2026/03/02 のログ
■兎隠 悠真 > 「はい!
兎隠 遊真っていいます。
よろしくお願いします!」
元気よく頭を下げて挨拶。うさぎの耳が揺れる。
なんだあ、同級生かあ〜。
めちゃめちゃ嬉しかった。
顔を上げると、相手の視線は耳にいっている。
なんとなく…ちょっと恥ずかしくなって、手でちょっと耳を抑えた。
「そうですよね…。武器、みんながみんな持ってるわけじゃないですよね。
ふむふむ…ほんとだ、色々あるんだ…。」
話を真摯に聞きながら店内を見れば、
ようやくきちんと展示されているものがわかってくる。
彼女のいうように剣や槍、その他諸々…。
ちゃんとした“武器”が揃っているのを見て、声をあげた。
「あ、え、えっと、オレですか?
オレは…その、えっと、あの…わかんなくて。
武器、かっこいいなって思ってたんだけど、
いざお店で見たらすごい怖くて、あー、ええと…。
怖くはないんだけど危なそうだなって思って。
どんな用途…うーん、そうですね
例えば…。みんなに喜んでもらえるとか…。」
水を向けられて飛び跳ねんぐらいに驚くも、
しどろもどろになりながら頑張って答える。
話をしているうちに、自分がこのお店で何を思ったのかが、
自分でもわかるようになってきて、話しながらちょっと驚いた。
頼りになりそうなお姉さんに頑張って答える様子には、
従順で真面目そうな態度が見えてしまったに違いない。
■御雷 天華 >
「遊真…? もしかして、男の子だったんですか?」
少女のその反応は、実にナチュラルな驚き方だ。
ちょっとだけ目を見開くも、そこに嫌悪は混ざらない。
寧ろ感心したような、興味深げなものだっただろう
「とと…名乗りが遅れましたね。
私は御雷 天華。気軽に天華で構いませんよ」
ともあれ、名乗り返せば冗談めかした柔らかな声色でそう返す。
同級生なのだから、呼び捨てで構わない、という意思表示。
「ともあれ武器の方ですけれど……。
んーと、その感じだと純粋に武器が物珍しくて見に来た…という感じでしょうか?
皆に喜んでもらえる……となると、武器には向いてないというかなんというか」
そうして問いの答えには、うーんと悩まし気な顔を浮かべて目を細める。
「武器の本来の用途は、何かを傷つける為のモノ、ですからね。
勿論、誰かを護ったり、結果として喜ばせることも出来ますけれど……
それは武器の用途ではなく、使う側の『志し』ですから」
■兎隠 悠真 > 「そうなんですそうなんです!
どうですか? いい感じですかっ?」
彼女の問いかけに、待ってましたとばかりに瞳を輝かせる。
その場でくるりと回ってからポーズを取り、満面の笑みでキメた。
「天華さん、名前めっちゃいい〜!
教えてくれてありがとうございます!」
名前を教えてもらえてすごい嬉しい。
お礼をしてから、問いに頷く。
「そうっす。 ほら、えーと…
特撮ヒーローとかも持ってるじゃないすか。
ああいうのもあるのかな〜って思ったんすよ。
そうですよね、うーん……。」
腕を組み、唸る。 彼女のいうように、
武器というのは所詮力であり、それをどう使うかなのだろう。
誰かを護るためにも、何かを破壊するためにも使えるのだから。
「こころざし……。 うーん、カッコイイ…!
オレには武器はちょっと早いかも。
教えてくれてありがとうございます!」
なんとなく自分の中で結論が出た。
お礼と言わんばかりに手を差し出して、握手の構え。
■御雷 天華 >
「そうですね、いい感じだと思いますよ?」
"かわいい感じ"、という言葉の省略だが皆までは言わない。
きっとこういうファッションが好きな子なのだな、と認識する。
もし、ファッションに困ったら彼に聞いてみよう。
……なんて思いを、抱かせるくらいにはきっと誤解?しただろう。
「あぁ……ふむふむ、それで色々と納得しました。
男の子はそういうのに憧れますもんね」
その上、彼を見る視線は何方かと言えば子供を見るようなソレ。
同級生だが、自分よりもまだ良い意味で幼いのだな、と。
微笑ましいものを見るように、少女はくつりと笑みを浮かべて。
「追々、学生生活を送る中で、きっと必要なものや目標が見つかりますよ。
それまでは、武器よりも自分磨きをするといいかもしれませんね」
少女のその手は艶やかでしっとりとした感触だろう。
彼の手を握り返し、しっかりと握手を返すのだ。
■兎隠 悠真 > 「やったー!」
店内にも関わらず、ぴょこぴょこ飛び跳ねて大喜び。
ものすごく嬉しくて、なんならその辺を走り回したいし、
いいかんじって言ってもらえたー!と叫び散らかしたいほどであったが、我慢した。
いくらなんでもそうしないぐらいの常識はあるのだ。
「うん。 タイタンソードとか、ブランフェラルドの魔剣とか、そういうやつ。
かっこいいけど、でもなーって…。」
そう、男子はいつまでたっても剣が大好きなのだ。
かくいう悠真も、ドラゴンが剣に巻き付いている謎のキーホルダーを常世島でも買っている。
「うん…。 ありがとう、天華さん。
めっちゃアドバイス上手だし、
オレちょっと元気になったよ!」
彼女の言葉で、重たかった気持ちがすっかり晴れていた。
覆面ヴァイパーのエンディングの歌詞でも、
重い荷物を枕にしたら心が晴れやかになった的な歌詞もある。
「あくしゅ〜、えへへ……。
天華さん、手ぇめっちゃすべすべで綺麗だ。
すごー……。」
彼女にいっぱいお礼がしたくて、
両手で彼女の手を包み込むようにして握手。
アイドルみたいな握り方なのは自覚していなかった。
めっちゃすべすべした彼女の手の心地良さに対して、
悠真の手はちょっと子供っぽく、体温の高さが伝わることだろう。
■御雷 天華 >
やはりなんというか、立ち振る舞いが子供……いや、小動物と言うべきか。
彼に対する認識を、『たぶん年下の小動物みたいな子』と記憶する。
そしてそう思えば自然と、至極当然のように少女にとっては庇護対象に区分けされるのだ。
「ふふふ、それならよかった。
でも、そんなに感心されるような程でしょうか?」
そんな男子らしくも可愛らしい様子に、ほわほわ笑い。
暖かな体温で包まれたその手の感触に瞳を細めて。
「……気に入られたのでしたら、またいずれたっぷり触っても構いませんよ」
何を思ったのか、そんなことをふと零し。
「あ、そうだ。せっかく同級生になるんですし、連絡先を交換しませんか?」
握手を終えると共に、スマホを取り出してそう提案。
■兎隠 悠真 > 「”人に嬉しくしてもらったらすぐ言おう“って親から習ってるんすよ。
いっぱいお話聞いてもらったし、
今日悩んでたこともアドバイスもらったし、
感謝ー!って感じなんです!」
誇らしげな表情で彼女に答えながら、
丁寧な握手。 本当にこの人は手がすべすべでしっとりだ…。
あんまり触りすぎるのもよくないよな。
そう思っていたところに声をかけられて、大慌てで手を離した。
「は、はい!あの…はい…。」
真っ赤になりながら素直に頷くことになった。
うさぎの耳で顔を隠す。たぶんめっちゃ真っ赤になってるのバレてる。
「う、うっす…!」
連絡先交換は願ってもない提案だった。
同じタイミングで入学するなら、
困りごとやらなにやらを共有できる相手は嬉しい。
器用にうさぎの耳で顔を隠しつつ、
やたらゴツゴツした特撮に出てきそうな端末を差し出し、
連絡先を交換するための画面をたちあげる。
■御雷 天華 >
「なるほど、いい教えですねぇ……それ。
中々できることでは無いですよ、私も出来ているかどうか」
そう返す少女の言葉は割と本心から零れ出たもの。
少しだけ感心するように吐息を揺らし、慌てて手を離す彼を見て笑う。
「ん、なるほど此方ですね。
私の方は……ええと、こちらで……よし、登録できました」
ともあれ、連絡先交換はつつがなく進み……
互いのメールやらメッセージアプリのアカウントを交換したりするのだろう。
「入学前に予定が合いそうならまた、何処かでお話など致しましょう。
……と、それでは私はもう少し店の奥の方を見てみますが……」
■兎隠 悠真 > 「でしょー。
褒められたりお礼されたら誰だって嬉しいもん。
…たまにそういうのがウザい時とかもあるかもだけど…基本的には嬉しい。」
うん。自分の言葉にしっかりと頷いた。
「登録できたー! やったー!
天華さん、いつでも連絡してね!
オレすぐ返事するからね!」
端末を両手でぎゅっと胸元に抱きしめ手、
くるくると回る。 嬉しすぎる。
常世島に来て初めて、連絡が取れる学友ができたのだ。
しかも同級生! 嬉しくないわけがなかった。
「うん、わかった! あー…そしたらー…。」
もう少し店を見るという彼女の答えに、
少しだけ言い淀む。 もじもじしてから、
自分より背が高い彼女を、上目がちに見やった。
「あの…良かったら一緒に見てもいい?
オレが使うかは置いといて、ちゃんと見ないとなって思って…。」
おねがいオーラがこもった同行の依頼だった。
■御雷 天華 >
「こちらこそ、いつ連絡してくれても構いませんよ。
……予定を作れるかは確約できないのが、ちょっと申し訳ないですけど」
唇に人差し指を充ててくすりと笑う様は、いかにも絵になっている。
少々堅苦しい苦笑とは裏腹に、案外と素はフランク……なのかもしれない。
「ふふふ、だったら一緒に見ていきましょうか。
見ていて損するモノでもないですし、一人で見て回るよりは退屈しないでしょうから」
ともあれ──そういう事になれば、彼をリードするように手をこまねき。
横並びで、ゆっくりと並ぶ武器を眺めながらに、その後の時間も過ごすのだろう。
ご案内:「学生通り」から兎隠 悠真さんが去りました。
ご案内:「学生通り」から御雷 天華さんが去りました。