学園を運営する重要な組織である「委員会」の本部などが立ち並ぶ一画。国家における官庁街に相当する。
基本的に各種委員会の事務などが行われる場所のため、歓楽的なことを求めるには向いていない場所である。
とはいえ、委員向けの飲食系部活もいくつか存在している。
ごく最近、委員会総合庁舎が竣工し、委員会の出張オフィスや窓口が置かれ、委員会間の連携や交流の促進が測られている。
※委員会本部庁舎の会議室などの個別の部屋を表現したいといった場合は、ロールプレイの中でわかるように表現する、あるいは自由記入を使うなど各自ご対応ください。
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Time:02:34:08 更新
ご案内:「委員会街 鉄道委員会庁舎」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「委員会街 鉄道委員会庁舎」から鶴博 波都さんが去りました。
■鶴博 波都 >
「はい、是非とも!」
スマートフォンを取り出して嬉しそうに読み込みコードを示して連作先を提示。
カメラ等でQRやそれに属する類をスキャニング出来れば読み込める便利で交換形式。
上手くいかなかったら、メールアドレスを教えて貰ってから手早く送信。
「お友達が増えて私も嬉しいです。
さっきの通り、はとちゃんで大丈夫ですよ。宜しくお願いしますね、瑠音ちゃん。」
いずれにせよ、連絡先の交換を終えてから席を立ってからストーブを切る。
試運転も問題なさそうなので、この子達はこのまま現場に配備しよう。
「それじゃあ、出口まで案内しますね。
今日は瑠音ちゃんがお話を聞きに来てくれてとっても嬉しかったです。」
たのし気な素振りで建物の外までゆっくりと案内し、
見送る際には制帽をしっかり被り直し、びしっと敬礼してカッコつけて見送るはとちゃんの姿があったそうな──。
■黒羽 瑠音 >
「実際そんな感じですよね、風紀委員の活躍とかは特によく新聞に載ってますし、祭祀…でしたっけ、とか、勿論鉄道も……
何というか、此処に来る前に聞いた、常世島は実質『国』って話
本当だったんだなぁって常々思っちゃいますね」
少しでも私はこの島に馴染めたんだろうか、何て思いながら
はとちゃんさんと一緒にストーブを眺めて
「あ、大丈夫ですよ、私も多分覚えてないですし……
でも、之からは少なくともはとちゃんさんの事は覚えてます!
だって、こんなに熱心に教えてくれる先輩の事、忘れたら失礼ですし」
くす、と口元を笑わせながら貰った資料をしっかりしまう
之もちゃんと帰ったら確認しよう、入りたいって気持ちは湧いてきているけれど
こういう時こそしっかり自分の頭で考えないと、それこそ失礼だもんね
「今日はありがとうございます、えっと、それで……」
そうしてお話をしっかり先輩から聞いて、最後に一つ此方からも提案を
「良ければ連絡先とか、交換してもらっていいですか?
はとちゃんさん……えっと、はとちゃんが良かったら、また別の機会でも話したいなって」
そういってスマホを取り出し、じぃーっと見つめてみる
■鶴博 波都 >
「流石にお給金や単位の補助なしでこのお仕事は、大変すぎますからね。
委員会と言う名前は付いていても、公務員みたいなものですから。」
ほんのり苦笑。
職業訓練を兼ねているとしても、それで回っている社会と経済がある以上、相応のものを支払ってくれている。
そんな認識ではとちゃんは日々の業務をこなしています。
「気付いたらもうハロウィンもクリスマスも年末も見えてます。
この季節は寒いし忙しいので、この子も欠かせませんね。」
円柱型のストーブに視線を移す。
何だかんだで局所局所を暖めてくれるこのタイプのストーブにはお世話になります。
「たぶん、あるかもしれません。
日常の中でも特に憂鬱で忙しい時期ですから、顔までは中々覚えられないと思います……。」
仕事の時は『個人』を意識している暇があんまりない。
多くの乗客の安全と輸送を担う以上、仕事の時はストイック。
「鉄道委員でも他の委員でも、一緒にお仕事出来たら嬉しいですね。
委員会自体は何処も大きいですから、
希望通りの配属や友人と働けるかは時の運ですけれど……」
でも、目の前の子が後輩になってくれたらちょっと嬉しいな。
そんな欲求が少しだけ沸いてきているのは秘めたる事実。
「とりあえず、お渡しした資料にも申請や体験入学の手続きは書いてあります。
お年賀まわりは……来月かなあ……去年のならWEBを通して見れたと思います。」
話しながら、自分のやってきたことを振り返る。
自分のお仕事にあこがれてくれる人が居る事に、確かな嬉しさを抱いた。
■黒羽 瑠音 >
「私の場合は両親が仕送りをしてくれますけど
出来るだけ負担はかけたくないので……バイトも考えてます
でも、委員会でもそういうお給金みたいなのが出たりするのは驚きでした」
熱心に頷きながら同意する、シェアルームを使ってるからちょっと安かったり
寮で食事を作る時はルームメイトの皆の分の買い物も一緒にしたり
ちょっとした節約をするとしないとでは大違いなのです
「年賀状… それこそ島の内外から一杯来そうですし、お仕事大変そうですね
ちょっと考えてみます、思えばもう年末が見えてくるんですね、早いなぁ」
口元に指をあてながら聞いていると、本当に想像通りの答えが帰ってきて
「才能… 何かを運転するのが得意な、成程、好きこそものの上手なれっていいますし
才能をそのまま好きな仕事に出来るのってとっても素敵だと思います!
通勤ラッシュ……なら私もお世話になった事あるのかもなぁ」
こうして話を聞いているだけでも知らない事と、所属している人の人となりが分かってくる
少なくとも、はとちゃんさんは心からこの仕事を楽しんでるんだろうなと言うのは伝わってきて
「…… ある意味、天職ってやつなのかもですね、羨ましいかもしれません
私も、鉄道委員会でお仕事をしていれば、そういう遣り甲斐も見つけられるかなぁ……
何て、ちょっとだけ興味は湧いてきてたり、取りあえず一通りの委員会には顔を出してみますけど
はとちゃんさんと一緒に働けるなら、鉄道も悪くないかなって今は思ってます」
笑顔を浮かべながらお茶の残りをゆっくりすする
はふ、と息を吐いて、ストーブの柔らかな熱を感じていた
■鶴博 波都 >
「実際、わからないので!」
分からないことは分からないと答えるはとちゃん。
考察をしている委員はいたけれど、それはそれです。
自分も折角なので、黒糖饅頭をつまんでお茶を飲んで一息つきます。
「少なからずの学費が要りますからね。税金みたいなもの聞きました。
本土のそれより安いみたいですけれど、仕送りがなければ何かしらで生計を立てないといけません。」
その額は本来のそれらに比べたら少ないらしい。
それでもお金は要るし、自由に使えるお金が出来るのは楽になること。
あまり趣味を持たない鶴博 波都は外食に充てて時短を図ることが多いが、
お金がある事で出来る余裕さは十二分に理解している。
「はい。やりがいもあるので私個人としてはオススメです。
気が向いたら体験でも良いので、来てくださいね。
特に年末年始は……年賀状などの臨時配達員を募集することも多いですよ。」
年末年始の配達は年賀も含めて忙しい。
生活委員と協力本部を設立して尚人手が足りず、臨時で配達員を募集することもある。
「割と近いです。異能と言うより才能みたいで、乗り物や機械の運用や操縦に適性があるみたいなんです、私。
確か、『全兵科適正才能』に属する部類とかなんとか言ってましたけど……
結局としてはこの才能があるなら列車もいけるねって事で、
列車に乗って通勤ラッシュを捌きまくってました!」
物騒な定義名だが、その運用が平和的な通勤ラッシュの運行にあてがわれたのは本人の気質と時の運。
そんなこんなで、鉄道委員のはとちゃんは大抵列車の運行を担っています。
時々バスやバイクも使います。
■黒羽 瑠音 >
「… ぷふっ」
お饅頭を咽そうになる、いや、こんな自信満々に分かりません!って言われると、ね!
でも、何だか緊張が解れた気がする、そのままお茶で流し込んで
「お給金… それは結構魅力的ですね
お金は無くなる時は一瞬ですもん、欲しいものもオチオチ買えないですし」
此処に来るまで中学生の身としてはバイトなんてものもした事が無いので
そういった形で追加のお小遣いと言うべきお給金が手に入るのは魅力的かも
メタラグも遊び放題……いや、勉強もちゃんとしなきゃね
「おぉ……」
にやりと笑い、魅力をありありと語るはとちゃんさん
何だか、胸がうずうずする
「… みんなのため、素敵な理由ですね!
私も、やるからには皆の役に立てるように頑張りたいです」
ぱちぱち、と思わず拍手をしながら目を見張った
「適正……へぇ、もしかして異能とかですか?
私にも一応あるんですけど、役立ちそうにはないんですよね」
そして最後に続く言葉に、少し身を乗り出す
他人の異能というのは、この島に来てから私にとって大きな興味の一つだったので
鉄道に適性がある能力… どんなものだろう、何でも運転できる力とか?
■鶴博 波都 >
「そうだったらいいな、って思います!
実際のところは分かりません!」
一年半も経てば堂に入った仕草はできるけど、
ルーツや思惑に関しては分からないことも多い。
こうだったらいいな、と思って色々を笑顔で押し切ったはとちゃんでした。
「あとは……図書委員とも連携を取ります。
纏めて島の内外から本を取り寄せる時とかは、どうしても大きな作業になりますから。」
島の外から取り寄せたものを振り分けることもある。
本そのものはデリケートだから、図書委員のお話を聞きながら保管・輸送をする事が多かった気もする。
「ちなみに、委員会は単位とお給金が出る事もあります。
それだけ責任重大で大変なお仕事ですから。」
にぃ、っと、口元を釣り上げてカッコつけた笑みを見せる。
単位やお給金が出るのも委員会の魅力の一つ。それだけ大事なお仕事なんです。
工作や開発・保安の話を一通り終えて鉄道委員の魅力は何かと問われれば、
鶴博 波都は迷いなく、こう答える。
「わかりやすく、みんなのためになるところです!
快適なインフラは、みんなにとって大事なものですから!」
みんなのためになる。
あることで誰かが困るものでなく、ないとみんなが困るもの。
一般的な学生として、難しく考えなくてもやりがいを感じられる。
すこし大変だけど、等身大の生徒として常世島やみんなに貢献できる。
それが、鶴博 波都が想う鉄道委員の良さである。
「始めは『適正』ありきで入りましたけど、
今ではとっても大好きですよ。鉄道委員。」
■黒羽 瑠音 >
「ですよね!私もそう思う… 思います
シンボル、素敵な響きですね、鉄道委員会はそういう伝統みたいな
形も含めた大事なものを守ってるんですね」
おぉ、何だか動きが逐一決まってるなぁ
之が鉄道委員…!中学に通ってた頃の委員会とはやっぱり本気度がレベチかも
「実際に先生も生徒も皆鉄道には世話になってますもんね
生活委員… そっか、確かに協力しないと難しい事も……
勉強になります!」
委員会間の連携というものもきっと大事、逆に言えば
何処かに所属すれば、自然と関係性も広がる、と言えるのかも
やっぱり委員会には所属しておきたいなって気持ちが強まっていく
「戦い… 私はそっちの方は多分からっきしですね……
…開発?そんなことまで、本当に常世島って凄いんですね
生徒って一口に行っても、十人処か万人万色って感じ」
ふぇ、と思わず口が開く、車両開発…そんな言葉まで聞くなんて
きっと私じゃ見てもちんぷんかんぷんなんだろうなぁ
「勉強になります、あ、じゃあ……折角だから
一つ聞きたいんですけれど、はとちゃんさんにとって…
鉄道委員会の一番の魅力って何ですか?」
お饅頭を一つ手に取りながら、じーっと真剣に見つめて聞いてみる
■鶴博 波都 >
「なんとなく、落ち着く気がします。
そう考えるとこの制服もストーブも数十年前のデザインになりますけれど、
馴染みやすくて落ち着いて貰える、みたいなシンボルとしての意味もあるのかもしれません。」
被っていた制帽を少し浅くして、笑みを見せる。
ケピ帽と呼ばれる、明治時代初期も警察も使用していたレトロな制帽。
円柱のストーブは、仄かな駆動音と共に暖かさを保っている。
「はい。みんなの快適な日常を維持する大事なお仕事です!
運転が出来なくても、駅構内の案内や落とし物の管理や事務仕事。
他の委員の支部への物資の運搬もありますし、生活委員と連携して郵便を配る事もあります。」
運転が出来なくても、生活のインフラや案内など鉄道委員の関われる部分は多い。
時には他の委員と被る領分もあるし、それなりに連携する。
出来ることによって部署は割り振られるし、配属された部署によって色んな仕事をする。
鶴博 波都の鉄道委員の認識は、概ねそんな感じだ。
「戦える人は前線の補給や風紀委員との連携で後方支援を務めたり、
緊急時の運転なども任されるみたいです。後は他の委員で使う機械や車両の整備や開発をしたり……
……この辺りは私があんまり関わってこなかった部分なので、詳しくは知りません。けれどお仕事色々です。」
一年やっていても全容はあんまり把握できてない。
鶴博 波都の適正が運転技術に特化しており、通勤ラッシュを制する車掌さんと言うこともあるがそれはそれ。
■黒羽 瑠音 >
「レトロって不思議な魅力がありますよね、おじいちゃんの家でこんな形のストーブ見たような…」
制服姿に思わずじぃ、と見つめながら居住まいを正す
「改めて、一年の黒羽瑠音です、はと… ちゃん?」
自分からちゃん付けを頼まれるのは初めてでぱちくり、と目を瞬かせちゃう
でも、そのままこっちも笑顔を返しました、第一印象、ヨシ!
「運転技能が無くても… は安心しました
自転車くらいしか乗った事ないですもん、あ、でも
もし覚えられるなら覚えてみたい気も… 友達にも吃驚されそうですし
なーんて……えへへ、あ、ヒヤリハットは聞いたことあるかも
沢山の生徒の移動… インフラ、っていうんでしたっけ
そういうのの要ですもんね、鉄道、責任重大だ……」
はとちゃんさんの説明を真剣にメモに取っていく
物覚えがいい方では無いし、後からちゃんと見返せるように
■鶴博 波都 >
「なるほど……。」
転入組なら、色々と納得。
入学時の勧誘や説明を逃しているし、人心地ついた今というのも納得がいくもの。
後期の授業も、大体落ち着いている。
「えへへ。何だか鉄道委員って感じがしますよね。
内部はエコロジーでしっかりしてますけど、見た目はレトロな感じです。」
笑いながら幾つかの資料を回収してから着席し、向かい合う形に。
はとちゃんが纏う鉄道委員の制服も、どこかレトロな雰囲気の漂う制服。
全体的に、どこか懐かしい雰囲気だ。
説明用のパンフレットや幾つかの資料とチラシを纏めて渡してから、姿勢を正して向き直る。
「まずは自己紹介ですね。
鉄道委員2年生の つるはく はとです。はとちゃんって呼んでください。」
まずは簡単に自己紹介。
明るくにこやかモットーです。
「今日は週報の作製と、ヒヤリハット……
インシデントのチェックと、冬用の点検を行っていた所です。
普段は列車の運行業務や、駅構内の整理に携わる事が多いです。
あっ、運転技能がなくても鉄道委員にはなれますからね!」
次に、簡単に自分が何をしていたかの説明。
業務の説明に入る前に、自分がしていることを知ってもらおうと。
■黒羽 瑠音 >
「はい、夏休みの間とかも時間はあったんですけど…
私、転入組なのもあって意外と落ち着かなくって」
こくこく、と頷きながら事情も説明する
「おぉ、それは心強いです!
2時間でも3時間でも、今日はもうする事もないですしっ」
ぱぁ、と笑顔になりながらついていく、暖房用の…
「わぁ…」
すとん、とテーブルに座りながらストーブを見る
何だか、『懐かしい』って気持ちになってくる形だなぁ
「えへへ、ありがとうございます」
一先ずお茶をひとすすり、そのままはぁ、と息を吐いて
お饅頭は美味しそうだけど、流石に直ぐ食べると食いしん坊だよね
「改めて、よろしくお願いします、暖かいですね」
何て目をぱちぱちとさせながらストーブを何度もちらちらっと
■鶴博 波都 >
「委員会に、ですか?」
きょとん、と、目を丸くする。
時期が時期だけに、少し珍しく感じた模様。
とは言え珍しく感じただけなので、気にせず声を弾ませる。
「そう言う事でしたら、鉄道委員会の役割や魅力、いっぱいご説明しちゃいます。
たぶん1時間か2時間ぐらいいただきますけど……ひとまず中にどうぞ。
ちょうど、冬に備えて暖房用のストーブを取り出して動作確認していた所なんです。」
奥へと促し、ひとまず4人掛けのテーブルのある席へ。
ちょっとしたコワーキングや打ち合わせを行う為の場所に案内してから、
お盆にお茶と茶菓子の黒糖饅頭を取り出して配膳する。
テーブルの付近には、詰め所に置く為であろう円柱型のストーブが2つ程並んで、微かに暖を放っている。