2024/12/27 のログ
泳夢 >  
ともあれ、今一度椅子を整え終えれば、後は席に座って本を読むだけだ。
車椅子を机の傍に移動させ、義肢を器用に操ろ車椅子の少女は目的の本を読み始めた。

……それから、しばらく後。
彼女は読み終えた本をパタリと閉じて、また次の本へと手を伸ばす。
そんな調子で、少女は黙々と本を読み続けていた。

ご案内:「図書館 閲覧室」から泳夢さんが去りました。