2024/08/11 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に伊都波 悠薇さんが現れました。
伊都波 悠薇 >  
「いただきます」

手を合わせて、食材に感謝しつつ。
夏。暑い日は、冷たいものが食べたくなる。

ので、今日はパフェを食べに来たのである。

最近はまったりと、こういう場所に来ることが少なくなったから、なんだか久しぶりだ。

「あま」

甘いものは好きだ。
それよりも激辛が好きなだけで、好物のひとつであることは間違いない。

パフェにはいった、アイスクリームをひとくち食べて。
ぽつりと、言葉が漏れた。

伊都波 悠薇 >  
滑らかな口当たりと、しっかりとしたミルクの味。

フルーツに負けない、自己主張。

「アイスクリームでも、できるのに」

自己主張。
難しいことである。

「ごちそうさまでした」

ぺろりと平らげて、コーヒーを一口。

そして、端末を弄りながら時間を潰す。
今日は暇だった。

また、だからといって家にいる気分でもなかったのだ。

伊都波 悠薇 >  
異能について考えることがある。

自分の異能は、今も発揮しているのか。
それはコントロールできるものなのか。

果たしてーー

いろいろ。いろいろ。

端末の検索履歴はそんなことで一杯だ。

「はぁ」

強くなりたい。

姉の横になりたいから、ではなく。

今は、そう。


ーー傷つきたくないから。


自分を、守るために。
そう思いながら、ゆったりと夏の1日を過ごした。

ご案内:「カフェテラス「橘」」から伊都波 悠薇さんが去りました。