2026/02/27 のログ
ご案内:「大時計塔」に御雷 天華さんが現れました。
■御雷 天華 >
まだ肌を刺すような寒さの残る冬の末。
春のさえずりが目の前に迫り、残す日時はおよそ一月。
「……さて、実際に学園の方を見て回るのはこれが初めてですけれど」
入学を控えた少女が一人、学園の門を潜る。
茶を帯びた髪を風になびかせながら、少女は学園の敷地を歩いていく。
その出で立ちに特別なところはない。
強いて言えば見学故に制服ではなく私服である程度。
無論、見学許可証をしっかり首へと提げている
■御雷 天華 >
「想像以上に広いですね……。
ひとまず、どこから見て回るとしましょうか」
少女は学園の敷地をゆっくりと歩いていく。
その足取りに迷いはないが、しかし明確な目的地があるようでもなかった。
気の向くまま、なんとなく足の向くままに散策するのも悪くない。
そんな思案や打算も無しで新鮮な気分なのは、それこそ子供の時ぶりだろうか。
といっても、たった数年前の事ではある筈なのではあるが。
ご案内:「大時計塔」に上下院 禰喪さんが現れました。
■上下院 禰喪 >
「ふむ、この辺りは、警備が手薄でありますなぁ……」
非番の日。とはいえ、先日軽い怪我をした手が治っておらず、積極的な訓練をすることができない。暇潰しも兼ねて、島内をパトロールしていた。
そんな中、迷い込んだのが大時計塔の敷地。無論、目的もなく歩いていたので、許可証などは持っていない。大仰な時計塔を見上げて、ほうと息を吐けば、近くにいる人物を見つけて。
挨拶は、風紀委員の基本……そのような思考からだろう。警戒させないように、ゆっくりと近付けば、話し掛けて。
「おや、こんにちは。お散歩ですかな?」
■御雷 天華 >
「っと、こんにちは。
……春から入学予定でして、ちょっと見学を、と」
声を掛けられれば少女は振り向き、ぺこりと一礼した。
視線の先に居たのは、自らと同じくらいの背丈の少年。
和装に身を包んでこそ居るが、敷地内に居るからにはこの学園の生徒だろう。
……と、そのように彼女は判断したらしい。
流石にふらっと迷い込んだとは思っても居ないようだ。
■上下院 禰喪 >
「おや、おや……!それはなんと、後輩でございますか!」
自身も、未だ一年生。それ故に、後輩ができるという現実だけで嬉しい。思わず、表情が綻んでしまう。一礼を受けると、負けじと深々と頭を下げる。その際に、腰に提げた刀がカチリと揺れた。それから、自らの胸元に片手を添えて自己紹介。
「自分は、風紀委員の上下院禰喪であります。……とはいえ、現在は非番です故、制服を着ていないのですが。」
この学園は、それなりに物騒だ。女人一人で見学をするのは、不安だろう。勝手な正義感を迸らせれば、提案をして。
「宜しければ、同行しましょうか。この島には、治安が良くない場所もあるので。」
■御雷 天華 >
どうやら経緯はともかく、先輩なのはあっていたらしい。
足を止めて丁寧に顔をと視線を合わせて、はにかむように口角を歪める。
「おや、ということはやはり先輩でしたか。
初めまして、春より新入生となる御雷 天華と申します」
何はともあれ、まずは自己紹介を少女は行う。
丁寧で礼節の感じられる挨拶であった。
「あはは……そんな物騒なところには今日は行くつもりはないですよ。
校舎を見て回るだけですし……しかし、案内は助かりますね。
実のところ、予想以上に広い敷地に驚いていた所でしたので」