2024/10/20 のログ
ご案内:「委員会街 鉄道委員会庁舎」に黒羽 瑠音さんが現れました。
ご案内:「委員会街 鉄道委員会庁舎」に鶴博 波都さんが現れました。
黒羽 瑠音 >   
「此処が鉄道委員会の庁舎かぁ…」

入り口で大きな建物を見上げながら、胸元に手を当てる
つい先日、ついに入る部活を一つ決めて申請を通した私
つぎはいよいよ、委員会を決めたいとおもっていたのだけど…

「何というか、かっこいいよね、鉄道」

勿論運転の経験なんて微塵もないけれど、島の中を颯爽と走る鉄道
そのかっこよさに何となく惹かれてまずやってみたのが鉄道委員会だった

「風紀委員も興味はあるんだけど……」

勿論他の委員会も、特に風紀には友達もいるから興味があるんだけどね

「おじゃましまーす……」

ともあれ、そういう訳で鉄道委員会について見学と説明を聞きたくてやってきたのだ
ちょっとだけ声が上ずりながらも、庁舎の中に足を踏み入れる…!

鶴博 波都 >  
 常世学園のインフラを担う鉄道委員。
 業務上常世島を駆け回り、各所に拠点や詰め所を構える鉄道委員会ではあるものの、
 事務、経理、各委員との連携、開発、整備etc。本庁で行うことは色々ある。
 落とし物の管理などもするかもしれない。

 そんなこんなで、鉄道委員のはとちゃんは細かい業務を行う為に庁舎に詰めていた所。

 来客を報せる声を聞けば、元気よく飛び出てくる。

「こんにちは! どうなされました?」

 深緑の鉄道委員の制服一式に身を包み、制帽も腕章もしっかり着用した赤い髪の鉄道委員の少女。
 元気いっぱいの姿で、来客を出迎えて要件を尋ねました。
 
  

黒羽 瑠音 >
「あっ、こんにちは!」

ぺこん、と出てきた人に頭を下げる
如何にも鉄道委員会!って感じの人だ、いやまぁ当たり前か

「えっと、一年の黒羽瑠音です、実は今入る委員会について考えてて……」

「良ければ、鉄道委員会の役割とか、魅力とか、既に入ってる先輩にお聞きしたいなぁって
勿論忙しいなら大丈夫ですけれど!勝手に見学してますから」

何て簡潔に此方の要件をいいながら、ぺこんと頭を下げる
もしかして忙しいかもだし、こういう時はストレートに限る!よね?

鶴博 波都 >    
「委員会に、ですか?」
 
 きょとん、と、目を丸くする。
 時期が時期だけに、少し珍しく感じた模様。
 とは言え珍しく感じただけなので、気にせず声を弾ませる。

「そう言う事でしたら、鉄道委員会の役割や魅力、いっぱいご説明しちゃいます。
 たぶん1時間か2時間ぐらいいただきますけど……ひとまず中にどうぞ。
 ちょうど、冬に備えて暖房用のストーブを取り出して動作確認していた所なんです。」

 奥へと促し、ひとまず4人掛けのテーブルのある席へ。
 ちょっとしたコワーキングや打ち合わせを行う為の場所に案内してから、
 お盆にお茶と茶菓子の黒糖饅頭を取り出して配膳する。

 テーブルの付近には、詰め所に置く為であろう円柱型のストーブが2つ程並んで、微かに暖を放っている。
 
 

黒羽 瑠音 >   
「はい、夏休みの間とかも時間はあったんですけど…
私、転入組なのもあって意外と落ち着かなくって」

こくこく、と頷きながら事情も説明する

「おぉ、それは心強いです!
2時間でも3時間でも、今日はもうする事もないですしっ」

ぱぁ、と笑顔になりながらついていく、暖房用の…

「わぁ…」

すとん、とテーブルに座りながらストーブを見る
何だか、『懐かしい』って気持ちになってくる形だなぁ

「えへへ、ありがとうございます」

一先ずお茶をひとすすり、そのままはぁ、と息を吐いて
お饅頭は美味しそうだけど、流石に直ぐ食べると食いしん坊だよね

「改めて、よろしくお願いします、暖かいですね」

何て目をぱちぱちとさせながらストーブを何度もちらちらっと

鶴博 波都 >  
「なるほど……。」

 転入組なら、色々と納得。
 入学時の勧誘や説明を逃しているし、人心地ついた今というのも納得がいくもの。
 後期の授業も、大体落ち着いている。

「えへへ。何だか鉄道委員って感じがしますよね。
 内部はエコロジーでしっかりしてますけど、見た目はレトロな感じです。」

 笑いながら幾つかの資料を回収してから着席し、向かい合う形に。
 はとちゃんが纏う鉄道委員の制服も、どこかレトロな雰囲気の漂う制服。

 全体的に、どこか懐かしい雰囲気だ。
 説明用のパンフレットや幾つかの資料とチラシを纏めて渡してから、姿勢を正して向き直る。

「まずは自己紹介ですね。
 鉄道委員2年生の つるはく はとです。はとちゃんって呼んでください。」

 まずは簡単に自己紹介。
 明るくにこやかモットーです。

「今日は週報の作製と、ヒヤリハット……
 インシデントのチェックと、冬用の点検を行っていた所です。
 普段は列車の運行業務や、駅構内の整理に携わる事が多いです。
 あっ、運転技能がなくても鉄道委員にはなれますからね!」

 次に、簡単に自分が何をしていたかの説明。
 業務の説明に入る前に、自分がしていることを知ってもらおうと。

黒羽 瑠音 >   
「レトロって不思議な魅力がありますよね、おじいちゃんの家でこんな形のストーブ見たような…」

制服姿に思わずじぃ、と見つめながら居住まいを正す

「改めて、一年の黒羽瑠音です、はと… ちゃん?」

自分からちゃん付けを頼まれるのは初めてでぱちくり、と目を瞬かせちゃう
でも、そのままこっちも笑顔を返しました、第一印象、ヨシ!

「運転技能が無くても… は安心しました
自転車くらいしか乗った事ないですもん、あ、でも
もし覚えられるなら覚えてみたい気も… 友達にも吃驚されそうですし
なーんて……えへへ、あ、ヒヤリハットは聞いたことあるかも
沢山の生徒の移動… インフラ、っていうんでしたっけ
そういうのの要ですもんね、鉄道、責任重大だ……」

はとちゃんさんの説明を真剣にメモに取っていく
物覚えがいい方では無いし、後からちゃんと見返せるように

鶴博 波都 >   
「なんとなく、落ち着く気がします。
 そう考えるとこの制服もストーブも数十年前のデザインになりますけれど、
 馴染みやすくて落ち着いて貰える、みたいなシンボルとしての意味もあるのかもしれません。」

 被っていた制帽を少し浅くして、笑みを見せる。
 ケピ帽と呼ばれる、明治時代初期も警察も使用していたレトロな制帽。
 円柱のストーブは、仄かな駆動音と共に暖かさを保っている。

「はい。みんなの快適な日常を維持する大事なお仕事です!
 運転が出来なくても、駅構内の案内や落とし物の管理や事務仕事。
 他の委員の支部への物資の運搬もありますし、生活委員と連携して郵便を配る事もあります。」

 運転が出来なくても、生活のインフラや案内など鉄道委員の関われる部分は多い。
 時には他の委員と被る領分もあるし、それなりに連携する。
 出来ることによって部署は割り振られるし、配属された部署によって色んな仕事をする。
 
 鶴博 波都の鉄道委員の認識は、概ねそんな感じだ。
 
「戦える人は前線の補給や風紀委員との連携で後方支援を務めたり、
 緊急時の運転なども任されるみたいです。後は他の委員で使う機械や車両の整備や開発をしたり……
 ……この辺りは私があんまり関わってこなかった部分なので、詳しくは知りません。けれどお仕事色々です。」

 一年やっていても全容はあんまり把握できてない。
 鶴博 波都の適正が運転技術に特化しており、通勤ラッシュを制する車掌さんと言うこともあるがそれはそれ。
 

黒羽 瑠音 >   
「ですよね!私もそう思う… 思います
シンボル、素敵な響きですね、鉄道委員会はそういう伝統みたいな
形も含めた大事なものを守ってるんですね」

おぉ、何だか動きが逐一決まってるなぁ
之が鉄道委員…!中学に通ってた頃の委員会とはやっぱり本気度がレベチかも

「実際に先生も生徒も皆鉄道には世話になってますもんね
生活委員… そっか、確かに協力しないと難しい事も……
勉強になります!」

委員会間の連携というものもきっと大事、逆に言えば
何処かに所属すれば、自然と関係性も広がる、と言えるのかも
やっぱり委員会には所属しておきたいなって気持ちが強まっていく

「戦い… 私はそっちの方は多分からっきしですね……
…開発?そんなことまで、本当に常世島って凄いんですね
生徒って一口に行っても、十人処か万人万色って感じ」

ふぇ、と思わず口が開く、車両開発…そんな言葉まで聞くなんて
きっと私じゃ見てもちんぷんかんぷんなんだろうなぁ

「勉強になります、あ、じゃあ……折角だから
一つ聞きたいんですけれど、はとちゃんさんにとって…
鉄道委員会の一番の魅力って何ですか?」

お饅頭を一つ手に取りながら、じーっと真剣に見つめて聞いてみる