2024/06/09 のログ
ご案内:「大時計塔」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
リョーガ・パレコルタ > 「んー。いい風でござんさぁなぁ。」


昼間真っ盛りの大時計塔。

そこで昼食として売店で購入したお握りや総菜を片手で器用に食べ進める二年生の男の姿が。

「ん、いつも通りうめぇ。
風がある日にこうして独りで飯食いなんざ酔狂でござんしょうけど。」

男は誰とでもなく、独り言のように。
でもそれは自らに言い聞かせてもいるように。
そうして男は昼食を摂り終えて右片手で立ち上がると。

「そろそろ行きやしょうかねぇ。
先公の方々にどやされてもいけねぇや。」

と、颯爽とその場を後にする。
そろそろ授業なりなんなりがあっても。可笑しくはない時刻であったから。

ご案内:「大時計塔」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。