2025/01/17 のログ
ご案内:「委員会総合庁舎 鉄道委員会オフィス」に鶴博 波都さんが現れました。
ご案内:「委員会総合庁舎 鉄道委員会オフィス」に黒羽 瑠音さんが現れました。
黒羽 瑠音 >   
「ふぅ~~~」

委員会の参加申請手続き、思ったよりも書類が多くて大変でした。
事情によっては色々免除される場合もあるそうですけど…
基本的に常世学園に置ける『委員会』は、普通の学校の其れより遥かに重要な役割をもっているみたいなので。

「はとちゃんさん… いえ、はとちゃん先輩、色々お手伝いしていただいてありがとうございます
私一人だと絶対一日はかかってたなぁ… 」

何て、オフィスで手続き書類の最終チェックをしてもらいながら大きくため息。
自分からやりたいと思って来たけれど、この複数枚の書類を一人でもれなくチェックするのは大分ハードルが高かったかも。

鶴博 波都 >      
「お疲れ様です。ココアか何か飲みますか?」
 
年の瀬と年始の繁忙を制して、ひと段落ついた頃。
黒羽ちゃんから改めて鉄道委員に入りたいとの連絡を受けたので、その手続きと書類作成のお手伝い。

「大丈夫です!私も最初は手間取りましたから。
 こういう書き物は、慣れないと中々大変です。」
 
受け取った書類を鍵付きのキャビンに仕舞う。
後は学園に任せれば大丈夫だろうと判断。

「鉄道委員会の鶴博波都が、確かに預かりました。
 翌週には手帳の更新が行われて、鉄道委員の制服もサイズに合ったものが届くと思います。」

黒羽 瑠音 >   
「おねがいしまーす… あ、ミルク入りがいいな… 」

何て注文をつけちゃいつつ、大きく背伸び。

「でも、付き合ってもらってありがとうございます
えへへ、之から慣れていかないといけないんだけど… 」

委員会では先輩と後輩でもあるので、ちょっとだけ言葉には気を使ったり
何と言うか、こういう『格式』も線引きとしては大事な物だよね、とは思うんだよね。

「制服~、えへへ、前からかっこいいなーって思ってたんです、届くのたのしみ~~♪」

にやにや、と口元がにやけちゃう、とはいえ、今日は之だけで終わり… と言う訳じゃなくて。

「折角だから鉄道委員会の業務について改めて勉強したい… 何て結構無茶ぶりだと思ってたけど
こうして時間を作って書類まで手伝ってもらって、暫く頭があがりませんねっ」

鶴博 波都 >
「ミルクココア、お待たせしました!」

書類を預かったその足で自販機に向かい、ミルクココアを二つ購入。
甘い香りと共にやってきて、テーブルの上に紙コップを置きます。

「ゆっくり慣れていきましょう。
 にしても……黒羽ちゃんの先輩になるのも、ちょっとくすぐったいですね。」

頼れる先輩としてしっかりしなきゃ。
内心でそう思いながら、ココアを一口。

「意外と多岐に渡るんですよね。
 鉄道・交通機関の運行・車掌業務や運輸を担う運輸部、
 製造系統に分類される工作部。更に分けて一般車輌課、特殊車両課、
 風紀委員や公安委員会みたいに治安維持・警備担当の鉄道公安局。」

「また、これらの部や課に付随する事務・総務の業務もあります。
 黒羽ちゃんはどこで働きたいとか、思いつきますか?」

黒羽 瑠音 >   
「わーい♪」

両手で包むようにもって、いただきます、と一口飲みます
甘くて暖かいココアが喉奥に溶けていって。

「ふふ、でも私、最初から鉄道委員会には興味はあった… ありましたから
こうなったのも運命かなー、何て」

「運転… には興味あるんですけど、ほら、私達本来は車も運転しない年齢じゃないですか?
だからいきなり運転はちょっと怖いし、責任重大過ぎそうだなーとは思ってたり… 」

何時かはやってみたいとは思うんですけど、と呟きつつ、ふーむ、と息を吐き。

「そうそう、工作部っていうのも気になるんですよ、私一応、之でもロケット研究会…
工作というか、制作関連の部活にもはいってるので… どんなもの作ってるのかなぁって」

そういう訳で、取りあえず興味のあるものを聞いてみます。

鶴博 波都 >   
「おかわりもありますから、ゆっくり飲んでください!」

備品としてほぼほぼ無料。
お金に困っている訳じゃないけれど、この手の福利厚生は何だかんだで嬉しくなる。

「こう言う運命なら大歓迎です!
 黒羽ちゃんは、運命とか占いとか好きなんですか?」

詩的な表現。私はあまり運命とかを意識したことないけれど、
黒羽ちゃんはどうなんだろう。少し気になった。

「そうですね。常世学園は技能があれば免責されるけれど……いきなり運転は緊張するかもしれません。
 勿論興味があれば講習を行ってくれますし、乗務員専業でも配属してくれると思います。」

委員に於いては概ね実力主義の運転事情。
生徒が実力を発揮するためか、あるいは既存の道路交通法では追いつかない開発事情か、社会実験か。
あるいはそのすべてか。ともあれ、委員に於いては適齢でなくとも能力と必要があれば発行される運転免許。

「ほえ……黒羽ちゃん、理工系だったんですね。
 でしたら、車両課の方に行ってみるのもありかもしれません。
 本配属決定の前に、色々見て回って志望を出せる様に手配しておきますね。」

黒羽 瑠音 >   
「おなかたぽたぽになっちゃいますよ~♪」

何て冗談めかすけど… 運命、かぁ。

「うーん、どうだろ、自分にとって『いい事』なら信じたくなるかも、えへへ、都合いいかもしれないですが」

逸れこそ当たるも八卦というのだから、都合がいい方を信じたくなるのは人情というものなんじゃないかなって。

「講習… 時間があったら受けてみようかな… うん、出来る人が多い方が、一人一人の負担は減るだろうし」

どの委員会も常に人手不足と戦っている… 何て話は聞いたことがあるけれど
特にインフラに強く関わる鉄道委員会はそれが深刻な部類―― なんじゃないかなって。

「まぁそっちでも色々勉強し始めたばっかりで… というか、一応この前まで普通の中学生だったんですよ私~
もう、詰め込む内容が多すぎて常に頭がパンパンです!楽しいけどっ」

何て言葉とは裏腹に、くすくすと楽しそうにはなすかも。

鶴博 波都 >  
「都合の悪い事は、そのままにはしておけないですからね。」

都合の良い事は信じたままでいいけれど、都合の悪いことは信じたままではいられない。
勿論、どうにかすることは大変だけれど……。

「はい! 大体の列車には安全装置が付いていますし、運転できるようになっても最初の内は人が付いてくれます。
 列車自体も複数人で運用することは多いですから……車よりも、覚えてしまえば楽かもしれません。」

車やバスよりかは幾分が気が楽だと思う。
自分自身は直感で覚えて、あまり苦労したことはないから多分だけれど……。

「普通の中学生………。」

外での普通の暮らし、と言うものは実のところよくわからない。
ほんの少し考えてしまって、曖昧な思考の海に沈んでしまう。

黒羽 瑠音 >   
「ふむふむ… まぁ、逆に言えば鉄道が動かせても車が動かせるわけではない… 当たり前ですよね」

乗せられる人の数が圧倒的に多い分、ある意味重圧が凄そうだけど… 其処は慣れるしかなさそうだなぁ。

「はい、多分ちょっとした… 運命のいたずら?がなければこうしてはとちゃん先輩とあったり…
色々、この島で出会ったり経験する事も無かったって思うと、不思議だなぁって」

小さく微笑んで、またくぴりとココアを。

「でも、来てよかったと思ってます、向こうじゃ出来ないような経験が色々出来ましたし… 大切な出会いもいっぱいありましたから、勿論、はとちゃん先輩もその一人ですよ」

軽くウィンクして、用意されている資料なんかに目を通したり。

「そういえば、私はとちゃん先輩以外に鉄道委員の人ってあまり会った事が無いんですが… 尊敬する先輩とか、同じ委員の人とかっていたりするんですか?」

鶴博 波都 >   
「ちなみに私は全部動かせます! じゃーん!」

懐から専用の免許証を提示する。
どんなものでも運転できる(全兵科適正)のは、数少ない自信を持てる特技。
頼れる後輩の前で、少しだけ自慢したくなった。

「そうですね。そう考えると不思議な縁です。
私も鉄道委員として学園に従事して、黒羽ちゃんが後輩になるなんてここに来るまでは思ってもいませんでした。
私も、黒羽ちゃんは大事な後輩です。何かあったらドーンと頼ってください!」

すっかりこの島にも馴染んだから忘れそうになるけれど、よくよく考えれば数奇な運命。
ひとりぼっちで島に来た時は、こんな平和に過ごせるなんて思いもしなかった。

「忙しかったり開発に専念していたりと表に出ない事が多いみたいですから、
 あまり会わないのかもしれません。風紀委員や公安委員よりも少ないと思います。」

少し思案する。表に出ない人が多い気がする。
ううん、と、鉄道委員の枠組みで考え込む。

「尊敬する方だと……整備士のロベンツさんでしょうか。ベテランさんです。
 後は……鉄道公安局の整理委員のカミュさんと……多趣味な工作課のマリーさんでしょうか?」

知っている趣味はマリーからの受動で来ているな、と、思い返す。

黒羽 瑠音 >   
「おぉ… やっぱり凄いですね、はとちゃん先輩!」

思わず目がきらきらっ、となりながらしげしげ、免許証を見せて貰いました。

「ふふ、勿論、私がまだまだ至らない事は分かっているつもりですから、沢山頼らせてもらいますね?せーんぱいっ」

そんな様子に此方も楽しそうにくすくす笑いつつ、またココアを一口、のんびりとした空気の中お話を聞きまして。

「成程… 風紀委員とかは寧ろ積極的に見回りするのも仕事でしょうしね」

「成程… 整備士に、整理委員、工作課―― 全部別の部署から教えてくれる当たり…
ふふ、はとちゃん先輩、私の事ちゃんと考えてくれてるんですね?嬉しいです♪」

私が他の人に会いにいく為の切欠として、色んな部署の人を上げてくれたのかな、何て思ったり。

鶴博 波都 >  
「でも私の場合、直感(直観)で覚えているみたいで教えるには向かないんですよね……。」

教えようにも言語化出来ない部分が多い。
少なくとも自分の場合はそう。教えられたら良かったのに……。

「えへへ、素敵な後輩が出来て嬉しいです!
 出来る範囲で黒羽ちゃんの指導に当たれる様に、申請してみますね。」

それでも教えられることはあると思う。
色んな部署を見てほしい気持ちもあるけど、それはそれこれはこれ。

「花形、みたいなところもありますから。
分かりやすくカッコよくて、自分の異能を役立てられることが多いですからね。」

警察の役目であり、時には英雄や将のように秩序を守る風紀委員や公安委員。
『力』としての異能の使い道としても、それを選ぶものは多い様に思う。

「他にも色んな人が居ますけれど、ぱっと浮かんだ人たちです。
噂によると、『重機勇者』なる人?もいるみたいですけれど、私は会ったことがありません。
あとは……鉄道警備隊の十七夜月さんって方が鉄道委員会発の試作武装のテスターとして抜擢される話はよく聞きます。」

直接会った事はないが、噂や活躍を耳にする二名。

「私も、いずれ会ってみたいですね。鉄道委員会内の交流会みたいのを開いたてみるのもいいのかな……。」

黒羽 瑠音 >   
「直観… ふーむ、でも、そういうのは『しょうがない』ですからねぇ
自然にできる事を教えるのって難しいですもん」

首をフルフルと振りつつ、笑顔を見せて。

「それはとっても助かります!私もやっぱり、知ってる人と一緒だと安心するし…
何より、はとちゃん先輩がこの仕事に情熱を持ってるのは、見ていれば分かる気がしますから」

「あ~~そうですねえ、特に『戦える』異能とかがあるとそうなのかなぁ、よくわかりませんが…
重機勇者… 何だかそっちも凄い響きです、あってみたいような… ふむふむ… 」

出てきた話や名前を軽くメモしたりして覚えていきます、折角の知識、活用しない手はないしね。

「あ、それがあったらたのしそうです!何でも委員会同士の交流会とかはあったと聞きましたけど… 」