2026/03/02 のログ
ご案内:「常世公園」に上下院 禰喪さんが現れました。
■上下院 禰喪 >
走り込みを終えた頃、以前来たことのある公園に行き着いた。何気なく公園の門を跨ぎ、ベンチに腰掛ける。
ぼうっとしていると、夜闇に溶けていくようだ。冷たい外気を吸い込んで、トレーニングで火照った体を冷やす。そして、思考を始める。
「どうして強くなりたいか、どうして強く在りたいか。」
先日、先輩から伝えられた言葉。それを反芻する。その問いかけを受けた時、真っ先に考えたのは自らの両親のことだった。
自らに異能を与えた両親。とても痛くて怖かったけど、何度も自分を「愛している」と言ってくれた両親。その両親に報いるべく、強さを求めること。これは筋が通っていると思う。
しかし、それ『だけ』ではまるで……。
「意思を持たぬ、人形ではありませんか。」
小さく、ぽつりと呟いた。
■上下院 禰喪 >
「いえ、いえ、違います。そうならぬために、考えるのです。自分が強くなりたい理由を……これは、成長のために必要な工程であります!」
弱気なのは、一瞬だけ。ふるふると首を横に振れば、勢い良く立ち上がる。まだ夜は始まったばかり、体力も回復した。
頑張るぞ、と言わんばかりに片手を上げれば、走り込みを再開するのだった。( ↓ )
ご案内:「常世公園」から上下院 禰喪さんが去りました。