2024/06/05 のログ
七海 美那菜 >  
「にへへー、実は苦労しまくりんぐだよー。
 女子は常に闘いなのさー」

おこづかいとか、おしゃれとか、たいじうとか、敵はたくさん!いる!
たまに、マジヤバイ闘いをしてる人らもいるけど、そっちはパスパス
いじめとか喧嘩とかはイクないと思う

まあ、オトコノコにはオトコノコの闘いはあるんだろうけど

「……ふむ、ふむふむ」

今度は彼の真似をしてみよう
絶妙に首の角度とか指の位置とか、メガネを上げる高さとかが違う。
分からなすぎるモノマネ!

「よし!いっちー!覚えた!
 フウキイインのイッチー!よろよろ!
 なんか一番って感じで縁起いいね!」

よろぴく握手って手を出してみる
華麗にスルーされるぱてぃーんだったりするだろうか?

「お?お?
 まさかの単品じゃなくて追加できたかー!
 お主やりよるな……?」

まさかの注文変更ではなく、追加注文
恐ろしく早い注文、ただものではないな?
そいや風紀委員だった
マジリスペクト

こうして……勝手に闘いのゴングが鳴るのであった
他所でやってくれ

橘壱 >  
「そうは見えないけどな、能天気そうで羨ましいくらいだ。」

嫌味の一つで言わないといけないのかと言うくらいには無礼な態度はやめない。
実際、人の苦労なんて見えなきゃ誰もわからないからお互い様だ。

「覚えてなくても結構だけど、それは本当に僕のマネなのか?」

絶妙な首の角度、眼鏡を上げるような仕草。
なんだか無愛想な感じの表情。今度こそ自分なのか。
訝しげな表情をしながら、差し出された手を一瞥。
少し間は合ったものの、握手には応じた。固く、暖かく、相応に鍛えているものの手だった。

それはそれとして、少年の前にはよくあるワイルドなハンバーガーにポテト。
此処までならジャンキーな飯だけで済むが目の前にはもう一つの塔。
まっ白な生クリームに色取り取りの飴細工とフルーツ。
これだけ器から漏れていても綺麗に盛り付けられているのはそういう技術なのか。

「面白い……!」

ニヤリと一人笑みを浮かべてパフェスプーンをとった。
こういう戦いでも歓迎だと言わんばかりに一口にタワーを崩していく。
うん、まぁ、悪くない。上手い。上手いが何処までいってもこれは甘味だ。
この味が何処まで続くんだ。このか細いスプーンで何処まで…食い切れるのか?
そう思いながらチラリと彼女の方を見てみるが……?

七海 美那菜 >  
「お、いうねいうねー。
 噛みついちゃうかー?肉食かー?タイガーかー?
 がおー」

なかなかおもしろいオトコノコだ
これほどの逸材……探してもそう掘り出せないぞ……!なんちて

「細かすぎて伝わらない?
 まーまーまー、気にしない気にしない
 ……お? お? おおー、男子ぃ」

なんだかんだで握手してくれる辺り付き合いはいいんだなー、いっちー
やるじゃんいっちー。かっこいいぞいっちー
ってか、手、硬くない? 鍛えてますからってやつ?

「おっと、キタコレ。
 いただきますー」

メガパフェ
マジ一回は頼んでみたいメニューその1
マジでっか……ってなるやつ
あなどれませんなー

「んー、うまうまー」

とりあえず、適当にスプーンで掬っていく
フルーツ、クリーム、アイス、なんかよくわかんないポリポリするやつ
あまい、おいしーい!
マジ幸せぇ~

「お? いっちーもやるねえ。
 良い食べっぷりー」

流石自信あるだけあっていい食べっぷりだ
すごいなー、あこがれちゃうなー

橘壱 >  
まず最初に言っておくがこのパフェ、味は非常に良い。
シンプルなクリームのたるみをフルーツの酸味が調和と中和を果たしてくどくはない。
スナックの軽い食感が食べてる感じを与えてくれるので実際優秀だ。
下に隠されたアイスとゼリーは控えめな甘さで後押ししてくれる。
実際美味い。美味いが、とにかく"量が多い"。

「成る程な……こういうパフェか、面白いな……。」

コイツに挑戦したくなる人の気持ちが良くわかる。
漸く半歩か。口元のクリームを手の甲で拭いニヤリと笑みを浮かべた。
この追い詰める感覚が堪らない。おまけにこの後にハンバーガーが控えている。
いいだろう、胃袋との勝負だ。僕と僕の胃袋ならいける。めいびー。

そんな勝手な闘争を繰り広げてる一方でパクパクいけちゃうギャルパワー。
ほお、と思わず感嘆の声まで漏れた。

「そういうアンタもな。完食できる口ぶりだ、そういう動きだ。」

どういう動きなんだ。
ちょっと脂汗を滲ませながらもスプーンを掬うペースは落ちない。
食べ物を粗末にするのはポリシーに反するからだ。

七海 美那菜 >  
あまい!つめたい!おいしーい!
アイスはなんかいい感じにバニラ~てしてるし、
クリームはふんわりまったりあまあま~
フルーツはじゅわってしたり、あま!すっぱ!ってなるけど悪くないし
ポリポリは、なんかポリポリしてていい

やば、まじやばいコレ 天才か?
スプーンが止まらない

「面白い……?
 まー、美味しいけど」

いっちーによると面白いらしい。
いっぱいだなー、とかおいしいなー、とかはわかるけど。
面白いは新しい感じがする。

実はパフェ屋さんだったりしない?

「んー、やっぱ映え(バエ)って大事だけどさ。
 そればっかで食べないとか、ありえなくない?
 食べ物はおいしくいただかないとさ」

作るとわかる、マジやばさ
料理は無駄にしたら駄目っしょ

「ちな、下のほーにソース隠れてるね。
 マゼマゼするとマジ美味しい」

てか、もう半分かー
やるなー男子

橘壱 >  
美味いは美味いが、此れを完食仕切るには相応の力が必要だ。
これは食事ではあるが、間違いなく闘争の一つだ。ただの食事だよ。

「コレに挑戦する人間の気持ちがわからなくもないな。
 ……?"映え(バエ)"?ハエなんて何処にもいないが……。」

きょとんとしながら、周りを一瞥。違う、そうじゃない。
大分甘味が腹に溜まってきているせいで思考が若干おかしいのかもしれない。
何?元々おかしい?それはそう。

実際ちょっとスプーンが重く(※個人差があります)なってきた。
そろそろ満腹が近い。だが、まだ"半分"だ。容量(キャパシティ)には目測入りきれない。
いいや、まだだ。まだ僕は終わっちゃいない。闘争心でカロリーは燃えない。
だが、気合だけは入ってくる。そんな中、ギャルちゃんのワンポイントアドバイス。

「成る程、そういう動きもあるのか……。」

言われるままにカラカラと音を立てて混ぜて一口。
……確かに此れは味変だ。チョコレートタイプのねっとりとした甘みが絡んでくる。
もう一気に行くしか無い。覚悟を決めてペースを落とさずスプーンを動かし続け……。

「くっ……。」

────食べきった!
そして、やりきったように机に突っ伏した。

七海 美那菜 >  
「映えだってばー。
 お、ちょうどいいし一枚いこっか?」

さっと端末をだす。たんたん、たたたんといじれば写真モード
よいしょーっと腕を伸ばして自分とパフェと……を映す

いわゆる自撮りであった

「せーの、はいチーズ!」

せっかくなのでいっちーも写真に混ぜてピースする
わははははー、記念写真だこれ
なんかデフォっぽいむっつり顔でも、にっこにこで撮れても撮れ高ありそう

「おー!」

食べきった
言葉通り、パフェタワーを食べきった。
流石だね、ながれいしだね。

「あれ?」

そういえば、ハンバーガーは……?

橘壱 >  
はいチーズ。
写真に入った時は仏頂面だった。おまけに眼鏡もくいっと上げてる。
しかし、写真写りが相当悪いのか、タイミングの問題なのだろうか。
なんと、レンズが反射して絶妙に悪役っぽい写りになってしまった…!

「ふ……。」

ハンバーガーは?その問いには不敵な笑みを浮かべ……。

「────持ち帰りでお願いします。」

事実上、敗北宣言────!

七海 美那菜 >  
写真写りはー……うん、あんまよくない系?
でも変顔でもないし、ありよりのありで

そして下される敗北宣言

「よし!」

その潔さ、Yesだね!
お持ち帰りもするんなら、食べられなくて捨てられるかわいそうな食材もなし

「いっちー、おつー
 いい食べっぷりだったよ!」

これはマジのガチ
健闘を称えるのだった

橘壱 >  
正直に言おう。腹の中がまぁまぁきつい。
なんだか甘みとかアイスとかでよくわからない。
明らかな容量限界(キャパシティオーバー)で正直余り立ちたくはない。
しかし、人に弱いところを見せるなんてとてもじゃないがごめんだ。
飽くまで顔は笑っている。それも不敵に。そう、男なら笑え。
例え机の下で座ってるのに膝ががっくがくになっていても────。

「ぼ、僕にかかれば当然さ……。」

いかん、声まで震えている。こころなしかちょっと顔色まで悪いぞ!
なんだかんだありつつもハンバーガーはちゃんと持ち帰った。
よもや、ルームメイトが晩飯を作っていたせいで本日二度目の容量限界(キャパシティオーバー)で死んだのは言うまでもないが…また別のお話だ。

七海 美那菜 >  
「んー!」

のびのびのびのびー
いい感じに体がほぐれる

お、いっちーはにっこり笑ってるしこれはいい感じだね

ーーこうして二人は解散し
少女は意気揚々と
少年は息絶え絶えに
家路へとつくのであった

ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から橘壱さんが去りました。
ご案内:「ファミレス「ニルヤカナヤ」」から七海 美那菜さんが去りました。