2024/07/04 のログ
ご案内:「図書館 閲覧室」にエルピス・シズメさんが現れました。
エルピス・シズメ >   
「4日目のテストも終わり。
 テスト用の資料本の返却は終わったし……どうしようかな。」

 試験勉強の詰めを終えて、図書館で寛ぐ少女のような少年。
 資料の返却をし終え、筆記用を転がした自席に戻ってきた所だ。
 

エルピス・シズメ >   
「借りたい本はないけれど……」

 新聞が纏められている一角に足を運んで、一つの新聞社を1週間分持っていく。
 少々多い気もするが、他に読みそうな人もいないから大丈夫……と判断したのだろう。

「新聞を読むのは久しぶりかも。眼が滑る……」

 完全に思い付きで取ったらしい。自分で取って自分で困惑する。
 ざっくりとした常世島の現在でも把握できないかと思ったのだろう。

「あ、やっぱりオモイカネ8は人気なんだね。買えてよかったー。」

 

エルピス・シズメ >  
「委員会総合庁舎の正式開庁は初めて知ったかも。
 今のところ行く用事はないけれど……」

 新聞を捲る。たまに不穏な話も出てくるものの、基本的にはポジティブなニュースが多い……様に思う。

「あ、これは知ってる。常世島スパ洞天《桃源リゾート》、あそこはよかったからまた行きたいな。
 この前は隙間時間にちょっと寄っただけだし……あ、仙術ベースなんだ。なるほどなるほど……」

 得心して頷く。
 仕掛けの幾つかに納得が行ったらしい。

「プールもあるし、夏休みは混みそうかなあ」
 

エルピス・シズメ >  
「で、大祓と七夕祭かぁ……」

 曖昧にぼやく。
 行事に関わる立場でもなく、同時に催し物があっても遊びに行けそうな友達も浮かばない。

「……うーん、独りでめぐるのもありかもしれないけど……」

 先のことを思い浮かべて悩んだ。

エルピス・シズメ >   
「その時考えよ。」

 思考を放棄。

 新聞を戻して周囲を見渡す。
 なんとなく頭の片隅に引っかかるものがあったので、オカルトの項に向かう。

「裏常世渋谷……。」

 ある単語を呟きつつ、それらしきものを扱っている書物を探す。
 探し方がわるいのか、イマイチそれらしきタイトルの目星が付かない。

「ううん……」

エルピス・シズメ >  
「今日はいいかな……。」

 調べ物をあきらめ、図書館を後にした。

ご案内:「図書館 閲覧室」からエルピス・シズメさんが去りました。