2025/10/17 のログ
ご案内:「商店街」に幣 美奈穂さんが現れました。
幣 美奈穂 > 「…………」

商店街の少し奥、周囲の店舗の形から出来たちょっとしたスペース。
その片隅で、背筋を伸ばした正座をして、ふんふんと頷いているみなほ。

少し見えない間に増えたにゃんこさん、その子が何処の子なのか?それとも自立している(野良ともいう)にゃんこさんなのか。それを把握しようと後ろをこっそりと追いかけてきたのです。
時々、後ろを振り向く真っ黒なにゃんこさん、何を見ているのかと振り返ってみますが特に珍しいものはありません。
商店街の人に呼び止められて、おやつの飴ちゃんを頂いたりもしますけれど。はっと気付いて探せば、少し先で毛並みを舐めて休んでいる黒にゃんこさんの姿。
全然気付かれていない、ばっちりな追跡です。
みなほ、探偵さんになれるかもしれません。

慌てず速足で休んでいるにゃんこさん、近付けば顔を上げてじ~っ。そしてゆっくりと歩きだす。
そんな後を付いていけば、何度か来たことがあるにゃんこさんの集会場です。何度か集会にお邪魔した事がありますし、顔見知りのにゃんこさんもおりますのでぺこりとご挨拶。

幣 美奈穂 >  
さっそく、知り合いさんがせびってきます。
そんな事もあろうかと!
自炊しているみなほ、出汁取りに使った煮干しや鰹節を乾かしてから煎りしたものを、にゃんこさんたちのおやつに常備と、巾着から取り出します。
塩分はとことん抜けているのです。

煮干しは一尾ずつ、手に持ってにゃんこさんの口もとに。
にゃぐにゃぐ食べている姿にほんわかです。
そして程よく満足したにゃんこさんたちが好きに寝そべり、なんか会合をしています。
でも、みなほにはにゃんこ語は判りませんので、頷いているだけです。

あと、お膝の上に乗って来た黒にゃんこさんがいて、身動きが取れないのが大きいです。その毛並みを軽く好きながら、そしてお腹を見せたのでお腹もわしゃわしゃして。にゃんこさん集会が終わるのを待つみなほです。

幣 美奈穂 > びくっ!
幾匹かが、耳を立てて顔を上げてきょろり。
何かを感じたようです。
ちいさく鳴けば、それを合図に目を覚ますにゃんこさんが増えますと、解散なのかみながゆっくりと集会所を出ていきます。

膝の上の黒にゃんこさんも大きなあくびをしてから、膝からおります。
みなほ、ほっとします。

つぎつぎとにゃんこさんが去り寂しくなる集会所。
そんな中でも、まだ堂々と惰眠を貪るおっきなにゃんこさん。ぶさかわいいです。
その毛並みを軽く撫でてから、みなほも黒にゃんこさんを追いかけようと、集会所から去るのでした。

ご案内:「商店街」から幣 美奈穂さんが去りました。