2024/08/11 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に伊都波 悠薇さんが現れました。
■伊都波 悠薇 >
「いただきます」
手を合わせて、食材に感謝しつつ。
夏。暑い日は、冷たいものが食べたくなる。
ので、今日はパフェを食べに来たのである。
最近はまったりと、こういう場所に来ることが少なくなったから、なんだか久しぶりだ。
「あま」
甘いものは好きだ。
それよりも激辛が好きなだけで、好物のひとつであることは間違いない。
パフェにはいった、アイスクリームをひとくち食べて。
ぽつりと、言葉が漏れた。
■伊都波 悠薇 >
滑らかな口当たりと、しっかりとしたミルクの味。
フルーツに負けない、自己主張。
「アイスクリームでも、できるのに」
自己主張。
難しいことである。
「ごちそうさまでした」
ぺろりと平らげて、コーヒーを一口。
そして、端末を弄りながら時間を潰す。
今日は暇だった。
また、だからといって家にいる気分でもなかったのだ。
■伊都波 悠薇 >
異能について考えることがある。
自分の異能は、今も発揮しているのか。
それはコントロールできるものなのか。
果たしてーー
いろいろ。いろいろ。
端末の検索履歴はそんなことで一杯だ。
「はぁ」
強くなりたい。
姉の横になりたいから、ではなく。
今は、そう。
ーー傷つきたくないから。
自分を、守るために。
そう思いながら、ゆったりと夏の1日を過ごした。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から伊都波 悠薇さんが去りました。