2024/06/30 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」に不知火 玲衣奈さんが現れました。
不知火 玲衣奈 >  
「始まるよ、私たちの夏が!」

と、意気揚々と姉に体を乗っ取られ、辿り着いたるは水着売り場。
まあ、今更なんてことはない。だいたい毎年こんな感じだ。

「今年の夏は一味違うんだよ! なんたってアレができたからね! アレが!」
「ああ、噂になってるアレ?」

ある日、忽然と会場に現れたスパリゾート。
学生の間だけではなく、外部のメディアもこぞって取り上げる施設。時節も相まって、常世で今もっとも熱い施設と言って過言ではなかろう。

「そう! つまり青春! お姉ちゃんはとってもとっても気になって仕方がないのです!」
「……それで水着?」
「せっかくだから新調しようよぅ。玲衣奈ちゃんにとってもかけがえのない青春だよ?」

別に去年のあるしよくない? という突っ込みは読まれていた。
今日も今日とて一人漫才。店員さんの目が痛い。違うんです姉の霊がやかましいんです。