2024/06/14 のログ
ご案内:「大時計塔」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
■リョーガ・パレコルタ > --------放課後。
今日も大時計塔の見晴らしがいい場所にリョーガはいた。
今日は特に何をするでもなく。
スマホにヘッドホンを繋いで、かけている音楽を楽しんでいるのか、小刻みに揺れながらリズムをとっていた。
彼らしく、リズム感ある曲や歌謡曲などを。
独り其処で、ゆっくりと味わっていた。
「~♬」
■リョーガ・パレコルタ > 音楽は専用のプレイリストを作って。
そこに自身の好みを適当に放り込んで。
そこから厳選して、というのがリョーガのスタイルだ。
「~♩」
彼も音楽を嗜むあたり、トレンドに疎いわけでもなし。
このような印象の持たれ方は、彼のその口調から因るものである、が。
彼はたいして気にしてなぞいないのだろうけど。
音楽を聴きながら、いつぞやかの記憶を振り返るように。
いつしかその歌詞を口ずさんでいた。
■リョーガ・パレコルタ > 「ん~いい曲だねぇい。」
リズムに合わせて小刻みに揺れながら。
彼は音楽へと意識に傾けている。
今誰かがもし来ても気づかないほどに。
普段彼が一人でいるときは、こうした姿もあるのだろうから。
そうして少しずつ、時間が経っていくのだ。
■リョーガ・パレコルタ > 今彼が聴いているのは。
この島をぐるっと囲む環状道路、それも高速道路で走りながら聴くようなヒップホップジャンル。
夏の夜をイメージしたそれはこれからの季節にぴったりだ。
本島でも流行っているようなものだろう。
彼はトレンドより親しみやすいものを好むのだが。
たまには悪くないだろう、と。
「~♪」
■リョーガ・パレコルタ > 「ん。
そろそろ帰るかねぇい。」
音楽を切って、ヘッドホンを徐に外し。
その接続を切ってからリュックに仕舞い込んで。
そのままよっ、と立ち上がる。
「さぁて、ドーナツかなんかでも買いに行くと洒落込もうかい。」
と、その場を後にする。
音楽の余韻をその身体で楽しみながら。
ご案内:「大時計塔」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。