2024/06/26 のログ
蘇芳 那由他 > そういえば、身元引受人というか後見人になってくれた風紀の人にも一応、きちんと報告はして了承は得ている。

ただ、最初に「すいません報告があるんですが…」と、伝えた時に――

風紀委員の蘇芳氏 > 「…待っていたぞ那由他君。ついに君にも春が来たんだな!?」
蘇芳 那由他 > 「まだ何にも言ってないですし、初手から何言ってんですかアンタ!!」
蘇芳 那由他 > と、いう微笑ましい親子…親子?まぁ、そんな感じのやり取りがあった。
ちなみに、その後に露骨にその人のテンションが下がっていた事を僕は忘れない。

「…仕事は真面目らしいのに、プライベート関連だとはっちゃける人なんだよなぁ…。」

頭が痛い。色々と恩がある人だけど、あのノリだけは何とかならないかな…。
そもそも、僕は端末の通知音を勝手に変更してくれやがった恨みも忘れていない。

…駄目だ、疲れが余計に増した気がする。思い出すもんじゃないな…。

蘇芳 那由他 > まぁ、あの人なりにこちらに親身になってくれているのが伝わるので、何とも複雑だ。

(…僕の周りって、本当に個性的な人たちばかりなんだなぁ。)

凡人にはそこまで突き抜けた個性は無い。…多分無い。無いったら無い。
…駄目だ、疲れてると思考があっちこっちにフラフラ漂う感じがする。

「…取り敢えず、最低限の知識だけは入れておかないと。手伝うと決めたのは僕だしね。」

パンっ、と軽く己の頬を叩いて気を取り直す。自分の言葉には責任を持たなければならない。
ただ、矢張りそうなると――

「…自衛というか、僕自身少しは立ち回れるようにならないときついかも。」

自分だけならまだいいが、”誰か”の足手纏いになるのは嫌だ。
結果的に”誰か”を危険に晒す事になるから。でも今の僕には力が無い。

(…せめて体を鍛えたり体力を付けるくらいから、コツコツ頑張るしかないかぁ。)

【槍】ばかりに頼ってもいられない。今はそれしか無いとしても。

蘇芳 那由他 > 「…取り敢えず、何冊か借りて部屋で続き読もう…。」

ふらふらと立ち上がると、休憩室をゆっくりと疲れが滲む足取りで後にする。
こういう地道な事もいずれきっと役に立つことがあると…思いたい。

ご案内:「図書館 休憩室」から蘇芳 那由他さんが去りました。