2024/06/23 のログ
ジャスパー > (ん?)

道行く女子のスリーサイズを予測するという、ぶん殴られてもおかしくない修練をしていたところ
いきなり対面に女子がやってきた
一瞬どころか、5秒ほど動き自体はフリーズする
しかし頭で考えているのはいつものこと

(ふむ…小悪魔を思わせる釣り眼に眼鏡がベストマッチ
全体的にミニマムにまとまった可愛い系。ゆらゆら揺れる…あれなんていうんだろうな。おさげ?
とにもかくにも女子の首筋が見えるのって背徳感あるよね。全体的に動物っぽい。撫でたい)

と、そこまで考えたところで、なにやらその目の前の女子が困っている様子を見せていることに気づく

(…いや待て、いきなり話しかけられてキモがられないか?
俺の噂がどこまで広まっているかわからない。相席だってきっと他が埋まってしまっているからだろう
なら、ここで俺が取るべき行動は…!)

「えふんえふん。あ~…喉乾いてきたな。あーあとちょっと小腹空いてきたな~~」

わざとらしく、声をあげて…
更に端末の表示内容を相手に見せられるようにテーブルに置く
そしてそのまま、慣れた手つきで…ただゆっくりと注文を行う
丁寧に、食べ物と飲み物の選び方、注文の決定方法をしっかりと見せるように

(気づいてくれるか…!?)

状況が違えば自分から話しかけただろうが、この状況でナンパまがいに話かける度胸は中々ない
だから、脂汗をかいた状態でかなり遠回しに使い方をレクチャーしてみよう

都姫うずめ > 「……」
咳払いに相手の方をちらりと見る。
うまいこと相手が注文したのを見ると、小さく頷いた。
相手と全く同じようにやることで、ようやく画面が表示される。
ほっと表情を緩ませて注文を終えてから、端末から顔を上げて
相手の方を見やった。

「ありがとうね、助かった。 全然わかってなくてさ、
 変な画面が出ちゃって困ってたんだよ。」
素直にきちんとお礼をする。 普段からそうではあるが、
制服を着ているならなおさら真摯な姿勢を取るのが自分のやり方だ。

「うずめだよ、よろしくね。」
きちんとお礼をしてから名前を述べる。
相手の悩んでいる心情なんかを慮ることなどせず、
極めて明るいスマイルを向けた。

ジャスパー > (よし、上手く伝わったみたいだ…!)

女の子をナンパする勇気は無いが、女の子が困っているのは世界の損失である
悩みを解決する手段が自分にあるなら猶更だ

「え?あー…、い、い、いや。んん。大丈夫大丈夫
俺も最初使い始めた頃はわからなかったしさ」

ちょっとどもったが、注文後に女子の方から話しかけてくれれば受け答えはできる
しっかり笑顔を返して、こくりと頷く

「うずめちゃんか。よろしくな!
俺はジャスパー・エヴァンズ。…ってか、端末に慣れてないって大丈夫?
色々不便じゃないか?」

別に使わなくても生活できるのは確かだが…
長く島に居るこちらからしてみれば便利というより生活の一部である

(うおおーーー!やっぱり女の子は笑ってるのが一番だぜ……
そーきゅーと。さんきゅーオーマイガー…!)

都姫うずめ > 「ああ、やっぱりそうなんだ…安心した~…。
 ジャスパーね、よろしく。」
得意そうな相手すら、最初のうちは使い慣れない…。
その話を聞いてちょっと安心したのか、肩から力が抜けた。

「不便なんだよー。 風紀のアプリ入れ終わらないと、
 今日の活動終えられなくてすごい困っちゃってさー…。
 そこで…手伝ってくれない? 先に報酬も用意しておいたからさ。」
にやりと笑ってから、指で相手の後ろの方を指さした。

テーブルにやってきた店員さんが運んできたのは、
自分が頼んだウーロン茶とスパゲティだけではない。
山盛りのポテトとコーラもだった。

「いきなりで悪いんだけど人助けだと思ってさ…!お願い!
 報酬の交渉は受け入れるからー。」」
両手を合わせて相手に懇願。 先ほどの様子からも
焦っていることが十分に伝わるだろう。

ジャスパー > (十年前くらいだけどな!まあ、俺みたいな例は特殊だろうしな~)

異能が発現したのがかなり幼少の頃だったから…というのは置いておいて

「……ん?もしかしてうずめちゃんって風紀委員?
あ、あ、あー…それで、報告とかにアプリ使う感じか…
ん、んん…。ま、まあ仕方ないな!報酬用意されているのに断ったら失礼だし!」

風紀と聞いて一瞬ぎく、とする
逮捕されていないから大丈夫だとは思うが、風紀委員にちょっとした失礼を働いたことがあったからである
ただし、怒ったりする様子も無ければ…ポテトコーラを見て表情を和らげる

「よし、じゃあ早速手帳見せてくれる?
えーっと、公式のアプリならここに入ってるはずだから……あ、これじゃないかー?」

流石に持ち物に手を触れるのは気が引けるのか、指差ししてレクチャー
変な場所になければ、風紀と書かれたアプリをすぐに見つけられることだろう
後はそれを触るように促してみよう

都姫うずめ > 「うん。風紀委員。 だから制服着てるでしょ?
 そうなの!! アプリが色々あるのはいいけど、
 導入ぐらい委員会の方でやってくれればいいのにさー。」
唇を尖らせてぶーぶー文句を言うも、応じてくれた相手には
飛び上がらんくらいに喜びを見せた。

「ジャスパー、ありがとう! 本当に助かるー!
 よかったー!やったー!
 ああ、手帳はねえ、これ。 アプリはねえ、それ。
 それでね、この画面にいくと…。」

ポテトとコーラがぬるくなる前にかたを付けよう。
指示してもらいやすいように身を乗り出して、
アプリをつついたり、設定をしたりを繰り広げた。

「快刀乱麻って感じだね、ジャスパーがいてくれたら、
 あんだけ困ってたのがサクサクできるよ…。」
アドバイスに従って触ると、面白いように設定が進む。
驚嘆と言わんばかりの声で相手にお礼を述べながら、
設定完了まで順調に進んでいった。

ジャスパー > (日だまりのような笑顔だ…。
ちょっと心配しすぎだな、俺…)

女子生徒というものに対して若干怯えがある気がする
それほど、世界は厳しくないのかもしれない

(ウッッッッッッ!!良い匂い…。これ俺の鼻腔に入っていいやつ?
絶対だめだよな。しかもやっぱりめっちゃ可愛い……!)

身を乗り出して近づいてくる相手の気配に、ぽー、っと少し見とれたりしながらも
なんとか初見のアプリを設定していこう

「へへ、まあこれくらいはなっ
いつでも頼ってくれて構わないぜ★」

このアプリ、俺が見ていい奴なのかどうかはわからないが女子が喜んでいるのでヨシとしよう

「よし、…これで報告できそうかな?さて、うずめちゃんから報酬を貰おうかぐへへ…」

冗談交じりに言いながら、ポテトを一本口に運ぼう
顔だけは悪ぶっているが、口調は優し気だ

都姫うずめ > 「ふむふむ、なるほどなるほど…。うん、うん。
 ありがとう! 頼りがいがある! 本当に助かったよー…!!」
ポテトとコーラを捧げたとはいえ、初対面の相手に
手伝ってもらったという負い目もある。 相手の言葉に
嬉しそうにしながら、端末の設定が終わったところで
報告を行う。 無事に完了したのを確認してから、
相手にぐっと親指を立ててみせた。

「報酬ね、もらってもらって! 全部食べていいから!
 あ、ちょっと着替えてくるね。 報告終わったし、
 今日の委員会活動終わったし!」
はずんだ調子の声で相手に告げてから、カバンを持ってお手洗いへ。
少しの時間とともに戻ってきたうずめは、私服に着替えていた。

「お待たせー。 よし、わたしも食べるぞ! お腹空いたー!」
装飾たっぷりかつ鋭い角度のバニー服…私服姿で席につく。
一瞬周りの目がジャスパーと自分に向いたように見えたが、
全く気にしていなかった。

困難を残り超え、嬉々としてフォークを手に取り
スパゲッティを食べ始める。

ジャスパー > 「いやいや、そんな感謝されることでも…
まあいいか…ありがたくいただくぜ」

何となくノリに乗ってしまったが、軽く端末の使い方を教えただけなのに貰いすぎではないか
良い匂いを嗅いでしまったり、ポテトとコーラを貰ってしまったり…
着替えてくる、という言葉にはてなマークを浮かべたが
うずめちゃんは公私をきっちり分けるタイプなんだろうなと思って引き留めはしなかった

そして、せっかくもらったのだからとコーラを口に含んだのがいけなかった

「ぶふぉ、っぉ!?げほっ、ごほっ!、おぇ、喉に入っ、げほっ、ぉ、っ、げふっ!」

なんでもないかのように席に戻ってきた相手はバニーだった
何を言っているのかわからないって?、俺もわからない

(待て待て待て、そんなハイレグ一昔前のお宝でしか見た事無いぞ
制服から着替えたってことはそれが私服!?私服なの!?しかも眼鏡は伊達だったの!?
眼に毒とかいうレベルじゃないぞっ、健全な男子生徒が見たら目がエロくなっちまうよ!俺はエロ男子だから耐えれた。危なかった)

しばらく咳き込んだ後、何とか目を逸らす
一瞬指摘しようかとも思ったが、うずめちゃんの様子から罰ゲームだとかそういうこともなさそうだ

(…いやいや、服装の好みは自由だろ。ジャスパー
ここでかけるべきは注意なんかじゃない。女の子が私服を見せてくれたら言う言葉は一つだろ!)

「お、おー。うずめちゃん私服も…か、かわいいね!!」

顔が赤い状態で褒め言葉を絞り出した

都姫うずめ > 「あはは、むせてる! ゆっくり食べなよ。
 もしかして、わたしと同じでお腹空いてた?」
戻って来るなりむせた相手に、ころころと楽しげな
笑い声をあげて席につく。

「いただきます! うん…よしよし、いける。」
両手を合わせて小さく頭を下げた後、手を動かす。
平然とした表情でスパゲッティを口に運び、よく噛んで食べる。
美味しさに表情をほころばせる。
全く普通の女子高生である。 格好以外は。

そうして食べているところに、頬を赤くした相手からの言葉を受けて、
ぴたりと手を止めて相手に向き直った。

「そうでしょ!」
自信と幸せに満ちた、本当に屈託のない笑顔で返す。
自分の好きなものを褒めてもらえた、というシンプルな喜びが
オーラとして周りにあふれるかのようだった。

ジャスパー > (素!?ほんとに恥ずかしがってないのか…、つまりは、本当に好きで……食べてる姿もかわいいぜ


う、…………………………………………………………
……………それ、…なら、俺が目を逸らしたりするのは逆に…失礼!!)


決してポテトをかっこんだりしたせいで咽ているわけではないのだがそう思ってくれるならありがたいが…
そしてあまりに自然であるため、やはりバニー姿は罰ゲームなどではないことを確信した

「お、おう。最高だぜ
いやーやっぱトレンドはハイレグニーソよ。隠すなんて古い古い
アピールポイントは出していかなきゃいけないよなァ!」

若干おかしなテンションになりつつポテトを貪る
普通にしようとは思っているのだが、どうしても席に着く前の…相手のえぐい角度付きバニー服が目に焼き付いているせいだ
そしてふと、思い至る

(ん?いや待て、この席は二人席…そしてこの状況…
彼女までとはいかずとも周りに知り合いと思われている可能性は非常に高い
……俺、知り合いにえぐいバニー着せてるクズにならない?大丈夫?)

しかも風紀委員相手に
この島の生活、詰んだかもしれない


ただ、そんな考えも…楽しそうに喜びオーラを放つ様子で吹き飛んだ

「いっかあ…。うずめちゃん、かわいいし!」
(いっかあ!えっちだし!!)

思考は桃色だが、口に出すのは堪えた
ただ、このままではまずいと話題を変えよう

「あ、あー…そうだ!あれだ。連絡先交換しとこうぜ、うずめちゃん
『今日が初対面だけど』また、困った事あったら連絡して来ていいからさ!」

初対面という部分を強調し、俺は無理強いなんてしてないですよアピールをするけれど
むしろ初対面にそんな格好させてるんじゃ…?という疑惑の視線が強まるだけだった
諦めて、今度もじっくりと連絡先の交換の仕方を教えよう……

都姫うずめ > 「うわー、すごい褒められ方してる! びっくりしちゃうな…。
 でも、ありがとうね。 …いや、若干その褒められ方も恥ずかしいけど…。」
相手の妙なテンションにちょっとびっくりしつつもお礼を返す。
”アピールポイント”との言葉に、視線が太ももに集まっている気がする。
多分気の所為だとおもう。そう思いたい。 ちょっとだけスパゲッティを
食べる手が早くなった。焦っていたり恥ずかしいわけじゃない、はずなのだが。

そう考えてウーロン茶を飲もうとした所で、突如降り注ぐ相手の言葉。
今度はこっちがむせる番だった。

「んぐふ!!んっ”!! びっくりしたあ…。
 褒めてくれるのは嬉しいけど、すごい急に来るね…。ありがと。
 うん、いいよ。 連絡先交換ね。」
告白という意味ではなく、なんか急に褒めたくなったのだろう、たぶん。
相手に促されて端末を取り出す。 今度はちゃんとデータを呼び出して、
連絡先を交換することができた。

「風紀の活動してるときだと出られないかもしれないから、
 メッセージとかのほうがいいかも。」
相手に自分の状況を共有する。 これでよし。

ジャスパー > 「な、ななな。
んん、へへ。礼には及ぼなさいっ、さ!
褒めたくなったら褒めるのが俺のスタンスだ」

び、とサムズアップしたが思考は色々なことで支配されている

(どちらかというと褒められていることに恥ずかしさを感じている…?赤くなるのはかわいい女の子の特権…!
ま、まあ深く気にするのはやめておこう。初対面だし)

などと考えつつ、連絡先交換
話題転換で必死だったから今更思考が追いついたが結局ナンパみたいなことをしてしまった
嫌がってはいないみたいだし、セーフか…とか。
そう思いありがたく、ポテトをコーラで流し込み…

「おっけおっけ。まああんまり邪魔しちゃだめだから…
よ、よし!お礼もちゃんと貰えたし…そろそろ帰るか…
あ、とと…うずめちゃんが食べ終わるまでは待つから大丈夫だよ」

一人置いていくのも何か違うと思い慌てて付け加える
シアワセな女子を堪能できるとあっては何時間でも待つさ
ポテトの空箱を畳んで、極めて平常心のフリをしつつ相手が食べ終わるのを見守る

都姫うずめ > 「そうなんだ。 でも褒められることを褒めるってすごく美点だと思う。
 いいよ、それ。」
力強く頷いて肯定する。 いいところはきちんと
言ってあげないと相手だって嬉しくなれない。
お互い幸せになるなら、良いところはお互いリスペクトすべきだ。

「あっ、ありがとう。 優しいしなんか手慣れてるな~。
 もしかして彼女とかいるやつ? すごく紳士的だしさ。」
こちらの状態を確認して、押し付けない程度に意見表明をして寄り添う…。
相手の動きの良さに、いたずらっぽい笑顔を浮かべて問いかける。
そのままするするとスパゲッティを口に運び、最後にウーロン茶を飲み干した。

「よーし、OK! 待っててくれてありがとうね。」
ちゃんとお礼をしてから、退店しても大丈夫だ、と相手に示した。

ジャスパー > 「へ、へへ、そうかな?
いやいや。女の子にやさしーくするのは当然だろ?
本気で手をあげるなんてもってのほかだね
彼女とか関係なくさ。…まあ、彼女いないけど…」

中身が残念過ぎて……

「あれだよ、うずめちゃんが話しやすいからってことにしとこう。うん」

真正面から褒められないので、少し照れ照れしてから
相手が食べ終わるのを見れば立ち上がって…

「おー。ごちそーさまでした、と…。
お仕事頑張ってね~…それじゃあまたっ」

丁寧にぺこりと頭を下げてから手を振って
ゆっくりと学生通り沿いのカフェを後にしよう

どんどん風紀委員と仲良く?なっていくなぁ、と思いつつ男子寮に帰っていきました

都姫うずめ > 「そうなんだあ。 まあ女の子だけじゃなくてさ、
 いろんなものに優しくしようよ。そしたら彼女できるよ。多分。
 話やすいって言ってくれてありがとうね。
 ジャスパーも話しやすいよ、助けてくれたし。」
相手が立ち上がるのに合わせて自分も立ち上がる。

「うん、それじゃあまたね。」
ばいばーい、と相手の背中に手を振って見送ってから、
自分もお店を出るのでありました。

ご案内:「学生通り」からジャスパーさんが去りました。
ご案内:「学生通り」から都姫うずめさんが去りました。
ご案内:「学生通り」に照月奏詩さんが現れました。
照月奏詩 > ニュースは知った。彼が逮捕されたらしい。自分達としては間違いなく最良の結果と言える。
 落第街に関しても今調査を進めている。幸いにも続けとばかりに表に打って出る奴らはそんなにいない様子だ。もしそれが大規模なら自分達が動く案件だが、まだそこまでじゃない。
 さて、自分は今回はバイトとしてここに来ていた。上手く戦闘跡に入り込めればと思っていたが、流石に現場検証で入り込めそうな様子はない。

「ダメか」

 色々と調べたい事があった。実際に無力化したのは一般人だとかいう話もある。
 あの強大な力を抑え込める相手。その戦闘の跡くらいは見ておきたがった。
 それに自分達としてはむしろテンタクロウ本人よりその武装がどこから出てきたものか。それが気になっていた。どう考えてもあれは表から入手した物ではないはずだ。本人のセンスも勿論あるだろうが……道具というのは万人が使いこなせて初めて道具たりえる。もし彼の使用していた道具が量産可能だったなら、もしそれが裏で出回ったなら。それは間違いなく自分達の出番だ。可能なら腕の1本くらい持って帰りたい所ではあった。
 とはいえ……流石に見張りを強行突破は出来ないので諦めて掃除をしていた。

照月奏詩 >  
「ふぅ」

 汗をぬぐう。
 とりあえず……一時の平和が戻ってきたことには間違いない。裏では色々と動きがあるだろうが、少なくとも一瞬の間の平和が。
 それは自分としても喜ばしい事だ。
 例えそれがほんのわずかな間であったとしても。

ご案内:「学生通り」から照月奏詩さんが去りました。