学生街の中にある大きめの公園。「常世公園」と名付けられている。
普通の公園にありそうなものは基本的に存在する。遊具なども存在している。
遊具のほかに自動販売機、池などもあり、住民の憩いの場となっている。
参加者(0):ROM(1)
Time:18:33:11 更新
ご案内:「常世公園」から落花彩晴さんが去りました。
ご案内:「常世公園」から焔誼輝夜さんが去りました。
■落花彩晴 > 「え、えぇ…構いませんけど…私も趣味の一環というか…そこまで上級者ではないですが。」
野宿の延長みたいな時もあるしなぁ、と思いつつも彼女の好奇心に火を点けてしまった事に苦笑い。
まぁ、でも良い経験にはなると思うし、そのうちキャンプに連れて行くのもいいだろう。
「じゃあ、行きましょうか。折角ですし手を繋いでいきましょうね。」
と、カグヤちゃんの手をそっと握って、まるで姉妹みたいに連れ立って公園を後にする。
帰りの途上、アウトドア用品専門店に彼女を連れて行って、好奇心をさらに刺激したのは言うまでもない。
■焔誼輝夜 >
「ほにゃぁ~」
目をキラキラさせてお姉さんの説明に聞き入っちゃいます。
未知の世界、未知の遊びは、お子様の好奇心に火を着けちゃうのでした。
「いくいくっ!
かぐやっ、きゃんぷしてみたーい!
いろはちゃんっ、おしえておしえてー!」
お姉さんに抱えられてベンチから降りると、両手をいっぱいに広げてぴょんぴょん。
らんらんと好奇心で輝く瞳は、キャンプと言う未知の遊びに期待がいっぱいなのでした。
■落花彩晴 > 「あはは…。」
お腹に抱き着かれて、困り笑顔になりつつも引き剥がそうとしない辺り、親愛の証なのだろう。
「え?ああ、キャンプというのはですね…こう、自然の中で小さなテントを設置して、ご飯を作ったりまったりしたりするんですよ。自然の中なので川遊びとか山遊びも出来ますね。」
渓流で釣りとかしたいなぁ、と思いながらキャンプに食い付いた少女に小さく笑って。
そのまま、よいしょ、とカグヤちゃんを抱き上げつつベンチから立ち上がろうと。
「帰りに丁度キャンプの道具とか扱ってるお店があるので…帰りのついでに見ていきましょうか。」
多分、彼女にはチンプンカンプンかもしれないが、アウトドアの画像とか映像とかもあるので何となくキャンプというものが掴めるかもしれないし。
■焔誼輝夜 >
「えへへー、やったー!」
笑ってくれたお姉さんのお腹に抱き着いちゃいます。
お姉さんのお腹に顔をすりすりして、大好きを表現しちゃいますね。
「んっとね、かぐやはねー」
お姉さんに抱き着いたまま、どうしようかなー、なんて考えてますが。
「ほにゃ、きゃんぷ?
いろはちゃん、きゃんぷってなーに?
たのしーこと?」
ちょっと頭を話して、お姉さんを好奇心できらきらしている瞳で見上げちゃいます。
それはもう、興味津々とばかりです。
■落花彩晴 > (うん…カグヤちゃん多分全然分かってませんねこれ…。)
まぁ、無理も無いと思うけれど。もっと子度にも分かるような説明を出来る解説力が欲しい。
「あはは…えぇ、確かにいい気分転換になりますよ。
可愛いお雛様も頂きましたしね。」
と、自信満々に言い切っているカグヤちゃんの頭を優しく撫で撫でしている。
本当に妹が居たらこんな感じなんでしょうかね…なんて、思いながら。
あと、カグヤちゃん私は見逃しませんよ?その挙動不審は。後で彼女を保護者の所に送り届けないといけないだろうか。
とはいえ、少女の好奇心は止められないだろうし、じっとしているのは多分彼女は苦手そうだし…。
「…これは…えーと…。」
彼女が取り出したアルミプレートや未就学児の簡易手帳を眺める。そのうち、プレートの方は取り敢えず受け取りつつ。
(名前、連絡先、住所、…連絡先は保護者の方のですかね。これは助かるかもしれません。)
彼女が迷子になっていても保護者に連絡したり送り届けたりが出来る。
取り敢えず、自身の学生手帳を取り出して、コードからスキャンを素早くして電子的にも情報を保存しておく事に。
「…さて、と。カグヤちゃんと会えていい気分転換になりましたし、私は一度寮に戻りますけど…カグヤちゃんはどうします?」
んーと、軽く伸びをしてから、カグヤちゃんの頭をぽんぽんと撫でながら。
もう暫くこうしていたいが、着替えたり溜まった家事を済ませたりもしないといけない。
「…新しいキャンプ用具も探しておかないとですし。」
■焔誼輝夜 >
「ふーむ、なるほどー」
などと、いっちょまえに神妙そうな顔で頷きました。
きぶんてんかん、ちゃんとわかったのでしょうか。
「つまり、いまのいろはちゃんは、きぶんてんかんせいこーだね!
だって、かぐやがいるもんっ!」
なんて自信たっぷりに言っちゃいます。
お姉さんと一緒にいると、お子様はとっても楽しいので、お姉さんも楽しいと信じて疑わないのでした。
「ほにゃ?
んーとんーと――うんっ、きっとだいじょーぶ!」
親が心配しないかと言われると、ちょっとだけ目を逸らして遠くをみました。
きっと後でまたゲンコツが待ってます。
それでもお子様は懲りないのです、楽しいが何より優先されるのでした。
「それにこれもあるの!」
そう言って、お姉さんにポシェットから小さなアルミプレートと、未就学児用の簡易手帳、要するにお子様向けの学生手帳を見せました。
「だからだいじょーぶなんだよ!
あっ、これはいろはちゃんにあげる~」
そう言って、アルミカードを差し出します。
アルミカードには、ふにゃふにゃの平仮名で『ほむらぎかぐら』と名前が掘ってあったり。
裏面には住所や保護者への連絡先が書いてあったりするのでした。
また、学生手帳などでスキャンできるコードも刻んであり、それらの情報を電子的に保存も出来るようです。
■落花彩晴 > 「そうですか…。」
子供の無邪気って怖いなぁ…と、思いつつも頭を撫で撫でする。
少女はその辺り、呪いの事もあって結婚どころか子孫を残す事は考えてすらいない。
「えーと、気分転換というのは…今の気持ちを楽しい気持ちとか穏やかな気持ちに帰る為に何かするって感じですかね。」
こういうのを上手く説明できる人が羨ましいですね、と思いながらそんな簡潔な説明を。
一方、彼女の方はどういう経緯でここに来たのか。少女はどうやらすっかり忘れているらしい。
…いや、思い出したようだ。その内容を聞いてふむふむ、と頷いていたが。
「…あぁ、なるほど…えーとお父さんとかお母さんが心配するんじゃないですか?」
おそらく、保育所か託児所か、そういう施設からこっそり脱走してきたのだろうなぁ、と。
後でその場所まで彼女を連れて行ってあげないといけないかもしれない。ご両親の連絡先とかも知らないので。
■焔誼輝夜 >
「うんっ、およめさーん!」
にこにこです。
大好きなお姉さんに膝枕をしてもらって、とっても嬉しそうです。
「きぶんてんかん?」
ほにゃ? と不思議そうにお姉さんを見上げます。
よく知らない言葉だったようですね。
「あのねあのね、かぐやはね――なんだっけ?」
聞いて聞いて! と言うようなきらきらした瞳からの、ぽけらんとした不思議そうなお顔。
髪を撫でて貰って、心地よさそうに目を細めたりしつつ。
どうやら何しに遊びに出たのか、忘れちゃったようですね。
「えっとね、おともだちとおりがみしてー、おそとであそんでー。
そしたらいろはちゃんのにおいがしたの!」
一生懸命思い出したようです。
どうやら、託児所かどこから脱走してきたみたいですね。
いつもの事でした。
■落花彩晴 > 「お嫁さん…お嫁さんっ!?!?」
いや、女雛だから立ち位置的にはそうなるかもですけど…!!
にへーっとした笑みを眺めつつ、この子…恐ろしい子…!!と、謎の戦慄を感じる少女だった。
そして、どうやらこちらの薔薇の髪飾りは一応気に入ってくれたようで、満面の笑みと共に――彼女が膝の上にダイブ!
「わっ…!?」
驚きつつも、そこはフィジカル強い少女なのでしっかり抱き留めており。
膝の上に少女を乗せる、というか膝枕をしているような形になるだろうか。
「私ですか?私は学園からの帰りですよー…ちょっと気分転換にここに立ち寄った感じです。カグヤちゃんはどうしてここに?」
こちらの匂いを感じ取ったのもあるだろうが、そもそも何で出歩いていたのだろうか?
多分、遊びまわったり探検していたりしていたのかもしれないとは思いつつ。
彼女がもぞもぞと体勢を変えるのがくすぐったいが、そこは我慢しつつ少女の髪の毛をまた軽く撫でる姉気分。
■焔誼輝夜 >
「うんっ、いろはちゃんとおそろいなの!
いろはちゃんがおよめさんね!」
そう言って、にへーっと笑います。
深い意味は考えていないのですが、意味合いはなんとなくはわかってるようでした。
「ほにゃ?」
お姉さんが髪に綺麗なお花の髪飾りを着けてくれました。
少し不思議そうに自分で髪飾りをつんつんとさわってみますと、嬉しそうに満面の笑みを浮かべます。
「いろはちゃんだいすきー!」
そう喜色満面な様子で言って、お姉さんのお膝の上にダイヴしちゃいます。
とっても幸せそうです。
「ねえねえ、いろはちゃんはなにしてたのー?
おさんぽー?」
お膝の上でころん、として、お姉さんを見上げます。
もぞもぞ、ごそごそ。
仰向けに転がろうとするものですから、少しくすぐったいかもしれません。
■落花彩晴 > 「あ、ありがとうございます…?」
何か、よく分からないが褒められているのはちゃんと伝わるので、少し気恥ずかしそうだったり。
色んな色が一杯、というのが気になるけど…。
(…私の左目の中に或る無数の呪い…とは考えたくないですけどね…。)
確かに、ソレなら色々な色があるのには納得だが。まぁ、少なくともこの小さな友達は匂いとは別の”何か”を感じ取っているように思えて。
そして、彼女が身を乗り出してきたのもあり、体感的に彼女の周囲の温度が少し高いのに気付く。
――あのお守り袋の中身――おそらくお札だろうけど、その込められた術式が非常に高温な熱を放つ術式を内包したものだと察して。
(これほどの熱を、彼女や周囲に害を及ぼさない程度の丁度いい温かさに留めて放射する…凄いですね。)
内心で感嘆しつつも、彼女がポシェットからお雛様とは別の折り紙を取り出した。
それは――…
「カグヤちゃんの方は…男雛…でしょうか?」
彼女が自分の為に追ってくれた女雛と対になるものだ。
確か、夫婦の象徴とかそういう意味あいがあったような…彼女の事だから深く考えてはいないと思うけれど。
「えぇと、じゃあ有難くお雛様は頂きますね?」
と、少女から女雛の折り紙を受け取れば、それを改めて眺めれば自然と微笑んで。
そっと、パーカーのポケットに大切にしまっておく。後で部屋に飾っておこうか。
「…んー、でもそうなると私からも何かお返しをしたいですね……じゃあ…。」
考えた結果、思い出したように少女は自分の頭に付けている薔薇の髪飾りを外して。
それを、彼女の頭へと優しく身に付けさせる。…ちょっと浮いてしまうかと思ったが割と似合ってる。
「ごめんなさい、お返しを考えたんですけど手持ちだと今はこれくらいしかなくて。」
ちなみに、予備の髪飾りは一応あるので問題はない。
そして、この髪飾り――実はある特殊効果を秘めているのだが、それは敢えて割愛しておく。
■焔誼輝夜 >
「うんっ、ほかほかきらきら!
いろはちゃんはね、あったかくて、いろんないろがいっぱいなの!」
一体どんな感覚で感じ取ってるのでしょうか。
どうやら単なる匂いではなさそうですが。
そして、お守り袋の中のおまじないは、お子様が身を乗り出して来たら、体感でもすぐにわかるでしょう。
明らかにお子様の近くが暖かいのです。
お姉さんの感覚では、それが非常に高温を放つ術が込められてるモノとわかるでしょう。
「――うんっ、いろはちゃんに!
えへへー、すごいでしょー」
にこにこと得意げな笑顔です。
そしてもう一つ、ポシェットから折り紙を取り出しました。
「それでねそれでね、こっちはかぐやのなの!」
取り出したのは、お雛様、いわゆる女雛と対になる、男雛でした。
夫婦の象徴でもある組み合わせですが、なにか深く考えているわけではありません。
ただ、お姉さんに上手に出来た可愛い女雛をプレゼントして自慢したかったのでした。
■落花彩晴 > そういえば、彼女が首から提げているお守り袋は何だろうか?と、少し気になった。
何せ、左目に無数の呪いを内包している少女なので、お呪い――術式には相応に敏感だ。
何かのお札――のようだ。おそらく護身的なものなのかもしれない。
「…ほかほかで…きらきら…??」
目を丸くして。流石にどう解釈して良いか分からないけれど、誉め言葉ではあるのだろう。
少なくとも、不快だとか不潔ではないのは有難かった。女の子なので多少は気になるし。
そして、抱き上げてお隣に座らせた少女からずいずいと身を乗り出されて。
ちょっと距離感が近い!と、思うけど子供だし懐かれてるのは悪い気はしない。友達でもあるし。
「…え、私に…ですか?」
きょとん、とした表情で彼女がポシェットを探る様子を見ていたが、取り出したのは――折り紙だ。
しかもお雛様…可愛らしく顔も描かれている。彼女が折ったのだろうか?
「へぇ…凄いですねカグヤちゃん。手先が器用なんでしょうか…。」
これを私に?と、お雛様の折り紙と少女を交互に見て。
これは、折角だから自分も何かお返しをしなければ、と思うが生憎と渡せそうなものが無い。