2024/11/17 のログ
ご案内:「委員会総合庁舎 大浴場 男湯」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
■リョーガ・パレコルタ > 『…ふんふん、いい湯だねい。』
日曜日の昼間。
リョーガは珍しく総合庁舎の大浴場に居た。
片腕がない、かつ珍しい彼の姿はかなり目立ったろうか。
…ただ湯を楽しむだけに来た訳では無いのだが。
■リョーガ・パレコルタ > 『…で、次の"お仕事"、でい?』
と、そのリョーガが入っている湯の背もたれの先には─────
■NPC > 『────ああ。』
髪で目隠れした壮年の男である。
身体には傷だらけ、つまり…歴戦であるのは容易に想像できるか。
無論"公安"である。
■リョーガ・パレコルタ > 『…なんでお偉いさん方が僕を気に入ってるんでい?
あれですかい?そっちにでも引き抜きたいと?』
なんて冗談を。
■??? > 『んなわけなかろう。
…お前のその異能、"first"stageの類だろう?
何故成長する余地のあるものをわざわざ"成長しない異能″と隠している?
お偉いさん方はお前が引き抜きを断る理由に加えてそれに興味が湧いたらしい。』
壮年は肩を竦めながら。
『…ともかく。
次のお前の委員会の仕事の時でいい。
また詳細は追って、な。』
壮年はそう彼だけにわかるように告げ、湯から上がっていった。
■リョーガ・パレコルタ > 『…別に隠してなんかないけどよい。
…それにこれを悪用されたら困るのは皆同じでしょうにねい。』
湯の中で独りごちる。
そのまま誰か話し相手が来ないものか、とボヤきながら。
■リョーガ・パレコルタ > 『────それにしても平和、だねい。
…皆を裏切りたくは無いものだよい。』
ゆったり湯を楽しみながら。
その独り言は、どこか彼方へ飛ばすように────消えていった。
ご案内:「委員会総合庁舎 大浴場 男湯」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。