2024/07/07 のログ
ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」に赤塚 良治さんが現れました。
赤塚 良治 >  
テストはまず一通り段落が付いた。
さしの赤塚もテスト勉強で風紀を休まざる得なかった。
そして少し日を空けてみれば…
  
「はあ……なるほどこれは問題であろうな」

眉間にしわを寄せる
その男はデスク…すなわち風紀委員の仕事場でスマホを見ていた。
別に仕事をサボっている訳ではない。
ただ、風紀の案件になりそうな一つの動画を見ていたのだ。

それは落第街にて紅い熊のような化け物とそれを相対する少女の映像だ。
ネットや電子機器に強い風紀委員から見せてもらった。

「これは…はぁ…確かに面倒な事案だ」
「生半可な実力の人間を送ろうものならば連中の下僕となり…かといって放置するにもそこに住む屑共が勝手に感染し…結果、健全な学生区にまで影響を及ぼしかねない」

彼からは独特なオーラが出て誰も近寄ろうとしない。

赤塚 良治 >  
「であれば、確実な実力がある者が望ましいだろうな。」
「ああ、そして念のために自決の為の爆薬も必要だろうな。」

さも当然のように言ってのける。
同じくデスクで作業していた風紀の同僚が青ざめたのが見える。

赤塚からすれば感染というリスクがある以上は被害を最小に留めねばならない。
そこから感情論だとか無駄なものを運べばこの結論に至る。
無論、やるからには徹底的かつ合理的にやるので『落第街に出入りする風紀委員の自爆用装備のマニュアル』というものを書類から作る。
これはしっかりと正式採用させるつもりだし自決に躊躇するものはモニタルームから強制的に自爆させる機構も提案するつもりだ。

「しかし、死ねるだけの爆薬の量を調整せねば予算が足りなくなるぞ」

人間を人間だと思っていない心ない発言をしながらパソコンをガタガタと叩くのだ。

赤塚 良治 >  
勿論、こんな感染した際に自爆を強制させられる決まりだなんて物は風紀委員という学園でもごく限られたコミュニティであっても非難の嵐は避けられない。
だがそれがどうした?やるからには徹底だ。
もし書類をパソコンで打ち込む際に邪魔をしようならば近くに立てかけてるクレイモアで脅すし何ならあまりにも悪質なら振るう事すら躊躇わん。

「はぁ…紅き屍骸と、えーとこいつはイーリス…?と言うのか」

パソコンで打ち込む。
書類に添付する写真を件の配信から切り抜いて添付する。
更に書き込む。

「こいつらは見かけたら殺せ」



落第街を騒がせている紅き屍骸は勿論、その感染者で一定以上の高い戦闘力を持った人間も殺害対象だ。
兎に角近々自らも血眼になって探し尽くし、殺す。
それが赤塚が考える風紀にできる最善手だ

ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」から赤塚 良治さんが去りました。