2024/12/13 のログ
鶴博 波都 >
 緩んだ顔を見て、微笑む。
 自分も一口食べて、思わず笑みをこぼした。 

んんっ────、___っ♪

 はやりの濃厚なスイーツも良いけれど、さっぱりと爽やかな味わいもかけがえのないもの。
 おいしいものを食べ続けて知らぬ間に重たくなっていた舌を癒してくれる味わいが、とても心地よい。

それこそ実際に人型機を動かしているような感じ、なのでしょうか。」

 ここ最近、『その』メタラグのチャンプとよくお話をする……。
 思い出したかのように、チョコレートモカに口を付けた。

「一般女子向けでもボリュームがあるのに、ついつい食べれちゃう。
 このお店が流行っている理由がちょっと分かる気がしちゃいますね、瑠音ちゃん。」
 

黒羽 瑠音 >   
「おいしいですよね~~~」

ね、ねっ、とお互い笑顔でにっこにこだ。
やっぱり美味しいものは一人より誰かと一緒に食べるに限ると思う。

「そこにまたあまーいチュロスを… あむっ♡」

おいひぃ… ♪これが幸せって奴なんだろうなぁと思うことしきりです。

「はい!それに自分の好きなようにカスタマイズ出来て、ロールするのも楽しいんですよ!
何時もの自分と違う自分を演じるの、結構楽しいです、初めはちょっと恥ずかしいかもですが」

「『橘』がクローズアップされがちですけど、こういうお店を巡るのも楽しいと思いますよね♪
また良さげな店を見つけたら、その時ははとちゃんさんにもお教えしますから、楽しみにしててほしいですっ」

チョコレートモカを味わうはとちゃんさんの姿にまた顔を綻ばせながら、楽しい時間はどんどん過ぎていって
始めはたっぷりあったお菓子も、二人とも綺麗にぺろりと平らげちゃったかも。

鶴博 波都 >
「はい! 美味しいスイーツを誰かと食べるの、いいですね。」

 甘いチュロスと濃いホットグ、そして優しいムース。
 無限に繰り返せてしまう気がする。量的な問題で、ムースはゆっくり食べないとすぐ泣くっちゃいそう。

「ロール……? えっと、前線(トップ)とか中衛(ミッド)とか、野戦(ジャングル)とかみたいな役割……?」

 鶴博 波都は劇場に足を運んだことはないし、創作活動もしていない。
 脚本家や音楽家、仕立屋のような美術屋ではない、『表現』することとは真逆に居る鉄道委員の少女。

 演じる──ロールプレイ、という概念を知らず、スポーツのようなニュアンスとして捉えて、首を傾げる。

「勿論です! 私一人だとあんまりお店や食事を意識しないから──
 ──こうやって、また甘いものに誘ってくれるととっても嬉しいです。」
 

黒羽 瑠音 >   
「はい、そして―― 分かりました」

こく、と強く頷く

「私にも、はとちゃんさんに教えられることが『色々』あるみたいですね… !」

ロールへの反応に、にやっ、と笑う。

「私もまだまだ『ロールプレイヤー』としては若輩者ですが、此処は一つ、楽しさを知ってもらいましょう!
ふふふ、楽しみにしててくださいね、はとちゃんさん♪」

唇に指をあてて、楽し気に笑う、此処で説明するのも出来るけど、此処はやはり、実際に自分で試して、合うかどうかを判断してもらう方がいいだろうしね。

「勿論、何度だって誘っちゃいますよ、だって… 私達、友達ですから!」

胸を張るようにしながら満面の笑み、どうやら今回のお誘いは大成功に終われそうでした。

鶴博 波都 >
「勿論です。よく分からないなりに、楽しみにしてみますね。」

 よく分からない分野の話。
 不思議そうに、それでも興味深そうに頷いた。
 なんとなく、興味を惹かれる。

「うん……冬休みでも、また来年でも遊びに行きましょう!
 前にも話した通り、鉄道委員会の年末年始は大分忙しいですけれど……友達の瑠音ちゃんと、遊ぶ時間は作りたいです。」

 それでも瑠音ちゃん(友達)と遊びたい。
 無自覚に産まれた小さな欲求を意識することなく口にする。


 黒羽瑠音のお誘いは、大成功と言えるぐらいとても楽しいげなカフェの時間と言えそうな──。
 
 

ご案内:「学生通りのカフェ」から鶴博 波都さんが去りました。
ご案内:「学生通りのカフェ」から黒羽 瑠音さんが去りました。