2026/02/05 のログ
ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」に火倉 刹那さんが現れました。
火倉 刹那 >  
風紀委員本庁。
風紀委員であれば誰もが自由に使える一室にて。

「……ふぅ」

気疲れを感じさせる吐息と共に、拳の形にした手で右の首筋を叩く少女がいた。
書類作成も必要な業務とはいえ、こうして屋内に押し込められているのは窮屈が過ぎる。

「このような紙切れ、何枚も書いたところでさしたる意味もないでしょうに」

少女が座る椅子、その前の机には山程の報告書…になる予定の紙束がある。

火倉 刹那 >  
風紀として活動する時には生真面目に、逐一報告は入れている。
なのでその内容を細かく書き記すだけ。…だけ、なのだが。

文書にして残しておく必要性も理解る。
そしてこういったものを情報として共有する必要性も。
しかしこの時間を、異能犯罪者の撲滅にまわしたほうが効率が良いのではないかと思うこともある。

「連中が根絶すれば、こういった業務も不要になるのでしょうが」

ため息と共に机に頬杖をつく、筆休め。小休止だ。

火倉 刹那 >  
小休止の中、ふと昨今島を騒がせている件の連絡が端末に届く。

特別攻撃課の生徒に深手を負わせた件の凶悪犯の件で風紀委員内部も揺れている。
少女にとってはそれも数ある犯罪の一つに過ぎず、それを特別視こそはしていないが。
即時鎮圧と捕縛が難しい犯罪者、となればそうも言っていられなくなる。
一般的な異能犯罪者と比較して継続的な被害が目に見えて増えるのであれば、対応を急ぐのは当然だろう。

「とはいえ、島の地下に張り巡らされている下水道の全てを洗うというのも現実的ではありませんね」

マンホールに逃げ込む、という報告がされていることから様々な対策が練られ始めているらしい、が。

「下水道に行け…なんて言われなければいいですけど」

身が汚れること、怪我をすることを特別嫌がりはしないが、不衛生な場所に赴くのはあまり、である。

「……そういえば落第街の下水道に住処があるだろうと目された人斬り女、などもいましたか」

そんな、思い出したことなどをふと口にする。
案外、薄汚い鼠が潜むにはやはり最適な場所なのかもしれない。

火倉 刹那 >  
「……休んでいても筆は進みませんか」

やれやれ、と観念したように。
再びペンを手に取り、あまり気乗りのしないデスクワークを再開するのだった。
もっとも、そのほとんどは己が齎した破壊に関しての規模報告。
自業自得なのである。

ご案内:「委員会街 風紀委員会本庁」から火倉 刹那さんが去りました。