2025/01/11 のログ
ご案内:「大時計塔」にプラント・ハナさんが現れました。
プラント・ハナ > 「意外と入れるんだな...」

大時計塔にある一人の少女が現れた。
本当はここには勝手に入ってはいけない。

だが、ハナは好奇心が湧いてその大時計塔に侵入したようだ。

しかもハナは【風紀委員会】に所属している。
もし誰かにバレ、明らかにされるとまずいだろう。

「おぉ...凄いなここ」

大時計塔では常世学園だけではなく、常世島全体がここでは見渡せる。
その位高い所だからか、結構風は吹く。

だが、揺らぐほどではなく、ゆらゆらと通り過ぎていく程度の風だった。

謎の少年 > 「君もこの美景を見に来たの?」

急にハナに話しかける。

彼は少し和風な服装をしており、頭には狐の耳が生えている。
普通の人間ではないようだ。

恐らく彼も美景を見に来る為にここに来たんだろう。

そして、ハナはどんな反応をするのだろうか。

プラント・ハナ > 「うわっ...!!」

案の定急に話しかけられたことにより、驚いているようだ。
そして、それだけではなく、

(運が悪ければ他の人達に自分が立ち入り禁止の場所に行っていた事を話されるのだろうか)

という気持ちもあった。

「えっと...あっ、うん...そうだよ」

咄嗟にその言葉を放った。

一見見るとただ緊張しているように見えるが実際は結構焦りも出ている。
そして、ハナはもう一度話始める。

「君は誰なの...?てか、どうしてここに...?」

そう謎の少年に問いかけた。

謎の少年 > 「だたこの景色を見に来ただけさ。君だってそうなんだろう?」

少し微笑みながらハナに教える。
そしてまた謎の少年は話しだす。

「誰って言われてもなぁー。まあここの生徒って事だけは教えておくよ。」

少し躊躇いつつもそう言った。

この情報だけでは流石に誰かを特定することは不可能に近いだろう。

プラント・ハナ > 「...まあいいや、また来るよ」

少年の話を聞いた後、ずっと2人でいるのが嫌だったからか、彼女はそう言った。

「まあやっぱりここは綺麗だからなぁ...」

独り言を呟きながら学園内に戻う道を歩いて行く。
彼女にとっては印象に残る思い出になっただろう。

そして、彼女は大時計塔から消えていったのだった――

ご案内:「大時計塔」からプラント・ハナさんが去りました。