2025/04/21 のログ
ご案内:「学生通り」にジャスパーさんが現れました。
■ジャスパー >
「…フレッシュな子猫ちゃんたちが今年もやってきたか…」
学生通りのベンチで、一人通りを眺める男、俺
毎年の事ながら、新入生や転入生で騒がしくなる季節だ
ちなみに定期テストはボロボロだった。今回はお宝さがしと鑑賞に時間を費やしすぎたんだ。あと遊びすぎ
「はー…、おとと、やべやべ」
何となくポケットを漁っていたら寮の鍵が落ちてしまった
そのまま地面を妙に滑っていくから、慌てて立ち上がって追いかける
「ふぃー。無くしたら寮長にぶん殴られるとこだったぜ。お?」
ふと顔を上げると、そこには野良ネコが居た
比喩ではなくマジモンの猫だ
黒猫だが、俺は不吉だとか思わないぜ
「…………」
そのまま、ゆーっくり下から手を伸ばす
こういうのは、いきなり上から行くと逃げられるんだ。警戒心を抱かせてはいけない――
往来でいきなり猫相手に真剣な表情になる男子がそこには居た
■ジャスパー >
「もーちょい…もーちょい…」
慎重に指を伸ばして…触れた
警戒しているが、流石学生通りの猫ちゃん。人に慣れている様子だ
指先でちょいちょい、と顎を掻いてやると気持ちよさそうに目を細めた
「ふっふっふ、ちょろいな…。キャットマスターと呼ばれる日も遠くないぜ」
しゃがみ込みながら変な事を言いつつ、猫を愛でている
■ジャスパー > そのまましばらく猫を愛でた後、のんびり男子寮に帰っていく――
ご案内:「学生通り」からジャスパーさんが去りました。