2024/09/03 のログ
ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」にフィスティアさんが現れました。
■フィスティア > 「わぁ…」
今日は扶桑百貨店に服を買いに来ました。
来たのはいいんですけど…
「これが…あと2階あるんですよね…今日だけでまわり切れるでしょうか…」
広すぎます。歩きながら見渡しただけで色んな種類の服が並んでいます。
他のエリアは行った事ありますから広い事は知っていましたが…このボリュームで3階分。
目が回りそうです。
「秋冬のものはどこにあるのでしょうか…」
お目当ての衣類は秋物と冬物です。
外出で気軽に着れるものが欲しいですね。
■フィスティア > 「これが秋物なんですね」
これまで生きてきて、このような庶民服?を着たことが殆どありませんでした。
おかげで何を見てもどれが季節のものなのかなんてさっぱりです。
ですが、少し探したところで『今年の秋はこれ!』と書かれたパネルを見つけれました。
これを見る限りでは、この辺に置いてあるものは大体秋物だと思って間違いなさそうです。
「……どうやって選びましょう」
膨大な選択肢から着やすいものを選ぶにはどうすればいいのでしょう。
目の前のマネキンの着こなしから試しましょうか…
「ベージュ…でしょうか。折角ですしもっと白からかけ離れたものを着てみたいですが…」
ベージュの…トップス?と白いボトムス…
とりあえず着てみたいですが、試着、していいんでしょうか。
■フィスティア > 「すみません少しよろしいでしょうか。
これを試着したいのですが――」
店員さんに声をかけてマネキンの着ていたものをそろえてもらいました。
試着室に持ち込んで、着替えてみました。
「おぉ…軽くて暖かい…」
屋内は冷房が効いています。
寒くはないですが、この服を着ているとさっきまで寒い環境にいた気がしてきます。
それぐらい着心地が良くて、ホッとします。
故郷の普段着やドレスも決して悪いものではありませんでしたが、こちらの世界の衣服は凄いですね。
「これ、頂きます。」
籠に試着した服を入れて試着室を出ます。
結局白系統のコーデになってしまいましたが、買っていいものが1セットと決まっている訳ではないので次を選びに行きましょう。
■フィスティア > 「せっかくですし…鮮やかなのとか…逆に暗い色合いでも…」
籠を揺らさないように歩きながら周囲のマネキンを眺めます。
深緑、紺色、薄ピンク、濃いめのベージュ…ベージュでも濃い目だとこうも変わるんですね。
勉強になります。
「こうしてみてるとお茶会で見る様な組み合わせもありますね
流行りやファッションは世界を跨いでもそこまで変わらないのでしょうか」
作りやデザインは全く違いますが、組み合わせ自体は見た事がある気がします。
地味目な合わせは初めて見るものが多いですが。
「これとかいいですね」
キャメルのトレンチコート。
単品ですが、いい感じです。
お値段は
「…残念です」
高いです。諦めましょう。
■フィスティア > 「そういえば今の手持ちは…」
オモイカネのお財布アプリで所持金が見れたは…ず…
「えっと…生活費…」
家計簿アプリを起動して…
「余裕、無いですね…」
所持金自体はそれなりにあるのですが…今月の生活を考えると、決して無駄遣い出来る額では…
今籠に入っているのを買うのが安全圏ギリギリです。
これは…
「出直しましょうか…」
仕方ありません。
店員さんに謝って籠の中身を返してから、店内を散策することにしました。
見るだけならタダです。
次来るときの為の布石ということにしておきましょう。
結局、見るだけなのに2時間も居座ってしまいました。
次来た時はちゃんと買います。ごめんなさい。
ご案内:「扶桑百貨店 ファッションエリア(4~6F)」からフィスティアさんが去りました。