2024/10/22 のログ
ご案内:「学生通り」にクロメさんが現れました。
■クロメ >
「……かぼちゃ?」
首を傾げた
この町並みはもう少し大人しかったような気がしたのだが。
どうも、妙に飾り立てられている。
その中でよく見かけるのが、かぼちゃだ。
「……なんだ、これは?」
思わずまた首を傾げる
そういえば、妙な格好をした連中がちらほらと見える気がする。
■クロメ >
「度し難い……とは、言わぬが……」
流石に、これにまで言うのは違うか、とは思う。
一応、少しは様子見をしようとも考えているのだし。
とはいったものの
「不可解なのはかわらんな」
そもそも、あの妙な格好はなんだ
ミイラ、魔女……あれは、まさか吸血鬼か?
「……やはり、度し難い」
■クロメ > そうはいっても、もう少しは見て回ろうか。
約定は約定、でもある。
そんな事を考えながら、街の中を進む。
すると、見知らぬ男が声をかけてくる。
「おう、お嬢ちゃん。仮装かい?
凝ってるねー。」
……この人間は何を言っている?
仮装? どういうことだ?
「いいもん見せてもらったし、ちとハロウィンには早いがこれやるよ。」
何かを渡された
「……菓子?」
まるで意味がわからない
思わず、また首をひねってしまう
その間に、男はどこかへ引っ込んでしまった。
「……どういうことだ」
■クロメ >
「……不可解だ」
また、呟く
呟いたところで、どうしようもないのだが
「ハロウィン……か」
どうやら鍵となるのはその言葉らしい。
よくはわからないが
「……ふむ」
不可解なまま放置してもいいが――
「仕方あるまい」
どこかで調べるくらいはしてやろうか
■クロメ >
「……」
とはいえ、調べるアテなどあるわけもない。
が、そういえば書物の置き場があったか。
「アレに聞くのも業腹だな……」
そうして、怪異はどこかへと消えていった。
ご案内:「学生通り」からクロメさんが去りました。