2024/08/18 のログ
エルピス・シズメ >  
「そう。それでも拾うために委員も先生も祭祀局も皆頑張ってる。
 ……僕も個人として、出来るようになりたいから、お勉強。」
 
 その結果が書類の山。
 同時にこれも表の一角。
 それでも必要な事は書いてあるので、取りに来た。
 
「そっか、シアも詩的な言い回しするんだね。
 ちょっぴり意外かも。いつも冷静で飾らない印象だったから……」

 くすくす笑ってみせる。
 からかいは……珍しく、ほんの少しあるかもしれない。
 ただ、一側面を見れて嬉しそうなのも確か。

「あ、そう言えばしてなかったっけ。
 連絡先、交換しておこっか。」

 出口へ向かうその前。
 学生手帳の機能を通して、慣れた手付きで連絡先の交換に応じる。

「よし。これで離れていてもシアと連絡が出来るね。
 何かあったり、気になったことがあったりしたら、何時でも連絡してね。雑談も大丈夫。」

 うん、と頷き、手帳を仕舞う。

「じゃ、連絡先も交換したし──行こう。」

 シアと足並みを合わせながら、バス停まで向かった。
 
  

ご案内:「委員会総合庁舎 ロビー・総合案内」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「委員会総合庁舎 ロビー・総合案内」からシアさんが去りました。