2025/04/24 のログ
ご案内:「委員会総合庁舎 各種委員会オフィス/風紀委員オフィス」に能守重高さんが現れました。
能守重高 > 夜の風紀委員オフィスは時折利用する隊員や夜中しか来れない客のために誰かしらいるらしいが、
その中の1人であるとあるダークエルフはデスクの上でノートパソコンを画面だけ見て、
キーボードを全く見ずブラインドタッチで報告書を黙々と作成していた。
デスクの上には音声録音端末や、殴り書きされた報告書の束が積み重なり、
片手でそれらを一枚ずつ手にとってはざっと眺め打ち込むという作業を繰り返していく。
ただその画面上に滑る様に文字が連なっていくが、その文字全て暗号化一歩手前の外国語オンリーに成り果てていた。

「Raporun özetlenmesi ne kadar kolay olursa o kadar iyi, ancak bazen okunması zor olan birkaç rapor var ...」

周りに人がいないからか 翻訳魔法が切れているのに気づいていないのか、口から出る言語も日本語ではなかった。

使われた弾薬から被害状況、犯罪者たちの情報も文字おこしをしていく。
特にどこが壊れたかは必要らしいのでそれをミスなく打ち込んでいく。
もうすぐで終わりそうなので キーボードの上の指は止まる事はない。

ご案内:「委員会総合庁舎 各種委員会オフィス/風紀委員オフィス」に東雲アリスさんが現れました。
東雲アリス >  
「ふぇぁ~~……。
 仮眠ありがとうございましたぁ……」

仮眠室からあくびしながら出てくる当直の片割れ。
寝起きのぽやぽや感を隠そうともせず、腕を頭上でぐぐーっと伸ばす。
目をしぱしぱさせながら、報告書を作成している彼女の隣のデスクに座る。

「――これ何語……?」

その画面を覗き見て、こてんと首を傾げる。

能守重高 > 今日の当直さんが起きてきたらしいです。
画面向こうからのそのそと動いていくのを何となくちらっと見えた。

画面の中は最早数ヵ国語で構成されていて見る人からしたら謎言語で作られた暗号文。
それを躊躇なく打ち込んでいるダークエルフは何者よと思われるがこれが通常運転です。

「Günaydın, iyi uyudun mu?……今はターキッシュ、トルコ語ですね。これは迂闊、うかつ。」

たーんと最後の文字を打ち込んでから報告書を打ち込み終わり、
翻訳魔法ではなく日本語に切り替えて挨拶を返しながら、
画面上で幾つかの作業をして保存やら圧縮して暗号ファイルに入れていたりと細々としたことをして。

「よくねむれましたか?」

東雲アリス >  
「トルコ語……。
 すごいね、先輩博識だ」

ぐしぐしぐし、と目を擦り、眠気を飛ばそうと。
後頭部に寝ぐせが付いており、ぴょんと襟足の方が跳ねている。

「まぁぼちぼち。
 気持ちいい睡眠に入ったところで時間来ちゃった」

まだ頭がぼーっとする。
熱いコーヒーでも飲めばすっきりするかなぁと思いつつ、しかしコーヒーを入れるにはまだ目が覚めきっていない。

能守重高 > 「いえ。常世に来る前は外国にいましたし。
 むしろ日本語を覚えるのにとても苦労しました」

彼女は眠そう。起きたてほやほやらしい。
何か眠気を飛ばすものは机の上にない。袖机の中に幾つかストックがあるけど、
…いやあるけど起きたてにこれは劇物で机に置ていた指は動かなかった。

「そう、夜は長いですよ、頑張って起きましょうね」

コーヒーでも入れますか、と軋む袖机からガラガラと音を立ててとっておきの粉コーヒーの瓶を取り出すと、
それを片手にコーヒーメーカーへのあるところへと移動をしていく。

東雲アリス >  
「外国に住んでたんだ。
 私外国なんて絶対住めないや」

日本から出たくない。
知っている言葉が通じないところで生活出来る気がしないから。

「んー、大丈夫、眠いわけじゃないから」

手鏡を取り出し、髪型チェック。
跳ねた襟足を見付け、手櫛で整えようとするが、当然戻るわけもなく。
ぽやんとした目のまま猫みたいにずっと髪をくしくししている。

能守重高 > 「数か国渡り歩いてて、日本歴は3年ちょい。
 日本語は屈指の難読習得言語だから誇っていいよです」

日本語はポーランド語や中国語に並んで、
世界屈指の難読習得言語の一つらしいです、習得するのに最低限で来日してしまい、
そのあと入学するまでというかつい最近までまともな日本語ではなかった。

「コーヒー淹れてさし上げるのでぐびっと飲んで目覚めてください」

常世学園の風紀委員オフィス備え付けのコーヒーメーカーすんばらしいんですけど高いんだろうな。
プラスチックの入れ物二つに注ぎ、それを片手に、もう片手に瓶を持って戻って来た。

一つを彼女の前に、もう一つは自分に。瓶は机に上に置く。

東雲アリス >  
「ほへぇ。
 あーでも日本語難しいって言いますよね」

ちょっとだけ目が覚めて来て、敬語で話し始める。
漢字カタカナひらがながある日本語はとても難しいと言うのはよく聞く。
ちょいちょい漢字の読みの多さにブチ切れている外国人の意見、みたいなのもSNS上でたまに見るし。

「あーありがとうございます。
 砂糖砂糖……」

ブラックコーヒーは飲めない派。
砂糖とミルクを三つぐらいずつ持ってきて、それを全部ぶち込み混ぜる。
淹れたて熱々砂糖マシマシあまあまコーヒーを、冷ますことなく一口。

「あー……カロリーの味ィ……」

うーん目が覚める。

能守重高 > 「一人称と二人称の多さ、丁寧語謙譲語尊敬語や物の数え方で
 絶望に浸る人が続出するのだとか。あ、言葉遣いは合わせなくていいです。
 タメ口は出来そうもないので諦めました」

敬語で会話をしてくれるらしいが無理はしないでください、とだけ付け加えておきます。
ひらがなカタカナ漢字、世界でも大抵一か国にメイン一言語が多いのにこの国謎の三つの形態に分離している。
由来などは一応学びましたが、それを使いこなしている、いや30年たつと新しい言葉が増減すると聞いたので
途方に暮れている国籍は一応外国になると思うこのダークエルフ。

「砂糖とかまぁ…入れない族です」

ブラックコーヒーそのままで軽く息を吹きかけてぐびっと一口。
コーヒーも好きだけど日本に来てからは抹茶やお茶を飲むようになった。
風紀委員オフィスに茶室でも作りたいと思ったのは心の内に秘めた夢である。

東雲アリス >  
「あ、そう?
 じゃ遠慮なく」

敬語はいいと言われればあっさりタメ口に切り替える。
相手が先輩だろうとなんだろうと、良いと言われたなら良いのだ。

「苦いと飲めないんだよね。
 飲み物なんて甘ければ甘いほどいいと思う」

限度はあるが基本的には甘い飲み物が好きだ。
抹茶は飲んだことないけれど、抹茶オレとか抹茶フラペチーノとかは割とちょくちょく飲んでいる。
湯気が立つほど熱いコーヒーをぐびぐび飲みながら。

「先輩は良いの、仮眠。
 まだ夜は長いよ」

何時緊急出動があるかわからないし、寝られるうちに寝ておいた方が良いのではないか、と。

能守重高 > 「標準語で日本語は覚えちゃったのよね、
 方言とかは理解度がまだ追い付いていないし。」

言葉遣いで苦言とか言わない、要は無理をしてストレスは溜めないで。
相手が年上年下関係ないのでかたっ苦しいと言われるのが多いけど。

「甘い飲み物っていうと…ストロベリーとか?葡萄も大概に甘い。
 常世の農業区で作られているお茶は普通だったような。何を入れたら甘くなるのか、砂糖かミルクか?」

どっちかというとストレートに飲んでしまう。
抹茶とか下手に弄らないで飲んでしまう。ほうじ茶生茶番茶…同じ茶葉なのに美味しい。
時折冷ましながらコーヒーを飲んでいく。

「私は仮眠…あとで少しだけとるから。
 ここに来る前に仮眠しちゃってて寝れそうにないですね」

寝たとしても浅く寝る方なのでそれは仮眠必要かなと。
ちょくちょく起きているように見えて寝ている、まだいいかなと宣う。

東雲アリス >  
「方言はねー、難しいよね。
 こう、北も南も遠くに行くほど何言ってるのかわかんなくなるところあるよね」

東北とか沖縄とか、もはや外国かってレベルで何言ってんのかわかんない。

「イチゴオレとかコーヒー牛乳とか。
 冷たいのだったら炭酸系とか好きかなぁ。
 甘さは砂糖じゃないかなぁ」

牛乳が入っている方が甘く感じるけれど、それはどちらかと言うと口の中に残るかどうか、って感じな気がする。
あっという間にコーヒーを飲み干して、ごちそうさまでした。

「そっか。
 私もそうしようと思ったんだけど、結局起きちゃってて。
 ウィキペディアってさ、読みだすととまんないよね」

わからない言葉にリンクが付いているのがいけない。
リンク先にどんどん飛んで、最終的に最初何を調べていたのかわからなくなるけれど、それも含めて面白い。

能守重高 > 「喋っているのを横で聞いてフランス語かって間違えたのは、
 確か津軽弁だったかな、でもフランス語は喋れないけど何となくそう聞こえただけ。
 都から離れれれば離れるほど言葉がそこしか通じなくなってるらしいです。」

東北は都から離れた地域らしい。そして沖縄は時々日本ではなくて独立した時代もありきだったし、
別の国だったのではと思う位言語が大陸系混じってると来た、
その手の本は習得する際に取り寄せたが分からなかった。

「いちごおれ コーヒー牛乳。
 砂糖そのものを舐めよと?和三盆とか?」

氷砂糖でも今度から携帯用ストックに用意しよう。
片手で補給できる食物を日々探しているから、水で溶ける粉ものでもいいなと。
感謝を言われた気がする、どういたしまして、と返す。

「稼ぎが宜しい委員会で稼いで、
 夢をかなえるためにいるようなものなので、暇つぶしにスマホを眺めるのは…。
 目が覚めちゃうので寝る前のスマホはお勧めできませんで」

眼が 脳が起きちゃうんですよ、あの明るさじゃあ、とノートパソコンの電源を落としながら。

東雲アリス >  
「へえぇー。
 面白いね、言葉って」

でもよく考えたら隣の国同士でも言葉は全然ちがったりするから、距離が離れれば違う言葉になるって言うのは自然なのかもしれない。
今度ウィキペディアで探してみよう。

「イチゴ牛乳とイチゴオレって何が違うんだろうね。
 砂糖舐めるのは確かに甘いけど、なんかこう、味気なくない?
 カブトムシみたい」

一度ガムシロップを水に溶かして飲んでみたことがあるけれど、あれはあまりに味気なかった。
酸味とか苦みとか、色々混ざってた方が美味しいんだなぁ、と思った覚えがある。

「いやぁ、寝れない時ってスマホ眺めてるといつの間にか寝てたりするから、つい。
 夢?
 先輩の夢ってなに?」

所謂寝落ちと言うやつ。
何度か寝てる間に友達に変なメッセージを送ってしまったこともあったり。
そして彼女の夢が気になってちょっと身を乗り出して。

能守重高 > 「日本の歴史を前に習った時に知ったのは、
 約1,000年以上国の中に国が分立してて独自に来たから、
 今の日本になるまでに方言として残ったのもあるみたい。
 ちゃんと説明すると6時間かかるからやめておきます」

海に囲まれた日本は元々の日本語に貿易とか交流を経て持ち込まれたのを、
日本独自に取り込んできたから漢字カタカナひらがなと時代を経て出来た言語だったという事。

日本語の由来 実は未だに不明だったりします…。
大元が追えないんです、世界の言語はある程度どこから派生したか分かるらしいのに。

「甘いのはあまり好まないのでわかりかねますが…入れている成分が違うのでは?
 や、カブトムシの餌は舐めたことがないです」

え?カブトムシ?カブトムシ…エサは木の蜜、樹液では?

「あまり見過ぎるのは目に毒なので程々に。
 夢はレストランとか屋台とか開く事ですね。料理人が夢です」

色々と作ることが出来るけど今マイブームはうどん。
調理師免許はゆくゆくは取りたいところ。

東雲アリス >  
「すご。
 何で先輩そんなこと知ってるの」

元々外国に住んでたんだよね?
日本人の自分よりよっぽど詳しい。

「砂糖だけだとなんかくどいと言うか。
 サイダーはなんかもうちょっとさっぱりしてるんだよね。
 私も舐めたことないけど、木に砂糖水塗っておくとカブトムシ集まってくるっていうじゃん」

あの独特の清涼感はなぜなのだろう。
砂糖水にレモン汁を入れて飲んでみたこともあるけど、やっぱりあの爽やかさは出せなかった。

「へぇー。
 そう言えば前料理できるって言ってたね。
 どんな料理作るの?
 得意料理は?」

料理の話ならば自分も好きだ。
作る側ではなく食べる側としてだけど。
ますます身を乗り出して話に食いつく。

能守重高 > 「日本の歴史を学んでから来日しただけです。
 最低限学んだだけなので現代史苦手ですね。
 日本史と世界史は浅く広く。」

外国にいた方が遥かに長い。
ずっと西欧と北欧と中東にいたけど、
あるきっかけで日本の、常世に流れ着いたに近い。

こう、浅くですよ、と肩をすくめて息を吐く。

「サイダーとラムネの違いは何でしょうか。
 カブトムシだけじゃないのでは…?クワガタとかハチとかちょうちょとか。
 今年の夏は試してみますか、木の幹に塗ってくるかどうか」

未だにサイダーとラムネの違いがこちらは分かってません。
何方も炭酸なのは理解しているけど其れだけ。何が違うのやら。

「よく作るのはガラムマサラ入りのスパイスカレー。
 ちょっとピリ辛になるけど大体中東料理とか。
 日本に来てからは…うどんとか蕎麦とか打ってから茹でて食べるかな。」

日本じゃ馴染ない料理を作る。トルコ料理のドルマ(肉詰め)とか。
ルーを入れるのではないスパイスを組み合わせたカレーを作ります。
前はよく差し入れしていたけど今は全くしていない。指で数えていたが色々と考えたら作れるのに気づく。

東雲アリス >  
「いやぁ、日本人でもそこまで知ってる人少ないと思うよ」

そもそもそんなに自国の文化に興味を持つ人が少ないと思う。
よその国の人もそうなのかな?

「ラムネはほら、ビー玉で蓋がしてあるアレじゃん。
 サイダーはビー玉入ってないし」

それは容器の違いである。
味の違いはなんとなく違う気はするけど、具体的にどこが違うのかはわからない。
なんなら味の違いもよくわからない。
同じかもしれない。

「カレー、レトルトしか作らないや。
 中東料理ってどんなのがあるの?
 打つの!?
 うどんとか蕎麦を!」

なんならカレーは最近お湯を注いで混ぜるだけのやつばっかり食べている。
中東料理、そもそもどんなのがあるかもしれない。
うどんそばに至ってはカップ麺のやつしか作ったことはない。
料理できる人の話、面白い。

能守重高 > 「日本びいきだと…原作のアニメと漫画を
 翻訳されている自国語ではなく原作国の日本語で見たい読みたいと
 歴史とかアニメをスタートに覚える人が多いですね。深夜アニメは友です」

日本の漫画とアニメ文化は大好きです。深夜アニメで日本を知った外国人あるあるがっつりダークエルフより。

「ビー玉があるかないか、違い?それだけでしたか。ふむぅ」

違いは後でそれぞれ購入して確かねばならない。
違いは果たしてあるのかという謎を解明しなければ。

「中東料理…ビルヤーニーとか、ラグマンとか、コシャリ。クスクスあたりでしょうかね。
 うどんとか蕎麦はしょっちゅう粉とか買って打って茹でる。うどんの方が多いかも。
 ぶっかけ、きつね、釜揚げ…ぶっかけはすぐ食べることが出来ていいねって。」

自作する方なので作るだけ作って友人とかに食べさせるほう。
馴染み薄いから最近は日本料理しか作ってない。刺身とか天婦羅とかみそ汁とか鍋とか。

東雲アリス >  
「あー、アニメで日本語覚えた、みたいな人よく聞くよね。
 深夜アニメかぁ、私はあんまり見ないかなぁ」

アニメ自体見ない、と言うわけではないけれど、そこまで一生懸命見ると言うわけでもない。
毎回タイトルの漢字の読みがわからない推理モノアニメの劇場版とかはたまに見に行くけれど。

「ラムネ、ビー玉押し込んで飲むのがなんて言うか楽しいよね。
 ――あ、ラムネはブドウ糖?を使ってるんだって。
 サイダーとの違いはやっぱりビー玉の容器なんだってさ」

机に両肘着いてスマホをぽちぽちしたらウィキペディアが出て来た。
そしてまさか本当に容器の違いで区別しているとは思わなかった。
へぇー、とボタンを押した時みたいな声を連発。

「びる――あ、ビリヤニ?
 美味しいよね。
 アレなんだっけ、しゅ、しゅく、しゅる……?」

なんかシチューかけごはんみたいなやつ。

「めんどくさそー。
 私絶対できないや」

うどんを打つどころか茹でるのすら面倒。
そもそも家にコンロもないし。

「えー、じゃあ今度先輩の作るご飯食べたいなぁ。
 遊びに行くから作ってよ」

厚かましいお願い。

能守重高 > 「日本のアニメは古ければ古いほど予算と考えていない、
 誉め言葉の意味も込めてある意味狂ってる長編アニメとかいいもの揃ってます。
 宇宙ファンタジーものとか手書きだから出来る芸当とか」

後年そのとあるアニメは記録媒体販売されましたが高騰しちゃってます。
ロケットの発射手順は正確すぎてその場面が切り抜かれている事が多いです。

「ラムネはブドウ糖…へえ。そんな些細な違いのみでしたかー」

でも後で両方買って飲み比べはするつもりです。
結果は知り得たけど実体験で飲まないと気が済まない。

「ビリヤ二はインド料理です。シュクメルリ?ジョージア料理でしたかね?
 名前だけは分かるんですが実際に作ったことがないです」

何か違うっポイ。シチューかけごはんとは??
女子寮に住んでて時々異臭騒ぎを起こしているのでそろそろ寮を出るかどうかになってる。
料理をして弁当まで作るので学食をほぼ利用していません。勿体ない。

「遊びに?同居人いるんで大丈夫かどうか聞いておきますね。
 作るのは構わないんですけど、ね。」

別に作るのは人数増えるだけなので躊躇なく了承できる。
問題は寮に一人ではないのでその辺聞いておかねばという具合だけ。

東雲アリス >  
「ふぅーん。
 て言うか先輩そう言うの見るんだね」

こう言っては何だが、そう言うの見るようには思えない。
ハードカバーの小説とか読んでそう。

「でもただサイダーをビー玉の容器に詰めてもだめだって書いてある。
 レモネードを詰めないとラムネって言わなんだってさ」

そもそもラムネと言うのがレモネードのなまったものとかなんとか。
美味しければ別にいいや、とスマホを机の上にぽいと置く。

「あ、そなの?
 そう言うの、コンビニで売ってるやつしか食べたことない」

違った。
音が似てたので同じものだと思ったら違うものだったみたいだ。

「あー、じゃあ迷惑かなぁ。
 私んちはコンロとか無いし」

来て貰うのも申し訳ないし、家も片付けないといけないし。
机に突っ伏して足をバタバタ。
そんなこんなでそんな他愛もない話をしているうちに夜は更けていくだろう――

ご案内:「委員会総合庁舎 各種委員会オフィス/風紀委員オフィス」から能守重高さんが去りました。
ご案内:「委員会総合庁舎 各種委員会オフィス/風紀委員オフィス」から東雲アリスさんが去りました。