2024/06/02 のログ
ご案内:「常世公園」に鞘師華奈さんが現れました。
鞘師華奈 > まだ幾分か過し易い季節かな、とそんな事を考えながら常世公園にふらり、と立ち寄る女。
私服で出歩く事も昔に比べたら随分と増えたけれど、相変わらず落ち着くのはスーツ姿だ。
そろそろこの格好だと夜でも蒸してきたりするんだろうね、と思いながらもこれが一番しっくり来る。
まぁ、そもそも女の子らしい格好全般が昔から大の苦手なのでしょうがない。
ユニセックスだったり男性的な服装の方がむしろこう、安心感が凄いのは昔から。
お陰で、女性的なファッションとか未だに疎いのだ…もう20歳前だし流石に少しは学んだ方がいいだろうか?
「…いやはや、ファッションに詳しくなった私とか想像も出来ないな…むしろ別人かな?」
周りの人達のお陰で、多少は服装の気遣いも増えた。要するにスーツ姿以外も増えた。
が、やっぱりついついこの格好に落ち着いてしまうのは沁みついた性分だろうか。
公園には見知った姿も見知らぬ姿も見えない…つまり人気が無かった。
気にせず、一番出入り口から近いベンチへと歩を進めてから腰を落ち着けようか。
鞘師華奈 > 「…昔から、カッコいい女子に憧れてた気はするけど…まぁ、今はこんな有様で。」
服装だけはまぁ、ギリギリ及第点?だとして、それ以外は全然格好付かない私。
むしろ、数年怠惰にダラダラと過ごしていた時間を思い返すと過去の自分を殴りたくなる。
軽く右手をひらりと振って、忽然と煙草とジッポライターを取り出す。
口の端に一本咥えながら、ライターで火を点ける仕草も手慣れたものだ。
ゆっくりと紫煙を吐き出しながら、今後の事をぼんやりと考える…まだまだ出来て無い事は多い。
時間は無常に進んでも、物語の針はちょっと回りが悪い。頑張らないといけないね。
ご案内:「常世公園」から鞘師華奈さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に鞘師華奈さんが現れました。
鞘師華奈 > 【PL:名簿番号を間違えていたのでお直しを。お目汚し失礼しました…!】
鞘師華奈 > 何か私は違う誰かの学生証をうっかり持ってたような気がしたが、幸いそんな事は無かったらしい…。
ちょっと遠い目になりつつ、煙草を蒸かす…あぁ、一服は落ち着くよね…。
「…って、いけないいけない。仕事後とはいえ気を抜きすぎないようにしないとね。」
何せ、数年単位でダラダラ過ごしていた前科があるので…気を抜き過ぎるとズルズル行きそうで怖いのだ。
やっぱり格好良さとかクールな女子は私には到底無理だなぁ、と苦笑いがふと漏れる。
憧れは憧れと一先ず割り切って、まぁ今の私は前の私よりも少しはイイ女…?で、いいのか分からないけどなれるようにしたいね。
鞘師華奈 > あとは、友人に助言や課題を貰って少しずつ磨いている自分の魔術の拡張だ。
あれから時間も経過して、日々コツコツとやっているが大分形になっている気はする。
封印術式の応用で、自身や他社の魔力を結晶化する…これはもう完全に習得したと見ていい。
次に己が前から使用している魔術の一つである【隔離収納】。
一定の重さと大きさまでの物を位相空間に収納・取り出し出来る補助術式だ。
これも、友人のレクチャーにて特定範囲内から物体を『射出』する段階は何とか到達した。
後は、それの応用で”一部だけを現出する”というテクニカルなもの。
これも、ほぼほぼこなせるようになってきたので、魔術面では順当に成長している…だろう、多分。
昔から自己肯定感や評価が低いのでこういう所は自信を持って、とは中々行かない。
「月並みだけど努力は裏切らない…って所かな。」
小さく口の端に笑みを浮かべながら、美味そうに煙草の紫煙を燻らせて。
鞘師華奈 > ぼちぼち友人に連絡を取ってまた魔術談義しもしてみたい所だ。
彼女の様子も友人としてちょっと気になる所だし良い頃合かもしれない。
さて、そんな所でちょうど煙草も吸い終えたので…携帯灰皿に吸殻をきちんと放り込んで。
喫煙者として最低限のマナーは大事である。…まだ私未成年だけれど。
「さて…と。帰って一眠りしようかな…。」
軽く伸びをすれば、あちこち凝っているのか骨がパキポキと。
寝る前に体のマッサージとかした方がいいかなぁ、と思いながら公園を後にして寮へと戻る。
ご案内:「常世公園」から鞘師華奈さんが去りました。