2024/07/10 のログ
ご案内:「商店街」にエルピス・シズメさんが現れました。
ご案内:「商店街」に『魔王』アスモディスさんが現れました。
エルピス・シズメ >   
「……ちょっと想定の斜め上のカタチになっちゃったけど、
 取り敢えずお願い事は達成できたかな……。」

 お願い事を達成しようとしたら、『自分の義姉』が出来ました。
 隣にいる自称魔王様の安全な身分を用意したら、こうなったんです。

「新型学生証のオモイカネ8の使い方は分かりそう?
 色々多機能だから、まずは最低限の機能だけ使えれば大丈夫だと思う。」

 そう、自分の『義姉』となったアスモディスに声を掛ける。

『魔王』アスモディス > 「ん、任せよ、なんせお姉ちゃんだからの」くすくす笑う、まあ格好はビキニにコートなのだが、興味深そうに生徒手帳をいぢりまわしている。

なんせご関係は?って聞かれた途端に家族じゃ、と宣ったからだ、そのままスライドして姉になった訳だが

エルピス・シズメ >   
「本当にびっくりしたよ……」
 
 その発言の瞬間用意した書類の半分が意味を為さなくなった。
 残る半分の資料を頼りに上手く言い含めて、納得して貰った形だ。
 
「とりあえず、僕の姓はシズメ……沈目だから、これだけ覚えておいてね。
 多分この姓で通すことも多くなると思うから。」

 アスモディスの様子を見る。
 電子機器を弄る姿は意外と様になっている。

 涼しそう、もとい露出もすごいけど。

「いちおう、あんまり変なことは起こさないでね。
 時期的に2学期からの編入になるから、講義の話は夏休み明けかな。」

(……いままさに変なことを起こしている僕が言うのもだけど……)

『魔王』アスモディス > 「かか、良かったでは無いか、詐術長官ほどでは無いが、我も頑張ったじゃろ?」

からから笑いながら
てんやわんやしたのを思い出し笑い。
「わかっとる、アスモディス・沈目とでも名乗る事にしようかの、この褒章はどうしたものかの」

金とかなら生成出来るしサキュバス使い魔も要らんって言うしの

エルピス・シズメ >   
「うん、そうだね……確かに頑張ってたけど……」

 むしろイニシアティブを握ってすらいたと思う。
 だからこそ斜め上のカタチでも身分を整えられた気さえする。

「あ、ちなみに書類や何かに入力するときはカタカナでシズメでも大丈夫だよ。僕もそっちを使ってるし。」

 "何となくカタカナの方が落ち着くのでそうしている。"
 "と言うより、カタカナでないと落ち着かない。"

 そんな本人の内心は置いといて、

「褒章……のお話の前に制服かな。
 二学期からはじまるにしても、制服はあった方が良いし。」

 と言う訳で指定された服屋の中へ。
 入店すれば、係の者がアスモディスを案内するだろう。

「"お姉ちゃん"の部屋はいったん女子寮にしてあるから、制服は後日そこに届くと思う。」

『魔王』アスモディス > 「ん、そうか?」しなを作ってみる、色気と色々混ざった手管は色々あかんと思う。

「よかろ、アスモディス・シズメだな」

うむうむ、と苗字を持つことが無かったので嬉しげに

「ふむ、アレか、確かにかわいいのう、まあ“ダンジョンゲート”も繋げておくがの、エルはフリーパスにしておこう」

例の裂け目だろうか。

エルピス・シズメ >    
「嬉しいの?」

 いつもと違う声色と判断したのか、
 気持ちを確かめるように言葉を掛けた。

「ん、ありがと。転移系の魔術・異能に分類されるとは思うからそこまで警戒はされないと思うけど……
 変な事故だけは注意してね?」

 ひとまず名前から性質を類推しつつ、
 軽く問題がない様に念を押す。

「流石に採寸まで一緒できないから、一旦ここで待ってるね。
 サンプルぐらいは着せてくれる……と思う……」

 アスモディスの体型に合う制服があることを祈ろう。

『魔王』アスモディス > 「まあの、少し高揚して浮かれておる」

名乗るのはあるが、家族になった事はないので

「かべ の なかにいるか?」
流石に知識はあるぞ、のかお、ただしいかがしいほうめんでなって顔

「何言っておる、おんしも来い」
ぐいっと

エルピス・シズメ >  
「そっか……」

 素直に言葉を受けて、口元が緩む。
 彼も何処か嬉しく思ったのかもしれない。

「それもだけど……」

 やっぱり不安。
 そんなとことを考えていると、腕を引かれる。

「わっ、ちょ、ちょっ。」

 そのまま引っ張られてしまった。
 女子に間違えられたか、義姉であることを通達しているからか今の所はスルーされている。

『魔王』アスモディス > 「ん、おんしには借りが出来てしまったな」

にやり、と笑う

「うむ、すまぬな、採寸を頼む」
ぽんぽん脱いでいく、慣れているのか、恥ずべき事は無いのか堂々と

エルピス・シズメ >  
「その内何かで──待って待って待って!?」

 "気づいたら脱いでいた。"
 あまりにも唐突だったので感情より理性が働いた。

 店員さんを呼んで事情を説明して、強行気味に採寸を進めて貰う。
 当然外で待機する。

(……びっくりしたぁー……)

『魔王』アスモディス > 「なんじゃー、見てても良いんじゃぞー」

声が響く、これも例の一環だったのだろうか?

「む、ちょっとキツいが、まあなんとか入る、か?」

サンプルを着せてもらい

「おーい、良いぞエル」
呼びかけ

エルピス・シズメ >  
「だめだって!」

 呼吸を戻すと先程の光景が脳裏を過る。
 スパでも見たけど、すごかった。

(深呼吸。)

 採寸の合間に小休止。
 声が掛かれば振り向いた。

「どう? 見せて見せて。」

 制服姿に興味を抱いて、
 そっと近づく。

『魔王』アスモディス > 「照れ屋じゃのう」

そう言う事ではない。
いやらしいしく、バランスが取れた身体を見せつけてくるから油断ならない。

「うむ、どうじゃ?」

胸元はパツパツの学園制服姿を見せ

エルピス・シズメ >  
「……うん。似合ってる。……でもそうだね。
 たぶん、届く制服は胸元が苦しくないと思う。」

 色々とはち切れそうな学園制服姿を視認する。
 たぶん、一番適合するサイズがこれだったのだろう、と。

「とりあえず、これで制服も大丈夫かな。
 あとは軽くご飯でも食べて、寮に戻る?」 

『魔王』アスモディス > 「良い良い、ならば良い」

くすくす笑う、人懐っこく

「そうじゃの、“城”と行き来するからの」

また脱ぎ始めた

エルピス・シズメ >  
試着室のカーテンを閉めて、
再び着替えが終わるまで待つ。

「……城?」

『魔王』アスモディス > 「あれ、言わんかったか、ダンジョンはもう“ある”ぞ」

悪気なく伝える

「現地民の協力を得ての」

いつもの格好に戻って

エルピス・シズメ >  
「聞いてないかも。そっかー……
 いちおう、今度見にいってもいいかな?」

 "考えればそうだ。"
 "この活動的なお姉ちゃんが色々動いていない訳がない。"
 
 それはそれとしてダンジョンがどんなものか気になったので、
 何気なく行ってみたい旨を伝える。
 
「着替えも大丈夫そうだね。忘れ物は平気?
 それじゃあいこっか、アスモディスお姉ちゃん。」

『魔王』アスモディス > 「良いぞ、風紀委員会が面倒らしいから今は隠しておるがな」

くすくす笑いながらしーっといたずらっぽく笑い。

「生徒手帳以外持っとらんから良いぞ、うむ、なにもないぞエル」

エルピス・シズメ >  
「公安委員にも気を付けてね?」

 大人に隠れて隠れ家を作るような、いたずらげな口ぶりで答える。

「なら大丈夫だね。
 ……えーっと、ありがとうございました。」

 店員にお礼を述べてから、この場を立ち去った。
 

ご案内:「商店街」からエルピス・シズメさんが去りました。
ご案内:「商店街」から『魔王』アスモディスさんが去りました。