2024/06/17 のログ
ご案内:「常世公園」にリョーガ・パレコルタさんが現れました。
■リョーガ・パレコルタ > ーー--------ー--------ある休日の昼。
リョーガは真昼間から。
公園の木陰のベンチでのんびりアイスを食していた。
この日は27度とかいう暑い日だったのだから。
「…あっぢぃでい。」
汗をかきながら、ひんやりとしたアイスをかろうじて作れた影に持たせて食している。
右手には【異能について】の蔵書。
「…異能は未知の可能性を秘めている、ねぇい…」
内容をぼやきながら、本を読み進める。
■リョーガ・パレコルタ > この蔵書を入手したのは無論図書館であり、図書委員である彼ならすぐ借りられるようなものだった。
では何故借りたのか、というと。
「…最近物騒だしねぇい、異能がなんか強くなればと思ってちゃいたが…記述がすくねぇや。」
__________所謂それは噂にされる【異能ステージ説】のことだ。
リョーガの異能、【異能《影踏み(シャドウ・ポイント)》】はこの場合"ファーストステージ"の異能に該当する。
だが進化するかもわからないこの異能だけでは今後出てくるであろう異能等と渡り合えるかが不明瞭であった。
「…誰かに教えを乞うしかないかねぇい。
剣術なり体術なり、さ。」
■リョーガ・パレコルタ > _________そもそも。
この【《影踏み(シャドウ・ポイント)》】。
"ファーストステージ"なのか"セカンドステージ"なのか定かでもないのだ。
"踏む"以外に影を操れる、という点を踏まえるならば、の話だが。
「まあ、ぼちぼち異能の鍛錬も続けなければだよねぇい。」
よい、とベンチから立ち上がって、片手で本を閉じて。
アイスを影を動かし、口に含んでから公園を後にする。
とりあえず、考えながら帰り道、だ。
ご案内:「常世公園」からリョーガ・パレコルタさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に伊都波 悠薇さんが現れました。
■伊都波 悠薇 >
「ふぅむ」
ひとり、ブランコに座りながら、手に持った駄菓子で遊んだりして、唸り声をあげる。
ーー姉の、様子がおかしい
いつも通りといえばいつも通りだが。
些細な違和感。
「隠し事かなぁ」
ぽつり、呟いて。ゆらぁとブランコを揺らして。
ひとり、時間潰しをしていた。
■伊都波 悠薇 >
「大変なとき、いつも、なんもできてないような気がする」
駄菓子を取り出す。
こういうときはねるねるねる、やつに限る。
ブランコに揺られながら素材をプラの台に入れていって。
ねるねるねるねる……
■伊都波 悠薇 >
ねるねるねるねる。
「気にしすぎ、かな」
練っているうち、気のせいな気がしてきた。
「…………」
ねるねる。
きれい混ざるようにねるねる。
いつまでもできそう。
なんともぼっちおぶぼっちな、至高の時間だ。
寂しい絵面、であるけれど。
■伊都波 悠薇 >
「ねーねー、あのおねえちゃ、なにして……」
「しぃっ、こっちいくわよ」
親子連れに、そんな反応されても。
集中していて、気づけなく。
(もうすこし、混ぜたほうが濁りないのと泡立ちキメやかになるかな)
ねるねるねるねる。
■伊都波 悠薇 >
「ふぅ」
満足するだけ、混ぜ終えて。
良い汗をかいた。
「いただきます」
もぐりと一口。
「んーっ」
満足するまで混ぜたやつは、格別な美味しさで。
笑みが自然とこぼれた。
■伊都波 悠薇 >
「ごちそうさまでした」
そして。
混ぜ終わった結論は。
(帰ったら聞いてみよ)
よしと、意気込んで立ち上がり。
公園から歩きでていった。
ご案内:「常世公園」から伊都波 悠薇さんが去りました。