2025/01/15 のログ
ご案内:「委員会総合庁舎 ロビー・総合案内」にルメルさんが現れました。
■ルメル >
「人間ってすごいのね!」
人魚もどきにした小鳥遊を抱きかかえ、案内のまま"街"に向かったら人間さんに取り囲まれた。
『水をくれた男の子をおなじにしてしまったの!』とちゃんと説明したからか、手荒なことにはならなかった。
見たこともない道具に囲まれた部屋に連れ込まれて、人間さんの道具で色々調べられた?みたい。
人間さんの道具が新鮮で、この道具は何?とあれやこれやと聞いていたらいつの間にか終わってたわ。
その後は、物々しい服を着た人たちに色々聞かれて……むやみに人を『人魚もどき』に変えてはいけない、と言われたわ。
■ルメル >
「そんなこと言ったって、しょうがないじゃない!
たかなしサンが魅力的なのがいけないんだもの!」
優しく落ち着く声で、親切にも水をくれた人。
思い返してみれば、葉っぱのようなすごくいい匂いもしたわ!
ああいうのは……ハーブ?って言うのかしら。
人間さんの持ち物に、そういうのがあった気がするわ。
そのあとは……なんかいっぱい言われたけど、
とりあえず、春からこの学園?の生徒になることになったのだけ覚えているわ!
人間さん同士でも色々言いあってたけど……『法律』とか『道徳』とか、
『異邦人』とか、『祭祀』とか、よくわからない単語ばかりだったわ。
「そうしないと人権がどうのとか……人間さんも大変ね。」
何処で言葉を覚えたのかとか、どうして浮遊できるのとか、色々聞かれた気がする。
適当に答えたら頭を抱えていたけど……知らないからしょうがないわ!
私の同族化?のこととか、『人魚もどき』にしたもののことかも色々聞かれたけど……。
当たり前のことだから、説明が難しかったわ。
人間さんはいろんなものを作ってすごいと思うけど……変なことを聞くのよね。
そんなことを聞いてどうするのかしら?
■ルメル >
そうこうしていると、また新しい人間さんがやってきたわ。
確か、生活委員って言うのよね。人間社会のことを色々教えてくれるみたい。
「どんなことを教えてくれるのかしら? 今日も退屈しなさそうね!」
人間の作ったエレベーターに案内されて、別の部屋と向かう。
今日はどんなことを教えてくれるのかしら?
いろんなものが新鮮だし、楽しみだわ!
■簡易報告書 >
簡易報告書 ルメル(睦月 ルメル) -1
この人魚についての詳細は分かっておりません。
本人の希望により、睦月の姓を付与して登記しております。
青い髪に赤い瞳、青色の魚の下半身。
蒼白の肌は西洋人形を彷彿とさせますが、日本語による会話が可能です。
本人曰く、『いつの間にか覚えていた』との証言を得られています。
会話は可能ですが、現代的な常識は持ち合わせておりません。
深い思考や並列的思考は苦手な模様ですが、根本的な学習能力は非常に高いと思われます。
言動と能力に乖離が見受けられるため、学習プロセスそのものが違うのかもしれません。
『クトゥルー』に関しては少々の嫌悪を示し、またそれらと同列に語られることに嫌悪を示しました。
感性としては在野の妖怪や怪異に近しいと思われますが、実際にそうであるかは不明です。
ルメルの保有する能力の詳細に関しては、別紙を参照ください。
ルメルの第一発見・保護者の教師である小鳥遊 日和(30歳 男性)に生じた『人魚もどき』化の治療や分析のためにも、
定期的な監視・観測が必要かと思われます。
ご案内:「委員会総合庁舎 ロビー・総合案内」からルメルさんが去りました。