅っぷりを此処で謝罪していると聞くこともあった。

剣術家が真剣勝負して何が悪いんだか。と思わなくもないが説教をされるのは御免である。

霜月 霈 >  
姉が来る前に退散するか。
そう決めるとそそくさ、少女は神技堂を後にする。

午後からはなんの授業だったかな。
剣以外のこともソツなくこなす少女であった。

ご案内:「神技武練塾 - 神技堂」から霜月 霈さんが去りました。