2024/10/22 のログ
ご案内:「学生通り」にクロメさんが現れました。
クロメ >  
「……かぼちゃ?」

首を傾げた
この町並みはもう少し大人しかったような気がしたのだが。
どうも、妙に飾り立てられている。

その中でよく見かけるのが、かぼちゃだ。

「……なんだ、これは?」

思わずまた首を傾げる
そういえば、妙な格好をした連中がちらほらと見える気がする。

クロメ >
「度し難い……とは、言わぬが……」

流石に、これにまで言うのは違うか、とは思う。
一応、少しは様子見をしようとも考えているのだし。

とはいったものの

「不可解なのはかわらんな」

そもそも、あの妙な格好はなんだ
ミイラ、魔女……あれは、まさか吸血鬼か?

「……やはり、度し難い」

クロメ > そうはいっても、もう少しは見て回ろうか。
約定は約定、でもある。

そんな事を考えながら、街の中を進む。
すると、見知らぬ男が声をかけてくる。

「おう、お嬢ちゃん。仮装かい?
 凝ってるねー。」

……この人間は何を言っている?
仮装? どういうことだ?

「いいもん見せてもらったし、ちとハロウィンには早いがこれやるよ。」

何かを渡された

「……菓子?」

まるで意味がわからない
思わず、また首をひねってしまう
その間に、男はどこかへ引っ込んでしまった。

「……どういうことだ」

クロメ >  
「……不可解だ」

また、呟く
呟いたところで、どうしようもないのだが

「ハロウィン……か」

どうやら鍵となるのはその言葉らしい。
よくはわからないが

「……ふむ」

不可解なまま放置してもいいが――

「仕方あるまい」

どこかで調べるくらいはしてやろうか

クロメ >  
「……」

とはいえ、調べるアテなどあるわけもない。
が、そういえば書物の置き場があったか。

「アレに聞くのも業腹だな……」

そうして、怪異はどこかへと消えていった。

ご案内:「学生通り」からクロメさんが去りました。