2025/03/06 のログ
ご案内:「常世公園」に落花彩晴さんが現れました。
■落花彩晴 > 季節は冬から春にそろそろ移り変わる頃合とはいえ、まだ少々寒い日や風が強い日も少なくない。
放課後、多少の補習授業はありつつも、何とかそれもこなして帰宅の途上。
今日は委員会の仕事なども無く、後は帰宅してのんびりするだけだ。
「……とはいえ、そろそろ息抜きとかしたいですね…ぼちぼちキャンプにでも繰り出そうかな…。」
そんなソロキャン計画を頭の中でぼんやり思い浮かべつつ、気が付いたら常世公園に立ち寄っていた。
特に理由は無い…と、いうよりも少女は普通に真っすぐ帰宅するつもりだったのだが。
(……帰る前にちょっと気分転換でもしていけという事でしょうかねぇ。)
なんて、無意識の己の足の向く先に小さく苦笑を浮かべながら、公園内へと足を踏み入れる。
ゆっくりと色違いの瞳を巡らせれば、多少の人気はあれどそろそろ夕暮れも迫る時間帯だ。
手近なベンチに歩み寄れば、出来るだけ上品?な所作で静かに腰を下ろす。
ご案内:「常世公園」に焔誼輝夜さんが現れました。
■焔誼輝夜 >
――――――ゃ~~ん」
そんな息抜き計画を考えるお姉さんの耳に、風にのって何か声のようなものが聞こえました。
空耳でしょうか?
「――ろーはーちゃーんっ」
空耳ではなさそうです。
地響きでも聞こえるような、ドドド、と言う足音が聞こえます。
「い~ろ~は~ちゃぁ~んっ!」
そんな足音の方を見ると、元気いっぱいの声が猛スピードで突進してくるのが見えちゃいます。
Tシャツと短パンに赤いマフラーという、季節的には寒そうな恰好ですね。
■落花彩晴 > 「……え?」
気のせいか、何か聞こえたような?…音…いや…声?それも聞き覚えのある声の気が。
五感は割と鋭い方だが、流石にその時点ではまだ少々距離があったのもあり、首を傾げていたのだけれど…。
「……え、な、何ですか?この振動…?」
地震…かと思ったが周囲を見渡すが全体が揺れている訳ではない。
そして、振動の原因は明らかにこちらに向かってきている。ややあって、再び聞こえてきた声にハッと視線を向けて。
「その声は…カグヤちゃんですか…?」
と、呼びかける、というよりも呟いた。視線の先、猛スピードで駆け寄ってくる件の少女が一人。
……何か、まだ少々季節的に早すぎるくらいの軽装に見えるのだけど。
そして、このままだとベンチに座る少女と彼女が激突する流れである。
「カグヤちゃん、ストップ!ストップです…!!」
そろそろ急ブレーキして貰わないと激突する!…少女は頑丈だから問題無いとしてもベンチが心配!
■焔誼輝夜 >
「い~ろは~ちゃ――ぐにゃぁーっ!?」
地響きがするような踏み込みで、スーパーダッシュしてたお子様ですが。
残念ながら、公園の石畳の隙間に躓いしまいました。
その結果は言わずもがなです。
顔面ヘッドスライディングで、お姉さんの足元に見事に滑り込むのでした。
紅葉おろし並みのスライディングは、凄まじく痛そうに見えた事でしょう。
■落花彩晴 > 「か、カグヤちゃん…!?大丈夫ですか!?」
反射的にキャッチしようとしたが一歩遅かったらしい。ベンチから立ち上がり掛けた状態のまま固まる。
どうやら、彼女は猛スピードのまま何か――おそらく公園の石畳…に、靴先を引っ掛けて顔面から派手に転倒したらしい。
しかも、勢いは殺せていないので顔面スライディングという有様である。
結果、呆然としたこちらの足元に滑り込んでいる友達の少女に、我に返り慌てて抱き起そうと。
(取り敢えず、多少の怪我なら私の魔術で多少は応用で回復は出来ますけど…。)
彼女が何か異能や魔術を使った瞬間は無かったので、モロにあの速度で顔面強打しているだろう。普通なら顔がやばい事になりそうだが…。
■焔誼輝夜 >
「――ほにゃぁっ!」
お姉さんに心配されたお子様ですが、がばっと顔をあげます。
その顔は、少々汚れていますが、なんと無傷でした。
「いろはちゃんっ!
やほ~!」
顔をあげて、ぺたんと女の子座りをすると、右手を挙げて元気よくご挨拶します。
どうやら、怪我も無ければ痛くもなさそうです。
■落花彩晴 > 「…あ…だ、大丈夫そうですね…。」
いきなり、がばっ!と顔を挙げた少女にびくっ!?とするが、ちょっと顔が汚れているだけで”無傷”だ。
…普通にフィジカルが凄いのかもしれない。耐久力も含めて。
取り敢えず、ハンカチを取り出して彼女の顔の汚れを軽くふき取ってあげようと。
「ええ、こんにちはカグヤちゃん…相変わらずお元気ですねぇ。…むしろ、その格好で寒くないんですか?」
子供は元気なのが一番だけど、矢張りその軽装を間近で見ると季節的にはまだまだ早すぎる。
あと、シャツに【風林火山】と書いてあるが、これは彼女の趣味なのかご両親の趣味なのか…。
「…ん、これで顔は綺麗になりましたね。お怪我とかも無さそうで何よりです。」
一通り、ちゃんと少女の顔の汚れを拭き取ってから、ついでに髪の毛とかも軽く手櫛で整えてあげて満足気。
■焔誼輝夜 >
「んに、んにゅ、んにゅ」
顔を拭いてもらうと、子供らしい柔らかくてもちもちのお肌がむにむにと。
「うんっ、元気だよー!
寒いけどだいじょうぶ!」
両手でぶいサインです。
髪を整えてもらうと、その手に嬉しそうに頭をすりすりしちゃいます。
仔猫が甘えるみたいですね。
「ふふーん、かぐやはねー、じょーぶなんだよー!」
そう言ってから、ベンチに座るお姉さんの両ひざに小さな手をのっけて、膝立ちで身を乗り出します。
「あのねあのねっ!
いろはちゃんのにおいがしたからね、あそびにきたの!」
きらきらした笑顔で、嬉しそうに言います。
お姉さんに会えたのがとっても嬉しいのか、にっこにこですね。
■落花彩晴 > 何となく、年の離れた妹をお世話している気分になる――もっとも、少女に兄弟姉妹は”居ない”が。
ハンカチを綺麗に折り畳んで仕舞い込みつつ。寒いけど大丈夫という彼女の元気な様子に微笑んで。
(…あ、やっぱり寒いのは寒いんですね…。)
と、思いつつ頭を撫でたらすりすりされた。大きな子猫を相手にしてる気分になる。
どうやら、彼女の体は矢張りかなり丈夫らしい。さっきの顔面スライディングで無傷なのもそうだが。
…この格好でもおそらく風邪はまず惹かないのだろう。健康優良児、という事だろうか。
「成程…って、に、匂いですか?私、変な臭いとかしてませんよね?」
一応、乙女の端くれではあるのでそこは気になる模様。
体は清潔にしているし、衣服も同じく。体臭までは流石に自分では分からないが平気だと思いたい。
キラキラした笑顔に、こちらの両膝に手をのっけて膝立ちの姿勢。
可愛いなぁ、と思いつつも、「ちょっと失礼しますね?」と、カグヤちゃんに一言声を掛けてから。
「よいしょ…っと。」
軽々と少女を一度抱き上げてから、お隣に座らせるように。流石に膝の上とかに乗せるのは恥ずかしいので。
■焔誼輝夜 >
お子様には寒さが天敵なのですが、今日はばっちり寒さ対策が出来てるのです。
首から提げたお守り袋に、ほかほかになるお呪いの籠ったお札が入っているのでした。
「ほにゃ?
いろはちゃんのにおいはー、んとねー、ほかほかで、きらきら?」
匂いに対する表現ではありませんねえ。
とはいえ、ヘンな匂いではなさそうです。
「はーい」
お返事をして両手をあげると、大人しく抱き上げられます。
そのままちょこん、と隣に座らせられると、ずいずいずいっと、お姉さんに向かって身を乗り出しました。
「あのねあのねっ!
いろはちゃんにねっ、プレゼントがあるの!」
そう言って、ごそごそと、小さなポシェットをまさぐります。
取り出したのは、綺麗に折れた折り紙でした。
「じゃじゃーん!
おひなさま~!」
折り紙で上手に作られたお雛様は、可愛らしく顔も描いてあります。
どうやらこれをお姉さんに渡したかったみたいですね。
■落花彩晴 > そういえば、彼女が首から提げているお守り袋は何だろうか?と、少し気になった。
何せ、左目に無数の呪いを内包している少女なので、お呪い――術式には相応に敏感だ。
何かのお札――のようだ。おそらく護身的なものなのかもしれない。
「…ほかほかで…きらきら…??」
目を丸くして。流石にどう解釈して良いか分からないけれど、誉め言葉ではあるのだろう。
少なくとも、不快だとか不潔ではないのは有難かった。女の子なので多少は気になるし。
そして、抱き上げてお隣に座らせた少女からずいずいと身を乗り出されて。
ちょっと距離感が近い!と、思うけど子供だし懐かれてるのは悪い気はしない。友達でもあるし。
「…え、私に…ですか?」
きょとん、とした表情で彼女がポシェットを探る様子を見ていたが、取り出したのは――折り紙だ。
しかもお雛様…可愛らしく顔も描かれている。彼女が折ったのだろうか?
「へぇ…凄いですねカグヤちゃん。手先が器用なんでしょうか…。」
これを私に?と、お雛様の折り紙と少女を交互に見て。
これは、折角だから自分も何かお返しをしなければ、と思うが生憎と渡せそうなものが無い。
■焔誼輝夜 >
「うんっ、ほかほかきらきら!
いろはちゃんはね、あったかくて、いろんないろがいっぱいなの!」
一体どんな感覚で感じ取ってるのでしょうか。
どうやら単なる匂いではなさそうですが。
そして、お守り袋の中のおまじないは、お子様が身を乗り出して来たら、体感でもすぐにわかるでしょう。
明らかにお子様の近くが暖かいのです。
お姉さんの感覚では、それが非常に高温を放つ術が込められてるモノとわかるでしょう。
「――うんっ、いろはちゃんに!
えへへー、すごいでしょー」
にこにこと得意げな笑顔です。
そしてもう一つ、ポシェットから折り紙を取り出しました。
「それでねそれでね、こっちはかぐやのなの!」
取り出したのは、お雛様、いわゆる女雛と対になる、男雛でした。
夫婦の象徴でもある組み合わせですが、なにか深く考えているわけではありません。
ただ、お姉さんに上手に出来た可愛い女雛をプレゼントして自慢したかったのでした。
■落花彩晴 > 「あ、ありがとうございます…?」
何か、よく分からないが褒められているのはちゃんと伝わるので、少し気恥ずかしそうだったり。
色んな色が一杯、というのが気になるけど…。
(…私の左目の中に或る無数の呪い…とは考えたくないですけどね…。)
確かに、ソレなら色々な色があるのには納得だが。まぁ、少なくともこの小さな友達は匂いとは別の”何か”を感じ取っているように思えて。
そして、彼女が身を乗り出してきたのもあり、体感的に彼女の周囲の温度が少し高いのに気付く。
――あのお守り袋の中身――おそらくお札だろうけど、その込められた術式が非常に高温な熱を放つ術式を内包したものだと察して。
(これほどの熱を、彼女や周囲に害を及ぼさない程度の丁度いい温かさに留めて放射する…凄いですね。)
内心で感嘆しつつも、彼女がポシェットからお雛様とは別の折り紙を取り出した。
それは――…
「カグヤちゃんの方は…男雛…でしょうか?」
彼女が自分の為に追ってくれた女雛と対になるものだ。
確か、夫婦の象徴とかそういう意味あいがあったような…彼女の事だから深く考えてはいないと思うけれど。
「えぇと、じゃあ有難くお雛様は頂きますね?」
と、少女から女雛の折り紙を受け取れば、それを改めて眺めれば自然と微笑んで。
そっと、パーカーのポケットに大切にしまっておく。後で部屋に飾っておこうか。
「…んー、でもそうなると私からも何かお返しをしたいですね……じゃあ…。」
考えた結果、思い出したように少女は自分の頭に付けている薔薇の髪飾りを外して。
それを、彼女の頭へと優しく身に付けさせる。…ちょっと浮いてしまうかと思ったが割と似合ってる。
「ごめんなさい、お返しを考えたんですけど手持ちだと今はこれくらいしかなくて。」
ちなみに、予備の髪飾りは一応あるので問題はない。
そして、この髪飾り――実はある特殊効果を秘めているのだが、それは敢えて割愛しておく。
■焔誼輝夜 >
「うんっ、いろはちゃんとおそろいなの!
いろはちゃんがおよめさんね!」
そう言って、にへーっと笑います。
深い意味は考えていないのですが、意味合いはなんとなくはわかってるようでした。
「ほにゃ?」
お姉さんが髪に綺麗なお花の髪飾りを着けてくれました。
少し不思議そうに自分で髪飾りをつんつんとさわってみますと、嬉しそうに満面の笑みを浮かべます。
「いろはちゃんだいすきー!」
そう喜色満面な様子で言って、お姉さんのお膝の上にダイヴしちゃいます。
とっても幸せそうです。
「ねえねえ、いろはちゃんはなにしてたのー?
おさんぽー?」
お膝の上でころん、として、お姉さんを見上げます。
もぞもぞ、ごそごそ。
仰向けに転がろうとするものですから、少しくすぐったいかもしれません。