2024/06/09 のログ
ご案内:「常世公園」に追影切人さんが現れました。
追影切人 > 警邏部の退屈な巡回やらも終えて、ダラダラと寄り道をしていたらすっかり夜だ。
で、馴染みの公園の傍を通り掛かったので、適当に一服しようと立ち寄ったまではいい。

現在、青年はベンチに腰を下ろして煙草を咥えているのだが…問題が一つ。

―ーそう、件のあのパステルカラーの三毛猫、再びである…!!

追影切人 > 「――何でまた俺の頭の上に性懲りも無く乗ってやがんだこのクソ猫…!!」
追影切人 > 微笑ましい光景なのかもしれないが、青年にとっては折角の一服タイムが台無しである。
クソが、この猫の行動範囲は思ったより広い…!!
気を抜いて、頭の上に飛び乗られるまで隙だらけだった青年も問題がありそうだが。

「…もう流石に限界だわ。」

低い声で、右手を手刀の形に変えて頭上の猫に振るう!!
あわや三毛猫が真っ二つ――にはならず、むしろ少し離れた場所の木が切断された。

「……あぁ?」

狙いが逸れた?この至近距離で?ふざけんな、とばかりにもう一回!!
だが、何故か三毛猫は全く無傷で、地面や離れた場所に切断痕が発生している。
やりすぎると始末書とか面倒なので、5回くらいで一度ストップ。やや沈黙する。

(…もしやこのクソ猫、異能持ちか…?)

三毛猫心の声 > (…いや、君が無意識に外してんのよ。私はただの無能力キャット)
追影切人 > そんな三毛猫の心の声?なぞ当然聞こえもしなければ知りもしない。
斬るつもりで手刀をかましたのに、何故か全く違う場所が斬れている事にイラッ、としつつ。

「…クソが。これだから猫ってのは…!」

青年自身が無意識に外しているという事に、本人が欠片も気付いていない。
少なくとも斬ろうとしていたのは本気なので、尚更解せないのだろう。